写真:四宮 うらら
地図を見る「星野リゾート BEB5 軽井沢」で、エントランスを入りゲストをまず迎えてくれるのが、ウッドデッキの中庭を取り囲むように、ライブラリーやソファ、カフェカウンター、ラウンジなどが配置されたオープンな空間です。このパブリックスペースは「TAMARIBA(タマリバ)」と名付けられていて宿泊者は24時間、いつでも利用できるようになっています。
テーブルの上にはボードゲームやカードゲームが置かれ、卓球台やポップコーンメーカーなども点在し、この空間に入った瞬間から、ワクワクした気分になれます。
TAMARIBAの象徴的スペースのデッキ空間は、夕暮れともなれば、月や星、焚き火の炎を眺めながらまったりと過ごせます。カフェで販売しているクラフトビールやワイン、スイーツをおともに、仲間とワイワイと過ごすもよし、ひとりの時間を楽しむもよし。
近くのコンビニや「軽井沢星野エリア」のハルニレテラスで、デリやお弁当やドリンクを買ってきて、ここで食べる、なんてことも可能です。
写真:四宮 うらら
地図を見るこの写真は、ある冬の深夜。TAMARIBAはすでにひっそりと静まりかえっていますが、木々に降り積もった雪がライトによりキラキラと光り、とても幻想的。このように中庭デッキは、軽井沢の四季の魅力を映し出し、刻々と変わる美しい景色を見せてくれます。
写真:四宮 うらら
地図を見る客室はYAGURA Room、Twin Roomの2タイプ。
ロフトベッドを備えた客室「YAGURA Room」(定員3名)は、入り口で靴を脱ぎ、畳の床をペタペタ歩いて部屋の奥へ。1階部分にはエキストラベッドにもなる大きなソファがドーンとあり、足を伸ばしてゴロゴロしたり、同行者とおしゃべりするのにぴったりです。
天井の低さが、親密感が増す囲まれたスペースを生み出し、まるで子供のころに遊んだ秘密基地のよう。ソファの頭上はロフトで、ツインベッドルームになっています。
写真:四宮 うらら
地図を見るYAGURA RoomもTwin Roomも、ミニマムなスペースながらトイレとバスルームは別々。同行者に気兼ねなく使えるのがうれしいポイント。
またバスルームのタイルは、部屋のアクセントカラーと統一されたポップな市松模様です。
写真:四宮 うらら
地図を見る写真は客室の壁がワインレッド、バスルームのタイルは赤がアクセントカラーになっている客室。同じ間取りの客室でも、赤・グリーン・紺など色によって気分が変わります。
写真:四宮 うらら
地図を見るパブリックスペース「TAMARIBA」の中央にあるカフェカウンターでは、朝食はもちろん、遅めのブランチ、午後のスイーツやお茶、夜のおつまみなども販売しています。
ここで買った食べ物は、TAMARIBAスペースのどこででも好きな場所で味わうことができます。
写真:四宮 うらら
地図を見る軽井沢にはおいしい朝食の店がたくさんありますが、「BEB5 軽井沢」の朝食もそれらに負けず劣らず素敵です。
「羽根つきフレンチトースト」「フルーツフレンチトースト」「アメリカンブレックファスト」(各1200円・税別)の3つのメニューがあり、それぞれにコーヒーや紅茶、オレンジジュースなどのドリンクとスープが付いています。
ちなみに写真はイチゴなどの果実がカラフルな「フルーツフレンチトースト」。提供時間は7:00AM〜9:30AM。
写真:四宮 うらら
地図を見る朝食タイムに間に合わなかったという場合も、カフェには何かしらの用意があります。食べ応え十分なキッシュやデニッシュやクロワッサンなど。朝寝坊さん、時間を気にせずマイペースで過ごしたい人には、うれしい限りです。
写真:四宮 うらら
地図を見るチェックインはフロントにある機械(写真右)に予約時に送られてきたQRコードをかざせば、カードキーが出てくるシステム。スタッフが近くにいるので、使い方がわからない場合は手助けしてくれるので心配いりません。
チェックアウトも同じ機械に、カードキーを差し込めば終了。とても簡単で、煩わしさがありません。
