豊かな自然を楽しめる離島!鹿児島県「甑島」でワンデイトリップ

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豊かな自然を楽しめる離島!鹿児島県「甑島」でワンデイトリップ

豊かな自然を楽しめる離島!鹿児島県「甑島」でワンデイトリップ

更新日:2019/07/08 09:53

Yuma A.のプロフィール写真 Yuma A. 観光学修士、インバウンド観光推進施設代表

甑(こしき)島は鹿児島県の薩摩半島から西へ約30kmに位置する絶景の島。島全体が国定公園に指定されており、豊かな自然を楽しめる離島です。人口は島全体で5000人程度とこじんまりとしていますが、それゆえに見どころを効率よく巡れるという長所があります。本土から高速船で最短50分という立地も手伝い、ワンデイトリップで楽しめる非日常の空間を今回はご紹介いたします。

意外とアクセスが良く、快適な船の旅

意外とアクセスが良く、快適な船の旅

写真:Yuma A.

甑島へ向かう船は、川内(せんだい)港から発着している高速船と串木野新港から発着しているフェリーがあります。朝から甑島方面に運行しているのは高速船のほうです。

そこで今回は鹿児島中央駅から新幹線でわずか10分弱(鈍行なら40〜50分)で到着する川内(せんだい)駅に向かい高速船に乗りましょう。

川内駅からも串木野駅からも港まで船の時間にあわせてバスがでていますので、流れるようにそれに乗れば、あっというまに港です。なお、高速船は事前予約制ですのでご注意ください。

時間は下部関連MEMOから確認可能です。

意外とアクセスが良く、快適な船の旅

写真:Yuma A.

高速船は甑島の玄関口である「里港」までわずか50分で到着します(フェリーの場合は75分)。船内はとてもきれいで、足を延ばせる座敷スペースや屋外のオープンデッキもあり、とても快適な船旅です。

ただし飲料の販売は行っていないので乗船前に川内港のターミナルで購入しておきましょう。

まずは上甑島から

まずは上甑島から

写真:Yuma A.

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甑島は上甑島、中甑島、下甑島の3島からなり、里港は上甑島に位置しています。島の玄関口であり、里港ターミナルの中には上甑島観光案内所が入っています。

上甑島と中甑島は橋で繋がっていますが、下甑島とはまだ繋がっておらず、再び高速船やフェリーに乗って下甑島に向かう必要があります。

そこで上甑島及び中甑島を効率よく巡るためにこの観光案内所でレンタカーを借りましょう。イチオシは電動自動車の「コムス」です。料金は2時間1000円とリーズナブルです(ただし、下甑島に向かうフェリーの出発は約3時間後なので、めいっぱい楽しむと2000円はかかりますが)。普通免許で運転でき小回りも効きますし、EV充電スタンドも島内にあります。

ただし台数が限られていますので、あらかじめ観光案内所に電話して予約をしておきましょう。

まずは上甑島から

写真:Yuma A.

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まず上甑島の絶景ポイントとして外せないのは「長目の浜展望台」です。海に面した砂浜が池を造りだしている不思議な光景。フォトジェニックなスポットですので、抑えておきたいですね。

砂浜へも降りていけますが、今回は下甑島に向かうフェリーが控えていますから、コムスで長目の浜の反対側に移動しましょう。

<長目の浜展望台の基本情報>
住所:鹿児島県薩摩川内市里町
電話番号:09969-6-3930(上甑島観光案内所)
アクセス:里港から車で8分または甑ふれあいバスで中甑港から16分

まずは上甑島から

写真:Yuma A.

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そして長目の浜を反対から眺めることのできるのが「田之尻展望所」です。こちらの展望所にはトイレもあります。

コムスにナビはついていませんが、基本的に島内の道はわかりやすく、標識にも観光スポットの案内がありますので、スムーズに移動できます。

<田之尻展望所の基本情報>
住所:鹿児島県薩摩川内市上甑町瀬上
電話番号:09969-6-3930(上甑島観光案内所)
アクセス:里港から車で15分

中甑島へ向かう途中も要チェック!

中甑島へ向かう途中も要チェック!

写真:Yuma A.

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中甑島の展望スポットである「木の口展望所」に向かう場合は上甑島のもうひとつの港である中甑港にある「こしきテラス」に寄っていきましょう。

ここが、冒頭で述べたEV充電スポットであり、上り坂の多い木の口展望台方面に向かう際にガス欠ならぬ電気切れにならないようここでコムスの充電を満タンにしましょう。

ちなみに「こしきテラス」にはカフェが併設され食事もできます。下甑島に上陸せずに外から断崖を楽しみたい方向けの「観光船かのこ」の乗船(事前予約制です)もここで受付しています。

<こしきテラスの基本情報>
住所:鹿児島県薩摩川内上甑町中甑383-3
電話番号:09969-2-0525
アクセス:里港から車で13分または甑ふれあいバスで16分

中甑島へ向かう途中も要チェック!

写真:Yuma A.

