写真：かのえ かな
地図を見る南宮崎駅から日南線に乗り、約25分で到着する青島駅。無人駅ですが、青島駅という名にピッタリの青い屋根が特徴の駅舎があります。周辺にはヤシの木が植えられ、南国リゾートのような雰囲気です。
写真：かのえ かな
地図を見る青島駅で降りたら、15分ほど歩いて青島に行ってみましょう。島へつながる弥生橋からは、開放的な海の絶景やKIRISHIMA木の花ドームを見ることができます。
そして島に着いたら目の前に広がるのが、こちら“鬼の洗濯板”です。固い砂岩層が積み重なることで生まれた自然の神秘。
鬼の洗濯板は日南線の車窓からも見られますが、間近で見ると迫力が違います。潮が引く時間帯なら、磯遊びもできますよ。
写真：かのえ かな
地図を見る島の奥へと進むと、縁結びのパワースポットとして人気の青島神社があります。青島の中心に位置する元宮は、特に強力なパワースポットと言われてるので、良縁を探している人は要チェック！
おみくじやお守りも充実しているので、楽しい参拝ができますよ。
＜青島駅の基本情報＞
住所：宮崎県宮崎市青島西2丁目
アクセス：南宮崎駅から約25分
写真：かのえ かな
地図を見る九州の小京都と呼ばれる飫肥（おび）の玄関口となっているのが、飫肥駅です。駅舎は飫肥のシンボルである飫肥城をモチーフとした木造駅舎。白壁と黒い瓦屋根のコントラストが、飫肥城の勇ましい雰囲気を表しています。
写真：かのえ かな
地図を見る飫肥駅から15分ほど歩くと、飫肥城下町に入ることができます。そこでぜひ食べてもらいたいのが、卵焼き（厚焼き玉子）です。
飫肥の卵焼きは表面がツルンとしていて、ほのかな甘みがあり、スイーツのような味わい。かつては殿様に献上されていた贅沢品です。町中には複数の卵焼き屋がありますよ。
写真：かのえ かな
地図を見る飫肥城跡も飫肥観光では外せません。飫肥城内には何本もの飫肥杉が生えており、その中には“しあわせ杉”というパワースポットがあります。
また、歴史資料館や松尾の丸といった歴史を体感できる施設も充実。城の周りには鯉の遊泳地やレトロな建築物などもあるので、あわせて訪ねてみましょう。
＜飫肥駅の基本情報＞
住所：宮崎県日南市星倉1丁目1-6674
アクセス：南宮崎駅から約70分
写真：かのえ かな
地図を見る油津駅は、プロ野球・広島東洋カープのキャンプ地がある町の鉄道駅。そのため、駅舎はカープ一色！“カープ油津駅”という愛称で親しまれており、駅内にはカープグッズが展示されています。
赤い壁はカープファンによって塗られ、塗納めは緒方監督によって行われました。緒方監督が塗った場所は、パネルで特別に保護されています。
写真：かのえ かな
地図を見る駅の左手に天福球場への案内板があるので、案内に従って歩いてみましょう。踏切近くへ差し掛かると赤い道が…。こちら、球団の寄付によってつくられた“カープ一本道”です。
カープ一本道を右手に進むと天福球場へ、左手に進むと油津カープ商店街へ着きます。
天福球場そばでは紅白の珍しい横断歩道が見られますよ。油津カープ商店街は油津カープ館やカフェなど、観光スポットが充実しています。
写真：かのえ かな
地図を見る油津カープ商店街を通り抜けて堀川運河方面へ歩くと、町の雰囲気がガラリと変化…。レトロ建築物が充実しているエリアへ突入です。
写真は、宮崎県建築百景に選定されている“杉村金物本店”。近くには国登録有形文化財に登録されている“油津レンガ館”もあり、特産品が販売されています。
＜油津駅の基本情報＞
住所：宮崎県日南市岩崎
アクセス：南宮崎駅から約77分
写真：かのえ かな
地図を見る観光列車・海幸山幸の終着駅（下り方面）である南郷駅。駅舎はシンプルな造りですが、待合室にはカツオ船の模型が展示されています。
南郷駅は、日南海岸の絶景を堪能したい人には特におすすめの駅です。バスやタクシーを利用して、海の方へ行ってみましょう。
写真：かのえ かな
地図を見る日南海岸を一望するには、道の駅なんごう方面へ。ここは遊歩道や展望台が整備されており、南の楽園という言葉がぴったりの絶景が楽しめます。
ちなみに道の駅なんごうは、トリップアドバイザーの“旅好きが選ぶ！道の駅ランキング2017”で第1位に輝いた日本一の道の駅。ぜひ、レストランで宮崎マンゴーを使ったスイーツを食べたりお土産をゲットしたりしましょう。
写真：かのえ かな
地図を見る日南海岸の絶景をもっと近くで体感したいという人は、海中観光船の“マリンビューワーなんごう”へ…。日南海岸屈指の景勝地を通る、45分間のクルージングの始まりです。
船上から絶景を楽しむほか、海中に潜水した船からサンゴや熱帯魚を見たり、餌やりするトンビと並走したりする一幕もありますよ。
＜油津駅の基本情報＞
住所：宮崎県日南市南郷町東町
アクセス：南宮崎駅から約100分、油津始発の場合は約16分
写真：かのえ かな
地図を見るローカル線に乗るからには、ディープで秘境感あふれる鉄道駅でも下車してみたいですよね。そこでおすすめなのが、福島高松駅です。
日南線の宮崎区間最後の鉄道駅である福島高松駅は、1日平均乗車人員が1.2人（2010年度）。定期券客は1人という、日南線で最も利用客が少ない駅のひとつです。
小さな駅舎には文字が薄くなった駅名標がかけられ、どこか哀愁が漂います。
写真：かのえ かな
地図を見る駅待合室の中には駅ノートがあり、無人駅ながら鉄道駅で訪ねた人のつながりを感じることができます。ぜひ、記念に一言書き残して帰りましょう。
写真：かのえ かな
地図を見る福島高松駅は線路沿いに牛小屋があり、“モ～モ～”と牛達がお出迎えのあいさつをしてくれます。牛たちのエサとなる牧草ロールがたくさん積まれているのも、この駅ならではの情景。
日南線で最も秘境感を感じられる福島高松駅は、独特の雰囲気を楽しめる駅でもあります。
＜福島高松駅の基本情報＞
住所：宮崎県串間市高松
アクセス：南宮崎駅から約140分、油津始発の場合は約54分
宮崎県の人気観光地へのアクセスが便利なほか、ディープな無人駅も楽しめるJR日南線。車窓からの眺めもバツグンなので、ぜひ沿線観光に出かけましょう。
JR日南線沿線の旅は、青春18きっぷやぐるっと九州きっぷといったお得な乗り放題きっぷを使うのがおすすめです。ローカル線ならではの鉄道旅を満喫しましょう。
2019年6月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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(2024/4/19更新)
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