写真:六三四
地図を見る山形県酒田市「みなと市場」がオープンしたのは2010年(平成22年)1月のこと。市民の台所を理念に掲げ、海の幸、山の幸を提供する食の観光拠点として整備されました。市場内には庄内、山形の地酒専門店や土産物店、また魚介を使ったラーメン店などが軒を連ねています。今回ご紹介する海鮮丼も活気あふれる市場内の一角で提供されています。
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地図を見る凄すぎる海鮮丼が食べられるのが市場内の小松鮪専門店。まぐろのありとあらゆる部位を取り扱う、品数とリーズナブルな価格は専門店ならでは。平日の昼間、さらに開店時間早々にもかかわらず店内は満席という盛況ぶりで、丼への期待値が高まります。
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地図を見る店内は食事だけでなく、まぐろの小売りもしています。観光客だけでなく地元の方も多く訪れ、まぐろが並べられた冷凍ショーケース越しに交わされる庄内弁。市民の台所らしい日常のワンシーンを垣間見る事が出来ます。
写真:六三四
地図を見るメニューは、まぐろ専門店ならではの、焼いたまぐろの卵と赤身が乗った限定品の親子丼(500円)から始まり、赤身丼(550円)に中トロ丼(850円)。まぐろ4種のみんな丼(1,150円)などなど、まぐろ好きにはたまらないまぐろ丼メニュー。
そして、海鮮丼もつぶ貝、甘エビとまぐろ赤身の三種赤身丼(850円)や、まぐろ4種類+つぶ貝・甘エビの海鮮みんな丼(1,450円)と、どれもこれも食べたい衝動にかられる品々。ボリューム満点ですがご飯の量も選べるので女性客も多いです。
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地図を見る小松鮪専門店の名物が「山ほこ丼」。ドライアイススモークが流れ出る丼が運ばれてくると店内全ての視線が釘付けに。甘エビ、サーモン、〆サバ、つぶ貝、そして頂上にはまぐろのたたき。さらにご飯の量も2人前と超大盛り。そそり立つその姿は海鮮丼のラスボス(RPGゲームの最後の敵)。見た目インパクトの破壊力ハンパないです。SNS映えも間違いなし!
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地図を見る山ほこ丼の名前の由来は、酒田まつりのシンボルでもある山車「立て山鉾(やまぼこ)」。確かに高さ20メートルを超える立て山鉾を彷彿させる海鮮丼はその名に恥じないスケール。一番上に盛りつけられたまぐろのたたきは、出羽富士とも呼ばれる山形県と秋田県の県境にそびえる鳥海山(標高2,236m)をイメージ。そして白髪ねぎは山の頂きにかかる雲海を表したそう。こだわりもハンパない海鮮丼です。
写真:六三四
地図を見る丼を回して裏側を見ると、特上黒毛和牛肉のような色と艶の中トロがお目見え。優しい甘さが印象的で、肉厚なのに噛めばあっという間に溶けて、脂の旨みが口いっぱいに広がりジューシー。ほのかな甘みと脂と食感全てにおいて完璧なまぐろは、高級ブランド牛肉を遥かに凌ぐ美味しさです。
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地図を見る山ほこ丼のインパクトと鮮度抜群の魚介スペックに押されがちですが米も違います。食味試験ランキング(日本穀物検定協会)で、22年連続特A(平成30年はA)を獲得した庄内産の「はえぬき」という品種が使われています。米どころ庄内らしいこだわりも忘れていません。一口食べるごとに幸せな気持ちさせてくれる小松まぐろ専門店の「山ほこ丼」。酒田を訪れる際は是非立ち寄って食べてもらいたい逸品です。
小松鮪専門店は食券による前払い制です。公式サイトなどを確認して何を食べるか決めて行かれるといいです。限定品などは売り切れになる場合があるので最低2種類は選んでおきましょう。券売機前で選ぶと目移りして他のお客さんの迷惑になりますので。
住所:山形県酒田市船場町2丁目5-56
電話番号:0234-26-0190
アクセス:JR酒田駅から酒田みなと市場まで車で8分
2019年5月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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六三四
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