関東随一の聖地巡礼「東国三社参り」に出かけよう

関東随一の聖地巡礼「東国三社参り」に出かけよう

更新日:2019/06/23 12:05

麦吉 ぼにのプロフィール写真 麦吉 ぼに ライター、イラストレーター
鹿島神宮(茨城県鹿嶋市)、息栖神社(茨城県神栖市)、香取神宮(千葉県香取市)の三社を詣でる「東国三社参り」。江戸時代から篤い信仰を集める人気の参詣です。
明治以前に「神宮」の称号で奉祀される神社は、「伊勢神宮」「鹿島神宮」「香取神宮」だけ!
御神威の高い東関東のパワースポットを巡る「東国三社参り」へ出かけませんか?
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神武天皇元年創建、神話時代からの由緒を持つ鹿島神宮

神武天皇元年創建、神話時代からの由緒を持つ鹿島神宮

写真:麦吉 ぼに

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鹿島神宮、香取神宮、息栖神社が「東国三社」と称されるのは、神代の昔、天照大神(あまてらすおおみかみ)の命を受けた神々が出雲へ赴き、大国主命(おおくにぬしのみこと)に国を譲るよう交渉して成就したという「国譲りの神話」に由来します。

天照大神の命で出雲へ向かったのが、鹿島神宮の御祭神である武甕槌大神(たけみかづちのおおかみ)と香取神宮御祭神の経津主大神(ふつぬしのおおかみ)。二柱の神を出雲へ案内した神が、息栖神社御祭神の天鳥舟命(あめのとりふねのみこと)です。

つまり「東国三社参り」は、日本平定を成就させた国譲り神話の神々に参る聖地巡礼の旅。三社を地図上で結ぶと、直角二等辺三角形になることからも「関東髄一のパワースポット」と言われています。

東国三社の中で最も北に位置するのが「常陸国一之宮 鹿島神宮」。全国に約600社ある鹿島神社の総本社です。境内は東京ドーム15個分の広さがあり、広大な森の中には重要文化財である社殿を始め、鹿園や禊の御手洗池(みたらしいけ)など見所が数多くあるので、たっぷり時間を取って参拝するのがおすすめ。

神武天皇元年創建、神話時代からの由緒を持つ鹿島神宮

写真:麦吉 ぼに

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境内にある「御手洗池(みたらしいけ)」。一日40万リットルの水が湧くため池は透き通り、神秘的な色をたたえています。昔は参拝の前にここで禊をしたのだとか。現在も御手洗池では年始に大寒禊が行われます。

神武天皇元年創建、神話時代からの由緒を持つ鹿島神宮

写真:麦吉 ぼに

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古くよりこの地には地震が多く、恐れる人々を見た鹿島神宮と香取神宮の大神は、地中深く石棒を打ち込んで、地中で暴れる大鯰の頭と尾を刺し通し押さえつけたのだとか。
鹿島神宮の要石は、大鯰の頭を押さえていると言われています。

<鹿島神宮の基本情報>
住所:茨城県鹿嶋市宮中2306-1
電話番号:0299-82-1209
アクセス:
・高速バス 東京駅八重洲南口発「鹿島神宮」停留所下車(東京より約2時間)
・JR鹿島線「鹿島神宮」駅下車徒歩10分
・車(高速利用)東関東自動車道「潮来」IC下車約12分

全国に約400社ある香取神社の総本社、香取神宮

全国に約400社ある香取神社の総本社、香取神宮

写真:麦吉 ぼに

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東国三社の中で、最も南に位置するのが「下総国一之宮 香取神宮」。
御祭神の経津主大神(ふつぬしのおおかみ)は、鹿島神宮の武甕槌大神(たけみかづちのおおかみ)と共に出雲へ赴き国譲りを成就させたとして、国家鎮護の神、平和外交の始神と称されています。

全国に約400社ある香取神社の総本社、香取神宮

写真:麦吉 ぼに

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徳川幕府の手によって造営された本殿や楼門は、国の重要文化財に指定されています。中でも本殿は、黒漆を基調とした檜皮葺(ひわだぶき)の屋根と極彩色に彩られた垂木や破風とのコントラストが鮮やか。この美しい社殿は必見です。

全国に約400社ある香取神社の総本社、香取神宮

写真:麦吉 ぼに

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地中深く大鯰を押さえつけていると言われる「要石」。鹿島神宮の要石が凹をしているのに対し、こちらは凸型をしています。要石は旧参道から少し入った木立の中にあります。