そしてこのフロント、なんとDJブースを兼ねています。スタッフが時間帯にあったレコードを選び、ターンテーブルにかけていますが、ジャケットを見て、気に入ったものがあればせひ、リクエストしてみてください。
写真:四宮 うらら
地図を見る通常のホテルなら浴衣やパジャマは部屋に備えてあるものですが、ここではレンタル方式。無駄を省き、必要な人にだけレンタルするのはとても合理的。しかもレンタル費用はわずか200円です。
歯ブラシなどは部屋に備え付けになっていますが、シェーバーや子供用歯磨き、ヘアブラシなどはパブリックスペースに置かれているので、必要に応じてピックアップします。
客室のある2階にはランドリースペースや、電子レンジ、お湯や氷のサーバーも用意されているので何かと便利です。
写真:四宮 うらら
地図を見るフロント近くにはポップコーンのマシーンがあり、宿泊者はウエルカムポップコーンとして、自分で好きなだけ詰められるというサービスがあります。通常の宿や観光ホテルなら地元のお菓子などが出てくるところでしょうが、こんなカジュアルなサービスも楽しいですね。
また、BEB5 軽井沢のカフェのワインは、1g単位の量り売り。好きな分だけ自分でグラスやワイン用のカラフェに注いで購入することができます。
量り売りなので、まずは味見用にと一口だけ試してみても。
赤・白各4円/1g。グラス1杯で500円前後です。
写真:四宮 うらら
地図を見るところで、一番気になるのが宿泊費。星野リゾートだし、ましてや高級別荘地の軽井沢。さぞ、宿泊費も高いのでは、と思いがちですが、ここは20〜30代の若い年代層をターゲットに造られたホテルなので、比較的リーズナブル。2名1室利用時の1名あたりの宿泊代が9,000円〜(税込・食費別)です。
また「35歳以下エコひいきプラン」というのがあり、宿泊者全員が35歳以下であれば、1室16,000円で利用することができ、3名利用なら1名あたり約5,300円で宿泊できます。
曜日や季節によって料金が変動することがないのも、画期的といえるでしょう。ただ、週末は特に人気なので早めの予約が必須です。
もちろんファミリーや、中高年でも楽しく、快適に過ごせます。いろんな高級ホテルに宿泊してきた、という人にとっても新しい価値観に出会うことができ、フレッシュな気分で楽しめるホテルです。
軽井沢は高級別荘地にふさわしく、話題のカフェやレストランがいっぱいあります。外食でおいしいものをいろいろ楽しんで、ホテルは素泊まりで、できるだけリーズナブルに、だけど快適に過ごしたい、という人にも向いている滞在先です。
写真はすぐ近くにあるハルニレテラス。有名な「丸山珈琲」や、パン屋さんの「沢村」があり、散策や外食にうってつけです。
旅行先だからといって夕食や朝食の時間にしばられて、いつもと違う時間に起きたり、食べたりしなくてもよく、自分スタイルで過ごせるのが何より快適です。
軽井沢星野エリア内を循環するシャトルバスに乗って、すぐに行けるのが温泉施設の「星野温泉 トンボの湯」。
「星野温泉 トンボの湯」は、源泉かけ流しの立ち寄り湯で、肩までつかれる深い内湯と、開放感たっぷりの露天風呂を備えています。
BEB5宿泊者は、入湯料金通常1,300円のところ、500円で利用できるという特典があります。
湯上りに、のんびり、TAMARIBAのウッドデッキで、ビールやワインを一杯、なんて極楽以外のなにものでもありません。
「星野リゾート BEB5 軽井沢」は比較的リーズナブルで、新しい旅のスタイルを示唆してくれるホテルです。
そしてパブリックスペースの居心地が抜群。旅先だからって特別に頑張ることなく、ここでまったり過ごしているだけでもリフレッシュできます。
自分スタイルの旅を見つけることができる素敵な場所です。
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(2025/2/13更新)
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