「サホロリゾート ベア・マウンテン」は、絶滅が危ぶまれるエゾヒグマを保護する観念から誕生した施設。北海道では有名な蕎麦の名産地である新得町に位置します。新得町にある佐幌岳(さほろだけ)には、野生のエゾヒグマが生息していますが、ここでは自然に近い飼育環境で観察することができます。
狩勝峠の3合目に「サホロリゾート ベア・マウンテン」への入り口があります。看板通りに坂を登って行くと、大きな駐車場と施設が見えてきます。冬はスキー場になる場所なので、壮大な景色がお出迎え!
「サホロリゾート ベア・マウンテン」の入場にはチケットが必要。バスと徒歩で価格が違います。バスは敷地内を移動するので、エゾヒグマの目線で観察が可能。徒歩は安全を確保出来るように、敷地内の歩道橋の上から観察が可能。どちらもエゾヒグマが水浴びする姿を見ることができる「ベアポイント」まで行けるので、気分や天候に合わせて選んでみては。
「ベアウォッチングバス」は、鉄格子でしっかり守られているので、森を動き回るエゾヒグマを至近距離で見ることができます。バスの入場も、二重になっていて厳重! まるでジュラシックパークのよう!
徒歩での移動の場合、チケット売場から徒歩15分〜20分でメインの施設である「ベアポイント」に到着。エゾヒグマが動き回る広大な敷地内を横断できるように、高台の遊歩道が完備されているので、空中散歩のような感覚で楽しめます。また、スロープになっているので、車椅子やベビーカーでも散策することが可能!
天候が良ければ徒歩がオススメ。緑豊かな木々に囲まれていると、木の上に生息する動物になった気分に。晴れた日には、遠くに大雪山系の山々も見えます。森林の空気を胸いっぱい吸い込むことができるので癒される!
歩道橋の眼下にはヒグマの遊ぶ姿が見られ、静かな森に小鳥のさえずる声が響き渡ります。
足元がガラスになっている箇所もあるので、鳥気分にも!
遊歩道からでもバスからでも行ける「ベアポイント」は、敷地内の中央にあるガラス張りの観察施設のこと。サホロの森に似た環境が整えられているので、自然体のヒグマをガラス1枚隔てただけで観察することができます。
池で遊ぶエゾヒグマは迫力満点!
「ベアポイント」には、エゾヒグマに遭遇しない為のちょっとしたポイントや、遭遇してしまった時の行動についても知れるようになっているので、身を守る為の知識としてや、夏休みの自由研究にもオススメ。
ワシントン条約付属書にも記載されている、北海道のエゾヒグマに会いに来てみてくださいね!
住所:北海道上川郡新得町狩勝高原
電話番号:0156-64-7007
アクセス:札幌から約170km 車で約2時間40分(国道38号線狩勝峠3合目看板が目印)
JR石勝線新得駅下車(新得駅からベア・マウンテンまでタクシーで約15分)
2019年6月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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