写真:鶴長 あき
地図を見る台北MRT松山新店線と中和新蘆線が停まる「松江南京駅」の周りは大きなビルが立ち並ぶオフィス街。そのオフィス街の一本入った裏通りに、ランチ時ともなると行列ができる人気のお店があります。それが今回ご紹介する豚足の名店「富覇王猪脚」です。
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地図を見る台湾では豚足はポピュラーな具材。家庭で煮込むこともありますが、市場などでも売られていて、台湾の旧正月の時のご馳走の一品としてもよく食べられています。
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地図を見る「富覇王猪脚」で扱っている豚足は足の部位別に注文します。豚足の中でも腿の部分である「腿扣」が一番人気で、開店から30分でほぼ売り切れてしまうほど。「腿節」は豚足の真ん中関節の部分で二番人気。そしてひづめの部分である「脚蹄」があります。
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地図を見るこちらは「腿節」(メニュー名は覇王腿節)。驚くほどとろとろで、箸を使うと骨から肉がほろりと外れます。獣臭さなどもありません。八角の香りもしないので、八角が苦手な人にもおすすめですよ。皮や脂の部分も良く煮込まれているのに、肉も乾燥せず本当に美味しい豚足です!
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地図を見るこちらはルーロー飯(魯肉飯)。上の肉は多くはありませんが、甘辛いたれと肉の油が相まって、絶品です。これだけで二杯は食べられてしまいそう。豚足と合わせるなら白飯でも!
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地図を見るその他にも、味が染みた煮卵(滷蛋)や油豆腐(潤油豆腐)、ピリ辛のタケノコ炒め(爽口筍絲)など、どれもしっかりとした味付けで、癖もなく日本人好みの味です。こちらのお店で使われている油は自家製ラードという事で安心感もあります。
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地図を見る「富覇王猪脚」は入口の列で「内用(店内)」と「外帯(持ち帰り)」が分かれています。
店内で食べる場合は、「内用」の列に並び、まずレジの所の伝票に食べたいメニューの横に「正」の字や数字などを記入し、レジでお金を払います。そしてその伝票を持って列の先に進むと、店員さんが何人か聞いてくれ、席が空いたら案内してくれます。
大人気のお店なので基本的には相席。店内は狭いので大きな荷物は持ち込まないようにしましょう。箸などは一緒に持ってきてくれます。
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地図を見る「外帯(持ち帰り)」の場合は、ほとんどの人はお弁当を注文します。お弁当も豚足の種類が選べるようになっていて、ご飯と肉の他に、タケノコや煮卵なども入っていてボリュームたっぷり。お弁当は店内では扱っておらず、外帯専用です。
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地図を見る「外帯」の場合はまず店の入り口左側にある番号札を機械から取り、少し離れて番号が呼ばれるのを待ちます。番号が呼ばれたら右側の「外帯」の列に並び順番になったら注文してお金を払います。
店の入り口に各お弁当の値段が書いてあり、売り切れると「售完」と表示されます。こちらでも「腿扣便當」はあっという間に売り切れてしまいますのでお早めに。
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地図を見る「富覇王猪脚」の最寄り駅は、最初にも書きました通り台北MRTの「松江南京駅」です。日本人に人気のホテルも多くある「中山駅」の隣の駅とアクセス良好!6番出口から出て、出た方向と逆向きに進み、最初の路地を右に入ります。
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地図を見る近代的なオフィス街の中にぽっかりと現れた、雑貨や洋服・食べ物を扱う商店街「四平陽光商圏」の中に「富覇王猪脚」はあります。左手にすぐ見えてきますよ。
写真:鶴長 あき
地図を見るいかがでしたか。今回は台北・松江南京にある豚足の名店「富覇王猪脚」をご紹介いたしました。日曜日と月曜日が定休日、営業時間は11時から20時です。
先ほども書いたように大人気の腿肉がお目当てでしたら開店すぐでないと売り切れてしまいますので早めに行くことをお勧めいたします。一応お店側は昼食ぶんと夕食ぶんでそれぞれ腿肉を確保しており、夕食のぶんは17時半から売り始めますが、昼食の方が確実です。
台北のその他美味しいお肉のグルメ情報は、この記事下「関連MEMO」の欄からどうぞ!
住所:台北市中山區南京東路二段115巷20號
電話番号:+886-2-2507-1918
アクセス:台北MRT「松江南京駅」より徒歩5分
2019年6月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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この記事を書いたナビゲーター
鶴長 あき
鶴長あきです。現在、台湾に在住のライターです。自然が大好きな台湾人の夫は、自転車で台湾一周もしている旅好き。私は、台湾のおいしい食べ物やスイーツが大好きで、夫婦と子供で、色々なところに出かけています。…
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