隠れ家的名店!「嵐山のむら」で出会うホンモノの京甘味

隠れ家的名店!「嵐山のむら」で出会うホンモノの京甘味

更新日:2019/06/30 15:33

bowのプロフィール写真 bow トラベルライター
連日多くの観光客で賑わう京都嵐山にある「嵐山のむら」はこじんまりとした甘味処。手作りにこだわった京甘味は、どれを食べても思わず顔がほころぶ美味しさ。そして甘味処でありながら「嵯峨のねぎ焼き」は名物であり人気メニュー!甘党も、そうでない方も、ちょっと寄って行かはりまへんか?

激戦区・嵐山に名店あり

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写真:bow

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嵐山のシンボル渡月橋。ここを行きかう観光客は一年を通して絶えることはありません。渡月橋から北へ歩けば天龍寺、そして嵯峨野の竹林、野宮神社などの観光名所が連なっています。

激戦区・嵐山に名店あり

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そんな渡月橋から徒歩わずか1分、目抜き通りである長辻通りから一本路地裏へと足を踏み入れると「甘味どころ 嵯峨のねぎ焼」と書かれた白壁が目にはいります。ここが2019年で創業20周年を迎えたという「嵐山のむら」。

激戦区・嵐山に名店あり

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常に注目される観光地である嵐山では新しい店舗が次々オープンし続けます。そんな中で20年の歴史を持つ「嵐山のむら」は、老舗的な存在といっても過言ではありません。上質な素材を手間暇かけ、手づくりにこだわった変わらぬ姿勢が観光客に、そして地元にも愛され続けている名店なのです。

珠玉の京甘味と、意外な名物

珠玉の京甘味と、意外な名物

提供元:嵐山のむら

http://www.arashiyama-nomura.com/地図を見る

「嵐山のむら」は前述の通り、徹底的に手づくりにこだわっています。心に残る味とは何か、また食べたくなる味とは何か?突き詰めていくと最後には手づくりしかなかったからです。

どれを口にしてもその思いがしっかり伝わってくる京甘味ですが、オススメは看板商品のひとつ「うす茶ぜんざい」。天龍寺御用達の抹茶を使用し、点てたお抹茶の中に温かいあんこと白玉を浮かべています。北海道十勝産の小豆を使ったあんはもちろん自家製。抹茶のほろ苦さと絶妙な甘さが絡み合う逸品です。

うす茶ぜんざい 648円(税別)

珠玉の京甘味と、意外な名物

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いっぽう甘味処でありながら、不動の人気を誇るのが「嵐山のむら」の名物「嵯峨のねぎ焼き」です。そのルーツは、かつて京都の駄菓子屋で売られていた一銭洋食。京野菜の九条ねぎがたっぷり入っているだけでなく、卵やちくわ、こんにゃく、甘辛く炊いた牛そぼろなど意外と具だくさん!

珠玉の京甘味と、意外な名物

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薄くてモチっとした皮にはたっぷり特製ソースが塗られています。関西風な「ザ・粉もん」ともいうべきねぎ焼きは小腹を満たすのにピッタリで、一度は食べておきたい名物!単品で頼むのもいいですが、甘辛いソース味をスッキリ炭酸水で食べる「炭酸セット」がオススメです。

嵯峨のねぎ焼き(単品)648円(税別)
ねぎ焼き+炭酸セット 935円(税別)

隠れ家的ロケーションも味を引き立てる

隠れ家的ロケーションも味を引き立てる

提供元:嵐山のむら

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そして「嵐山のむら」の甘味が美味しく感じる理由のひとつはロケーションにもアリ。決して広いとはいえない店内ですが、天窓から差す優しい光が実に心地よく、そして窓から見えるお庭が表通りの喧騒と対極にあり、まるで隠れ家で過ごしているかのような雰囲気。

隠れ家的ロケーションも味を引き立てる

提供元:嵐山のむら

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とくにお庭に面した窓際の席は人気で争奪戦必至!四季折々の情景を見せ、春には枝垂れ桜も咲くこの庭を眺めながらいただくと美味しさも増幅してしまうのです。

隠れ家的ロケーションも味を引き立てる

提供元:嵐山のむら

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日々の生活を忘れ、ほっこりとした時間が過ごせること。そんな居心地の良さも「嵐山のむら」の人気の理由でもあるのです。

京都の夏はかき氷やで!

京都の夏はかき氷やで!

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意外と思われるかもしれませんが、京都はかき氷の激戦区。甘味処である「嵐山のむら」も夏になればかき氷がお目見えします。フワッフワの氷は極限まで薄く削られ、そこに手作りフレーバーをON!

サッパリめがお好きな方は「柚子レモン氷」がオススメ。爽やかな香りの柚子ジャムがたっぷり、そして生レモンスライスも添えられており暑い日にピッタリ。

柚子レモン氷 694円(税別)

京都の夏はかき氷やで!

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そして「嵐山のむら」の名物かき氷といえば「田舎氷」。店主が幼い頃に母親がおやつで作ってくれたあんの味ときなこシロップの、どこか懐かしさも漂う優しい味わいのかき氷なのです。ホンモノのきなこの香ばしさ、雑味のないあんの甘さを存分に噛みしめながら召し上がれ。

田舎氷 667円(税別)

京都の夏はかき氷やで!

提供元:嵐山のむら

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またかき氷以外の涼菓も要チェック。自家製のわらびもちは通年で人気ですが、夏場は氷水に浮かべた「涼風わらび」という提供スタイルに変身!黒本わらびを使用しており、舌に乗せるとトロリと柔らかいのに、そのあとにもっちり感がやってくるという独特の食感が人気です。

わらびもち 648円(税別)

20周年を記念したプレミアムかき氷

20周年を記念したプレミアムかき氷

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さらに2019年は創業20周年を記念して、プレミアムバージョンの「田舎氷・きわみ」が登場!1日20食の数量限定で、まさに甘味処のプライドをかけた逸品。

添加物不使用の白蜜にじっくり焙煎した京黒豆のきなこを用いたシロップは、香ばしい豆の風味に驚くこと間違いなし。あんは十勝産小豆をじっくり炊き上げた自家製。シロップとあんは別添えにされていて、自分好みに調整しながら食べることができます。

20周年を記念したプレミアムかき氷

提供元:嵐山のむら

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「湯あがり白玉」と名づけられた茹でたての四色の白玉は、国産もち米100%の白玉粉を使用!かき氷を食べるのに、白玉は湯気が立つお椀の中に入れられておりちょっと面白いスタイル。

20周年を記念したプレミアムかき氷

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そのまま食べればふんわり食感を、また氷の中で白玉を冷やせば(氷にズブズブと埋もれていく白玉の姿がちょっとシュールですが)、プリっとした歯ごたえに変化してこれまた美味!また最後に残ったシロップはぜひ飲んでみてください。最後の一滴まで飲み干せる美味しさですよ。今後さらに新しい限定メニューも登場予定という「嵐山のむら」で、ちょっと贅沢な京甘味を楽しんでみてはいかがでしょうか?

田舎氷・きわみ 1,111円(税別)1日20食限定(2019年9月30日までの期間限定)

嵐山のむらの基本情報

住所:京都府京都市右京区嵯峨天龍寺造路町35-20
電話番号:075-881-1651
営業時間:11:00〜18:00
定休日:火曜・水曜(祝日は営業)
アクセス:JR嵯峨野山陰線「嵯峨嵐山」下車徒歩約15分、京福電鉄「嵐山」下車徒歩約2分

2019年6月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

掲載内容は執筆時点のものです。 2019/05/25 訪問

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