こちらが伊豆山神社への参道で、石段を１８９段上りきった場所に伊豆山神社があります。正式な参道は、伊豆山浜から上に延びた高台の本殿まで。石段の総数は全部で８３７段ありますが、すべて上りきるのは大変なので、ここ「伊豆山神社前」のバス停から上るのが一般的。
ＪＲ熱海駅からバスに乗り、約１０分で着きます。
石段の両脇に覆い茂る大木は、梛（なぎ）の木。梛の葉は、横に裂けず縁起が良いと言われ、北条政子も梛の木の葉を鏡の下に敷いて、恋愛成就を願ったとの逸話が残されています。
「愛のお守り」として持つと功徳があるかもしれませんよ。参道入口から恋に効きそうな恋愛スポットがあるのでお見逃しなく。
先程の入口から石段を上って行くと、左側に「結明神社（むすぶみょうじんじゃ）」があります。小さな神社ですが、ここは恋に悩む女性には外せない恋愛のパワースポット！
ここに祀られているのは、男女の縁結びを叶えてくれる神様、日精・月精。この神様は山中の大きな杉から生まれた男児と女児で、成長して結婚し「氏人の先祖」になったとされる神様。
以前は「一名恋祭り」と言う祭りがあって、各地から若い男女が参列して出逢いの場になっていたそうで、ここを参拝すれば良縁に導いてくれるかも。
結明神社の本社は、伊豆山神社の本殿の右側から本宮まで続く参拝路を、約４０分上った所にありますが、参拝路は、急坂で道も舗装されていないので、ここだけの参拝でも効き目は十分です。でも、もっとパワーを受けたいと言う人は、是非、結明神社の本社までチャレンジしてみて下さいね！ その際は、スニーカーなどの歩きやすい靴がお勧め。
こちらは、伊豆山神社の境内にある手水舎。口から水を出している赤色・白色をした２匹の龍は「赤白二龍（せきびゃくにりゅう）」と呼ばれ、ここの地下に二龍が潜んでいるとの伝説から、赤は火・白は水を現わしているそうです。火と水の２つの力でお湯…つまりここ伊豆山の温泉を作り出している、温泉の守護神とされています。
この二龍は、夫婦和合や縁結びの象徴とされ、｢結び龍」とも呼ぶそうです。
神社では、この二龍がデザインされたお守りが売られていて、良縁成就にご利益があるので、是非いかがですか？
カラフルな彫刻で施された伊豆山神社。
ここに祀られている神様「伊豆山大神」は、昔からパワーのある神様として崇められ、源頼朝が源氏再興の祈願に訪れ、江戸時代には徳川家康も参拝に訪れたというほどの名所。
この神社で源頼朝と北条政子が愛を交わしたとされ、このことから縁結びにご利益がある恋愛のパワースポットになっています。
北条政子は源頼朝と結ばれて以降、頼朝のことをとても愛したことから、縁結びや恋愛成就だけでなく、夫婦円満や浮気防止・離婚防止にも、きっと効き目があるはず！
恋に悩む女性だけでなく、夫婦で訪れて参拝してみてもいいですね。
境内には、源頼朝と北条政子が腰掛けたと言われる「腰掛け石」があるので、探してみて下さいね。頼朝と政子が結ばれたように、ご利益にあやかれるかもしれませんよ。
こちらは変わって「逢初橋（あいぞめばし）」です。北条政子が源頼朝に逢いに行く時「頼朝が政子を待っていた」と云われる橋で、政子は親の決めた縁談を嫌って、婚礼の夜に抜けだして頼朝に逢ったとされる、とてもラブロマン溢れる場所。
一般的に、国道１３５号線に架かる朱色の橋が有名ですが、ここ御岳社の森に架かる橋が本来の橋。この橋は、伊豆山神社前バス停を右側へ約５分、般若院の前を流れる川にあります。
般若院には、源泉かけ流しの足湯があり、海を眺めながら足湯をすることもできますよ。
こちらも伊豆山神社を訪れたら、是非立ち寄って欲しいスポットです！
伊豆山神社の境内には、伊豆山郷土資料館があり｢波の伊八｣の異名で知られる、江戸時代の宮彫師武志伊八郎の龍神の木彫りや、約１１０ｋｇある日本一重たい像とされる｢銅造走湯権現立像｣など、神社に因んだ貴重な資料を見ることができますよ。
神社に祀られている伊豆山大神は、何事にも優れ強い力を持つ神様。恋愛成就だけでなく、商売繁盛・家内安全・病気平癒・心願成就などにもご利益があります。
ここを参拝すれば、運気が高まること間違いなし！
きっと願いは、叶うはずです！
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(2024/4/19更新)
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