車で下津井を訪れる方にぜひ立ち寄っていただきたいのが、県道393号鷲羽山公園線沿いにある駐車場です。県道393号の起点である、県道21号との交差点近くに位置するこの駐車場は、瀬戸大橋を間近で見ることのできる穴場スポットです。
駐車場には、瀬戸大橋の開通を記念した石碑が建っています。タイミングが合えば、瀬戸内海を渡る電車を近くで見ることができ、鉄道がお好きな方にもススメです。
<県道393号鷲羽山公園線 駐車場の基本情報>
住所:岡山県倉敷市下津井田之浦1-15
アクセス:瀬戸中央自動車道児島ICから車で約5分
瀬戸大橋の真下に位置する田土浦(たづちのうら)公園は、釣りスポットとしても人気の場所。こじんまりした公園ながら広い駐車場が完備され、夜には瀬戸内の夜景を楽しむ人々が訪れます。
倉敷は源平合戦の古戦場としても知られています。ここ田土浦公園には、かつて下津井田之浦に陣を敷いた平家の総大将、平行盛(清盛の孫)が生涯最期に詠んだ歌「もろともに みし世の人は波の上に 面影うかぶ 月ぞ悲しき」の歌碑が遺されています。
瀬戸大橋を臨める場所は数多くありますが、田土浦公園の見どころは、何と言っても橋を真下から見上げることができること。間近で見る瀬戸大橋の大きさは圧巻で、他では味わえない感動があります。
瀬戸内の海は穏やかで、眺めていると心が落ち着きます。たまには日頃の忙しさを忘れて、海のそばの静かな公園でのんびり過ごすのも良いのではないでしょうか。
<田土浦公園の基本情報>
住所:岡山県倉敷市下津井田之浦
アクセス:
下電バス 田土浦公園前バス停より徒歩約1分
瀬戸中央自動車道児島ICから車で約10分 ※無料駐車場あり
「むかし下津井回船問屋」近く、長い石段を上った先にある「祇園神社」は、下津井の祇園さまと呼ばれ、地元の人々から親しまれています。海に突き出す小高い岬に位置し、その境内からは雄大な瀬戸内の海を眺めることができます。
境内から見えるのは、瀬戸大橋を西側から臨む景色。ちょうど目線の高さに橋を捉える絶妙な場所です。目下の港には漁船が並び、下津井の人々の暮らしの中に息づく瀬戸内の風景を捉えることができます。
神社境内のため、訪れる際にはマナー順守を忘れずに。
<祇園神社の基本情報>
住所:岡山県倉敷市下津井1-13-16
アクセス:
下電バス 祇園神社下バス停から徒歩約2分
瀬戸中央自動車道児島ICから車で約8分
瀬戸大橋のビュースポットとして外せないのが、鷲羽山にある第二展望台です。鷲羽山の標高80mほどのところにあり、北東側、斜め上の角度から瀬戸大橋を眺めることのできる絶景スポット。敷地内のレストハウスでは、食事をしたりお土産を買うこともできます。
瀬戸内の島々を結びながら、本州と四国を繋ぐ瀬戸大橋の偉大さを感じる風景です。夕日が沈む時間帯に訪れるのもおススメ。
第二展望台を通り過ぎて山頂付近まで上ると、鷲羽山第一展望台があります。さらに高い場所から瀬戸内の海や島々を見渡すことができるので、余力のある方は挑戦してみてはいかがでしょうか。
2019年1月には、鷲羽山の魅力を発信するために制作されたご当地ソング「鷲羽旅情」のオートサウンドシステム付き歌碑が建てられました。美しい景観とともに、鷲羽山の雄大さを描いた歌もぜひお楽しみください。
<鷲羽山第二展望台の基本情報>
住所:岡山県倉敷市下津井田之浦
アクセス:
下電バス 鷲羽山第二展望台バス停より徒歩約3分
瀬戸中央自動車道児島ICから車で約5分 ※無料駐車場あり
鷲羽山の麓、旧下津井電鉄「鷲羽山駅」近くに、地元の常連客に愛される喫茶店「名曲喫茶 時の回廊」があります。各ビュースポットから近く、下津井散策の際にはぜひ訪れていただきたい名店です。
扉の先は、外観からは想像できない異空間。照明を抑えた店内にはレトロなテーブルセットやアンティークの時計、ランプなどが並び、壁一面に著名な作曲家の肖像画が飾られています。
名曲喫茶の名の通り、店内にはクラシックレコードが流れています。沢山のレコードは、オーナーがショップを回ってこつこつ集めたもの。普段はオーナーの選曲ですが、リクエストすることも可能です。
おススメはケーキセット。自家製ケーキが数種類、日替わりで並びます。煎りたて珈琲との相性も抜群。店内では自家焙煎珈琲やドリップパックの販売もしており、その味を自宅でも楽しむことができます。名曲クラシックを聴きながら、ゆったりと贅沢な時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。
<名曲喫茶 時の回廊の基本情報>
住所:岡山県倉敷市下津井田之浦1-16-22
電話番号:070-5522-1622
アクセス:JR児島駅から車で約10分
営業時間:10:00〜18:00 ※水曜日は定休日
今回は下津井から眺める瀬戸内の景色をご紹介しました。瀬戸内海は見る場所だけでなく、時間帯や季節によっても大きく印象が変わります。ぜひ何度でも訪れて、その刻々と変化する表情をお楽しみください。
2019年6月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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(2024/4/19更新)
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