英王室の宮殿「ホリールードハウス宮殿」世界遺産の街エディンバラにあり!

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英王室の宮殿「ホリールードハウス宮殿」世界遺産の街エディンバラにあり!

英王室の宮殿「ホリールードハウス宮殿」世界遺産の街エディンバラにあり!

更新日:2019/06/16 20:12

Hiroko Ojiのプロフィール写真 Hiroko Oji ヨーロッパ一人旅愛好家

イギリスの北部を占める地方がスコットランド。イギリスの中のもう一つの国とまで言われ、首都であるエディンバラは世界遺産にも登録されています。

このエディンバラの地にイギリス王室の宮殿があるのをご存じでしょうか。その宮殿がホリールードハウス宮殿!現在でもエリザベス女王の公邸として利用されています。元はデビット1世の礼拝堂だったもので、女王メアリーが住んで以来、歴代の女王が正式な住居としてきました。

エディンバラの旧市街を貫く「ロイヤルマイル」

エディンバラの旧市街を貫く「ロイヤルマイル」

写真:Hiroko Oji

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世界遺産に登録されている英スコットランド首都のエディンバラで、歴史的建造物が集まる地域がオールドタウン。中でも街のシンボル的存在がエディンバラ城です。

このエディンバラ城からホリールードハウス宮殿を結ぶのがロイヤルマイルと呼ばれる大通り。1マイル(約1.6キロメートル)の長さがあり、中世には王族が馬車で往来し、現在では車が行き交い観光客で賑わう石畳の1本道です。石造りの威厳ある古い家や歴史的建造物が建ち並び、カフェ・レストランやギフトショップ、パブなどが入っています。

エディンバラの旧市街を貫く「ロイヤルマイル」

写真:Hiroko Oji

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ロイヤルマイルのほぼ中央に位置するのは、聖ジャイルズ大聖堂。王冠の形をした屋根を持つ1120年創建のゴシック様式の教会です。1385年に再建されたのですが、宗教改革時に多くの内部装飾が破壊されてしまったという悲しい歴史を持っています。しかし見るべきところはたくさん残されており、20世紀に増築されたネオゴシック様式のシスル礼拝堂は一見の価値があります。

<聖ジャイルズ大聖堂の基本情報>
住所:Royal Mile, Edinburgh EH1 1RE
電話番号:+44-131-225-9442
入場時間:9:00〜17:00(日曜は13:00〜17:00)
休日:1/1、1/2、12/26

エディンバラの旧市街を貫く「ロイヤルマイル」

写真:Hiroko Oji

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ロイヤルマイルを東端まで歩いてくるとホリールードハウス宮殿に行きつきます。その手前にあるのがクイーンズギャラリー。宮殿附属の王室美術コレクションを展示する別館です。

このヴィクトリア王朝様式の建物はもともとホリールード自由教会として建てられ、最後に教会として礼拝に使われたのは1915年でした。その後は倉庫となっていたのですが、2002年にエリザベス女王即位50周年記念事業の一環として改装が行われ、クイーンズギャラリーとして生まれ変わりました。

<クイーンズギャラリーの基本情報>
住所:Palace of Holyroodhouse,Canongate,The Royal Mile.E dinburgh EH8 8DX
電話番号:+44-303-123-7306
開館時間:9:30〜18:00

現役のホリールードハウス宮殿

現役のホリールードハウス宮殿

写真:Hiroko Oji

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ロイヤルマイルの東端に位置する宮殿が「ホリールードハウス宮殿」。デヴィッド1世によって建てられ、かつて多くの戴冠式や王族の結婚式が挙げられていた修道院隣接の宮殿です。

15世紀からはスコットランド国王夫妻の住居として使用されてきました。16世紀にジェームス5世の婚姻のために改装されてから王宮となったのですが、イングランドとの長い戦いで全壊。1671年に現在の建物が再建され、1680年にはチャールズ2世により大規模に拡張されました。この宮殿は現在でもエリザベス女王が夏の一週間、避暑地として滞在するスコットランドでの公邸として使われています。

