写真:やま かづ
地図を見る「シー トゥー スカイ ハイウェイ(Sea to Sky Highway)」と呼ばれている国道99号線は、バンクーバーからウィスラーまで続いています。
ハイウェイ沿いには、美しい海浜公園、滝や湖の自然公園、そしてパノラマビューが望める展望ポイントなどがあります。
そんな「シー トゥー スカイ ハイウェイ」、距離は120キロ程度のため、2時間もあれば走り切ってしまいますが、途中で小休止を挟みながら、ゆっくりとドライブを楽しんでみたいものです。
まずは、バンクーバーを離れてポートーコーブ州立海洋公園(Porteau Cove Provincial Marine Park)に立ち寄ってみましょう。
桟橋からハウサウンドに張り出した展望デッキにのぼれば、海も山も両方を堪能することができます。
写真:やま かづ
地図を見る「シー トゥー スカイ ハイウェイ」をさらに北上すると、ファーリークリークビーチ・レクリエーション公園(Furry Creek Beach Recreation Park)があります。
まずは、駐車場に車をとめて、ファーリー川を横目に見ながらトレイルを下っていきましょう。すると、線路の鉄橋が見えてきます。
そして、さらに進んでいくと、ファーリークリークビーチに到着します。途中、芝生のグリーン鮮やかなゴルフコースの脇道を横切ることになりますが、それはこのあたりにゴルフ場が広がっているためです。
写真:やま かづ
地図を見るドライブの途中、ちょっとしたトレッキングを楽しみたいと思い立ったら、マリン州立公園(Murrin Provincial Park)に立ち寄ってみましょう。
ブロウニング湖沿いのトレイルを少し歩いて、もし気が向いたなら、さらにマリンパーク・ループトレイルにも挑戦してみましょう。
写真:やま かづ
地図を見る「シー トゥー スカイ ハイウェイ」には多くのビューポイントがありますが、そのうちの一つがニッキー・ビューポイント(Nch’kay View point)です。
はるか遠くに連なる山!山!山!
時間帯によって、太陽の光が届く角度が変わり、いろいろな表情を見せてくれます。
写真:やま かづ
地図を見るそのほか、ハイウェイ沿いには名もないビューポイントも幾つかあります。
しかし、それらには駐車場があるのはもちろんのこと、ベンチがあったり、トイレがあったりと、ドライブを楽しむにはなくてはならない存在となっています。
写真:やま かづ
地図を見る「シー トゥー スカイ ハイウェイ」で海の景色を堪能した後は、山から流れ落ちる滝を間近に楽しんでみましょう。
それがシャノン・フォールズ(Shannon Falls)です。滝の高さは300メートル以上もあり、ダイナミックにマイナスイオンを浴びることができます。
写真:やま かづ
地図を見るシャノン・フォールズの周りにはトレッキングコースが整備されており、近くには「シー トゥー スカイ ゴンドラ」の乗り場もあります。
このゴンドラは標高約900メートルの展望台へ続いており、そこから先はパノラマビューを楽しめるトレイルや吊り橋などがあります。
<シー トゥー スカイ ゴンドラの基本情報>
営業時間:
5月〜10月 10:00-18:00(金・土は20:00まで)
10月〜4月 10:00-17:00
写真:やま かづ
地図を見る「シー トゥー スカイ ハイウェイ」の立ち寄り滝ポイントでもう一つご紹介したいのが、ブランディワイン・フォールズ(Brandy Wine Falls)です。
落差70メートルと、この周辺の滝にしては小さいほうですが、一直線に水が流れ落ちる姿はまさに“美しい”の一言です。
シャノン・フォールズのように見上げる滝もいいけれど、ブランディワイン・フォールズのように見下ろす滝もいいものです。
写真:やま かづ
地図を見る「シー トゥー スカイ ハイウェイ」沿いにはスコーミッシュ(Squamish)という街があります。バンクーバーとウィスラーのちょうど中間あたりに位置する街ですから、ここでの昼食休憩をスケジュールに入れておくのもいいでしょう。
街には幾つかのショッピングモールがあり、腹ごしらえには困りません。ネスターズ(Nester’s)、セイブ・オン・フーズ(Save on Foods)などのスーパーマーケット、マクドナルド、A&Wなどのファストフード店、さらにはカナダのカフェチェーンであるティムホートンズ(Tim Hortons)などもあります。
写真:やま かづ
地図を見る「シー トゥー スカイ ハイウェイ」をどんどんと北上していくと、“ウエルカム トゥー ウィスラー(WELCOME TO WHISTLER)”のサインボードに出くわします。
ここから先は下り坂、ウィスラーの街はもうすぐそこです。
写真:やま かづ
地図を見るウィスラーの街は、「ウィスラー・ビレッジ」と呼ばれているリゾートタウンを中心に広がっています。ウィスラー山やブラッコム山のほとりに計画的につくられた街なので、歩行者や自動車の動線を考慮してホテルやレストランが並んでいます。
もともとは冬のスポーツのために開発された「ウィスラー・ビレッジ」ですが、今では夏の高原リゾートとしても世界中から旅行者が集まってくるようになりました。
写真:やま かづ
地図を見る2010年に開催された冬季バンクーバーオリンピック・パラリンピック、ウィスラーではクロスカントリー、ジャンプ、ノルディック複合などの競技が行われました。
そのため、ウィスラー・オリンピックプラザには五輪のモニュメントが設置されています。
バンクーバーの滞在だけでなく、もう少し足を延ばしてカナダの大自然を堪能したいと思っているのなら、やはりレンタカーがお勧めです。
左ハンドルで不安な部分もあるとは思いますが、「シー トゥー スカイ ハイウェイ」は一本道なので、それほどストレスなくドライブを楽しむことができるでしょう。
但し、慣れない海外で運転することに違いはないので、ドライブする際には次のことに注意しておきましょう。
1)レンタカーは、任意保険がパッケージされているプランを選びましょう。
2)運転前に交通ルール、交通標識はしっかり確認しましょう。
3)公道に出る前に慣らし運転をしましょう。運転席周りの機器は日本の車と仕様が違うことが多いです。一通り操作してみましょう。
4)雨の日はさらに慎重に運転をしましょう。路面が反射して、わかりにくい車線がもっとわからなくなります。
では、左ハンドル、右側通行、慣れない環境での運転となりますが、レンタカーを乗りこなして「シー トゥー スカイ ハイウェイ」をお楽しみください。
2019年6月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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