<香取神宮の基本情報>
住所:千葉県香取市香取1697-1
電話番号:0478-57-3211
アクセス:
・高速バス
東京駅から関鉄グリーンバス「鉾田駅行き」で「香取神宮前」下車徒歩5分
浜松町駅、東京駅から京成・千葉交通バス「銚子行き小見川ルート」で「佐原香取(佐原IC)」下車 徒歩15分。
・JR成田線「佐原」駅下車 タクシー約10分
・車 東関東自動車道「佐原・香取」IC下車約1.5km

息栖神社で「忍潮井(おしおい)」の水パワーに触れる

息栖神社で「忍潮井(おしおい)」の水パワーに触れる

写真:麦吉 ぼに

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東国三社を結ぶ直角二等辺三角形の直角部分に位置するのが「息栖神社(いきすじんじゃ)」。岐神(くなどのかみ)を主神とし、鹿島神宮の大神と香取神宮の大神が出雲へ向かう時に先導役をした天鳥船神(あめのとりふねのかみ)と住吉三神を相殿に祀っています。

息栖神社で「忍潮井(おしおい)」の水パワーに触れる

写真:麦吉 ぼに

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息栖神社へ参ったら、ぜひ見ておきたいのが利根川沿いに建つ一の鳥居。鳥居の両側に「忍潮井(おしおい)」と呼ばれる四角い井戸が設けられています。「男甕(おがめ)」「女甕(めがめ)」と呼ばれる2つの井戸からは、清水が湧き出ています。

息栖神社で「忍潮井(おしおい)」の水パワーに触れる

写真:麦吉 ぼに

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写真は、大きい方の男甕。中を覗くと底に甕の口が見え、清水である証拠に鯉が泳いでいます。「忍潮井(おしおい)」という名は、海がすぐ近くにありながら、潮に負けず清水が湧き出ることから来ているとか。「忍潮井」は、伊勢(三重)の「明星井」、山城(京都)の「直井」と並び日本三霊水に数えられています。
「忍潮井」の水に触れることはできませんが、境内の手水舎奥にも同じ清水が湧いているので、お水取りができます。

<息栖神社の基本情報>
住所:茨城県神栖市息栖2882
電話番号:0299-92-2300(社務所受付 8:30〜16:00)
アクセス:
・車(高速)東関東自動車道「潮来」ICより15分、佐原・香取ICより20分
・電車
JR総武線(成田廻り) 小見川駅下車、タクシーで10分
JR鹿島線 鹿島神宮駅または潮来駅下車、タクシーで20分

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東国三社を巡ると、トライアングルパワーのお守りが完成

東国三社を巡ると、トライアングルパワーのお守りが完成

写真:麦吉 ぼに

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写真は「東国三社参り」をした人だけが手に入れられるお守り。最初の神社で三角柱のお守りをいただき、2番目、3番目の神社では、各社の神紋シールをいただいて貼り、三社参って完成させます。

どの順番で「東国三社」を回ればいいか悩む方もいるかもしれませんが、「三社を回る順番に決まりはない」ということです。

ご朱印を集めている方は、三社回った最後の社務所で三社参りをやり遂げたことを申告してみましょう。記念品を頂けます。記念の品は、鹿島神宮は木札のお守、息栖神社は肌守、香取神社では記念のポストカードがいただけますが、万一品切れの場合は不平を言わないよう参拝マナーは守りたいものです。

東国三社を巡ると、トライアングルパワーのお守りが完成

写真:麦吉 ぼに

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車で「東国三社参り」をするなら、大船渡にある鹿島神宮の一の鳥居も必見。大船渡の海上に建つ大鳥居は、川底からの高さが18.5m。厳島神社の鳥居(16.6m)よりも高いという壮大なスケ―ルです。

鹿島神宮では12年に1度「御船祭」が行われます。「御船祭」は、鹿島神宮を出た御神輿が大船渡から御座船に乗って香取神宮まで渡御するお祭り。周囲の浦々から集まる、華やかに飾られた船団が水上を進みます。御神輿をお迎えする香取神宮では、「式年神幸祭」と称される奉祝行事が賑やかに行われます。前回の「御船祭」「式年神幸祭」が平成26年(2014)なので、次は令和8年(2026)です。

東京から日帰りでも行ける「東国三社参り」

かつて「お伊勢参り」をした関東以北の人は、「東国三社」を巡拝するのが習いでした。江戸時代には利根川の水運が発達し「東国三社詣」は大人気だったとか。今は高速を使って東京から約2時間です。
高い神威の神々と、関東近郊から近く日帰りでも旅行を楽しめるアクセス。あなたもパワーをいただきに「東国三社参り」へ出かけませんか?

2019年6月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

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掲載内容は執筆時点のものです。 2019/05/02−2019/05/04 訪問

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