現役のホリールードハウス宮殿

写真:Hiroko Oji

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エントランスをくぐった後に目の前に広がる優雅な前庭には堂々とした像が建ち、王冠の形をした時計塔のある宮殿正面には、スコットランド王家の紋章が掲げられています。

現役のホリールードハウス宮殿

写真:Hiroko Oji

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宮殿の建物内に入ると絵画が囲む大階段と素晴らしい漆喰装飾の彫刻が施された天井が出迎えてくれます。奥に続く食堂「Royal Dining Room」には銀食器が並べられていて、王室の食卓風景が偲ばれます。

また各部屋には17〜18世紀ごろの素晴らしいタペストリーが飾られ、宮殿内で一番大きな部屋「Great Gallery」には、89人の歴代スコットランド王の肖像画が並んでおり圧倒されるばかり。現在でも晩餐会などに使用されているようです。残念ながら宮殿内は撮影禁止なので、しっかり目と頭に焼きつけて来てくださいね。

隣接するホリールードアビーは廃墟のままに

隣接するホリールードアビーは廃墟のままに

写真:Hiroko Oji

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宮殿の隣に建つのはホリールードアビー。1128年にスコットランド王デヴィッド1世により建てられた由緒ある修道院で、歴代のスコットランド王が埋葬されていますが、現在は廃墟と化しています。

隣接するホリールードアビーは廃墟のままに

写真:Hiroko Oji

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長い歴史の中で宗教的な揉め事が勃発し、破壊が繰り返されて来た修道院。1758年に復興活動がなされましたが、1768年の大暴風雨で屋根が吹き飛ばされてしまいました。この被害を受けて以来、現在まで廃墟のままになっています。足元には敷石のように見える墓石が並んでいます。

隣接するホリールードアビーは廃墟のままに

写真:Hiroko Oji

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廃墟とはいえ、端の身廊部分は屋根が残されており、美しいアーチ型の天井が続きます。

奥に広がるパレスガーデン

奥に広がるパレスガーデン

写真:Hiroko Oji

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宮殿の奥には緑あふれるパレスガーデンが広がっています。

奥に広がるパレスガーデン

写真:Hiroko Oji

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季節のお花が咲き、豊かな芝生に囲まれた小道を散策するのもおすすめの空間です。

奥に広がるパレスガーデン

写真:Hiroko Oji

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パレスガーデンの奥にさらに続くのはホーリールード・パーク。標高251メートルの丘「アーサーズ・シート」まで続く260ヘクタールもの広大な敷地です。丘の頂上からはエディンバラを一望できます。お時間に余裕があればぜひお散歩なさってください。

メアリーの部屋はひっそりと、バスハウスは宮殿外に!

メアリーの部屋はひっそりと、バスハウスは宮殿外に!

写真:Hiroko Oji

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ホーリールード宮殿は、スコットランド女王のメアリーが1561年から1567年の間住んでいた場所でもあります。メアリーは最も有名な住人の1人で、彼女にまつわるエピソードが数多く残っています。

宮殿内の北西の塔にあるメアリーの部屋には寝室が再現され、彼女の可愛らしい愛用品などが展示されていて、心和ませられる空間があります。が、寝室のすぐそばには、嫉妬に駆られた夫がメアリーの秘書を殺害するという瞬間を目撃した晩餐室も残されており、波乱万丈の悲劇の女王の人生を垣間見ることができます。

さらに宮殿の外には、メアリーのバスハウスと言われる小さな建物も残されています。

メアリーの部屋はひっそりと、バスハウスは宮殿外に!

写真:Hiroko Oji

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宮殿を出て北への通りを進むとすぐに見つかりますので、興味のある方はどうぞ足を延ばしてみてくださいね。

ホリールードハウス宮殿の基本情報

住所:Canongate, Edinburgh EH8 8DX
電話番号:+44-303-123-7306
開館時間:9:30〜18:00(11〜3月は〜16:30)、最終入場は16:30(冬季は15:15)
休館日:12月25・26日、王室利用の日、その他休館日あり
アクセス:鉄道ウェイヴァリー(WAVERLEY)駅から徒歩約20分

2019年6月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

掲載内容は執筆時点のものです。 2010/07/31 訪問

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