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中甑島に向かう途中には甑島の名前の由来となった甑(せいろのこと)のカタチをした大岩を祀った「甑大明神」が甑大明神橋のたもとにあります。さすが絶景の島。ダイナミックすぎませんか、この神社。

<甑大明神橋の基本情報>
住所:鹿児島県薩摩川内市上甑町中甑
電話番号:09969-6-3930(上甑島観光案内所)
アクセス:里港から車で16分または甑ふれあいバスで中甑港から3分

中甑島へ向かう途中も要チェック!

写真:Yuma A.

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中甑島に至る橋は二本あり、もうひとつがこの「鹿の子大橋」。アーチ型のおしゃれな橋で、夏場(7〜8月)には周辺にカノコユリが咲くことからこの名前がついています。

<鹿の子大橋の基本情報>
住所:鹿児島県薩摩川内市上甑町平良
電話番号:09969-6-3930(上甑島観光案内所)
アクセス:里港から車で19分または甑ふれあいバスで中甑港から6分

橋はただいま建造中!

橋はただいま建造中!

写真:Yuma A.

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中甑島の絶景ポイント「木の口展望台」からは、建設中の「蘭牟田(いむた)瀬戸架橋」を眺めることができます。この全長1.5kmにも及ぶ大橋が完成すると下甑島も道路で繋がるわけです。完成は2020年を予定していますので、建設中の姿を見れるのは2019年いっぱいというわけですね。ただ、すでに2年遅れとのことであくまで予定ですが・・・

<木の口展望台の基本情報>
住所:鹿児島県薩摩川内市
電話番号:09969-6-3930(上甑島観光案内所)
アクセス:里港から車で35分

橋はただいま建造中!

写真:Yuma A.

木の口展望台まで行き、里港まで戻ってくるとコムスの充電時間も含め2.5〜3時間で、フェリーで下甑島に向かうのにちょうど良い時間となります。

フェリーは高速船と異なり、車両を載せないかぎりは事前予約は不要です。里港から下甑島の長浜港まで1.5時間程度かかりますが、船内には大きな座敷スペースもあるので、寝転がって過ごすこともできます。

橋はただいま建造中!

写真:Yuma A.

またフェリーもオープンデッキに上ることができ、島の景色や建設中の橋を眺めることができます。

なお、フェリーは高速船と異なり、下甑島の北部にある鹿島港に寄ってから中心部の長浜港に行きます。旅行者が利用するのは長浜港ですので、誤って鹿島港で下船しないようにしましょう。

下甑島ではナポレオン岩を見よう

下甑島ではナポレオン岩を見よう

写真:Yuma A.

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下甑島の中心部にある長浜港には下甑島観光案内所が入っていますが、残念ながら現在(2019年6月時点)、コムスは扱っておらず、レンタカー(約5000円/台)とレンタサイクルのみ貸し出しを行っています。

しかしご安心を!フェリーの到着時間に合わせ、下甑島内の各方面に向かうバスが長浜港にスタンバイしており、スムーズに乗車できます。

今回はワンデイトリップにつき下甑島を最終便の高速船で出航するため、下甑島での滞在時間は約2時間。

この時間を過ごすのにぴったりなのが瀬々野浦方面のバスで向かう「前の平(まえのひら)展望所」です。この展望所では瀬々野浦の青い海に映える奇岩風景と地球が丸く見える水平線がお出迎えです。

下甑島ではナポレオン岩を見よう

写真:Yuma A.

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そして逆方向に目を向けるとナポレオンの横顔!?と言われている下甑島のシンボルロック「ナポレオン岩(写真右奥)」を眺めることができます。

気持ちの良い展望台でトイレもあります。下車後15分ほどで今度は長浜港に戻るバスがやってきますので、それに乗れば、再びスムーズに本土の川内港に戻る帰りの高速船に接続できます。帰りは里港経由で1.5時間で川内港に到着し、接続バスで川内駅に戻ります。

<前の平展望所の基本情報>
住所:鹿児島県薩摩川内市下甑町瀬々野浦
電話番号:09969-5-1800(下甑島観光案内所)
アクセス:長浜港から車で20分または甑かのこゆりバスで40分

甑島のその他の名所について

ワンデイトリップでも中甑島の木の口展望台まで行かない場合なら、里港から近い「武家屋敷」や里港そのものを見下ろすトンボロビュースポットに行くのが良いでしょう。「トンボロ」とは陸繋砂州のことで、その両岸を海で囲まれ堆積された砂礫のうえに里港を中心とする町が存在するという、めずらしい景観を楽しめます。

またこしきテラスから出航している観光船の西海岸コースに乗船すれば、ナポレオン岩だけでなく「鹿島断崖」や「壁立」といった下甑島の名所を海側から眺めることができます。船は観光バスも運行している、こしきツアーズで扱っています。詳細は下部MEMOを参考にしてください。

もちろん島内に宿泊(里港と長浜港付近に宿泊施設が多いです)もできますので、日程に余裕のある方は検討してみるのも良いでしょう。

それでは気をつけていってらっしゃいませ〜

2019年7月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

掲載内容は執筆時点のものです。 2019/06/03 訪問

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