めでたい紅白の秘湯『赤湯温泉好山荘』!福のしま福島の秘境温泉

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めでたい紅白の秘湯『赤湯温泉好山荘』!福のしま福島の秘境温泉

めでたい紅白の秘湯『赤湯温泉好山荘』!福のしま福島の秘境温泉

更新日:2014/05/23 19:01

いずみ ゆかのプロフィール写真 いずみ ゆか ライター

【福が満開、福のしま。】
皆様はこの福島デスティネーションキャンペーンのフレーズに相応しい【紅白の湯】を一度に味わえる、まさに「めでたい秘湯」が福島市内にある事をご存知でしょうか?
「赤湯温泉好山荘」は「日本秘湯を守る会」にも会員登録されている正真正銘の秘湯!吾妻連峰の中腹で原生林に囲まれた凄い場所にありますが、「赤茶色の含鉄泉」と「灰白色の硫黄泉」が同時に楽しめるという実に贅沢な秘湯なのです。

秘湯が多い福島県の中でも、指折りの「秘境温泉」

秘湯が多い福島県の中でも、指折りの「秘境温泉」

写真:いずみ ゆか

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「秘湯」という造語を生み出したとされる「日本秘湯を守る会」に現在会員登録されている秘湯の数が二番目に多い県・・・実は福島県なのです!福島県内の24の秘湯が会員登録されています。(一番は長野県で26の秘湯が登録されています)

そんな秘湯が多い福島県ですが、中でも今回ご紹介する「赤湯温泉好山荘」はこんな所に本当に温泉が?!と驚くほど細い山道を進まないと辿り着く事が出来ない、まさに「秘境温泉」とも言うべき秘湯です!!
もちろんカーナビでは詳細な位置確認は出来ません。

こけしで有名な福島の名湯「土湯温泉」の更に奥に位置する「土湯峠温泉郷」鷲倉温泉と新野地温泉の間にあり、看板が立っています。土湯峠道路から看板に従って脇道にそれ、対向車が来ても通れない様な未舗装の山道を不安になりつつ進むとようやく辿り着きます。

ご覧の通り、鄙びた雰囲気がお好きな方には堪らない!これぞ湯治場といった雰囲気が色濃い一軒宿です。写真の手前が新館で奥が旧館とのこと。宿泊はもちろん、日帰り温泉も気軽に楽しめます。

湯治場の趣きが素晴らしい旧館館内!

湯治場の趣きが素晴らしい旧館館内!

写真:いずみ ゆか

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旧館の入り口では、昔懐かしい巨大信楽たぬきの置物が出迎えてくれます。
館内は湯治宿らしい炊事場や昔話に出てくるような囲炉裏、ボーンボーンと鳴る大きな古時計などがあり、昔ながらの鄙びた雰囲気が堪らなく郷愁を誘います。まるでおばあちゃんの家を訪れた様な懐かしい気持ちに・・・。
ご年配の方は特にこの旧館の佇まいをとても懐かしく感じられるのではないでしょうか?
これぞ秘湯の湯治場!という雰囲気をお求めの方には本当にお勧めです!
歴史を感じさせる佇まいではありますが、館内はさっぱりと小奇麗で小さなお子様連れや女性の方でも安心して温泉が楽しめますよ。

旧館のロビーでお宿の方に声を掛け、入浴料をお支払してから、まずは「赤湯温泉」の名に相応しい赤茶色の内湯「含鉄泉(炭酸鉄泉)」から入浴しましょう!!

≪日帰り温泉情報≫
■お風呂代  大人500円、小人250円
■入浴時間  10:00〜15:00
■タオル等の貸し出し無し(※必要な物は自分で持参)

全てを赤く染め上げる?!紅白の『赤の湯』!珍しい含鉄泉

全てを赤く染め上げる?!紅白の『赤の湯』!珍しい含鉄泉

写真:いずみ ゆか

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まずは内湯の『赤湯』にいざ入浴!秘湯は混浴の所が結構多いですが、「赤湯温泉好山荘」は内湯も露天風呂も全て男女別になっているのでご安心を!

階段を降りて、脱衣所で入浴準備をしていると、温泉からは公園の鉄棒の香り・・とお伝えしたらお分かりでしょうか?少し鉄っぽい香りが漂ってきます。
周囲の温泉は吾妻連峰が火山帯である事から「硫黄泉」ばかりなのですが、珍しい「含鉄泉(炭酸鉄泉)」でご覧の通り、赤茶色をしています。
この『赤湯』は湯口を見ると透明に見えるので、とても不思議に思うのですが、「含鉄泉」の特徴として湧出直後は無色透明→空気に触れる事で温泉の中の鉄分が酸化し赤茶色になるのだそうです。内湯の周囲にも鉄錆のようなものが付着しています。
白いタオルを『赤湯』に浸すと赤茶色に染まってしまうのだとか?!
また『赤湯』の底に溜まった湯の花を触ると指先が赤茶色に染まりますよ。是非、試してみて下さい!

お湯は少し熱めで、神経痛やリュウマチに効果があります。湯治客の方も多いので、のんびり福島弁の会話を楽しみながら一緒に浸かるのも旅の醍醐味ですね!屋根に隙間があるため、湯の底に葉っぱが溜まっているのもご愛嬌(笑)!『赤湯』は長湯をしないよう注意書きが書いてあります。

※湯治宿の温泉ですので、もちろんシャワーはありません。
※写真は女湯です。

これは何だ?!不思議なドラム缶の謎?

これは何だ?!不思議なドラム缶の謎?

写真:いずみ ゆか

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内湯の『赤湯』を楽しんだら、一旦着替えて旧館の建物を出ましょう。少し離れた所にある露天風呂『白湯』へ!!
露天風呂は小さな手書きの看板もありますが、すぐ分かると思います。なぜなら・・・大きな二つのドラム缶がドン!と出現するからです。
一体何かと思って近付くと・・・・なんと露天風呂の脱衣所なのです!

この地は冬季休業(※例年1月〜4月初旬)があるほど雪深いため、雪に埋もれても壊れない物として、お宿の御主人が元は日本酒を熟成させるタンクを脱衣所に改造してしまったそうです。ドラム缶入り口は腰を屈めないと入れませんが、脱衣カゴもあり、周囲を気にせず脱衣出来るので女性には嬉しい限りです。

野趣溢れる露天風呂!紅白の『白湯』!

野趣溢れる露天風呂!紅白の『白湯』!

写真:いずみ ゆか

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露天風呂の『白湯』は青みがかった灰白色の「硫黄泉」です。
標高1200メートルにある露天風呂『白湯』はブナや白樺の原生林に囲まれ、野趣溢れる佇まい。硫黄の香りが人によってはきつく感じるかもしれませんが、お湯は『赤湯』よりぬるめで肌馴染みが良い感じです。「硫黄泉」は別名「生活習慣病の湯」とも呼ばれ、慢性皮膚病、高血圧症、動脈硬化症、痛風、便秘、関節痛、痔、慢性婦人病、切り傷、糖尿病などに効果があります。
この『白湯』はとにかく、眺めが最高!!紅葉の時期は更にお勧めです!

※写真は女湯です

「赤湯温泉好山荘」へのアクセス

【めでたい紅白の湯】はいかがでしたでしょうか?
「赤湯温泉好山荘」は福島市西方の高湯温泉方面から絶景道路で有名な『磐梯吾妻スカイライン』のドライブの最後に立ち寄る事がお勧めです。但し、日帰り入浴は15時までなのでご注意下さい。(※『磐梯吾妻スカイライン』に関してはもう一つの記事「『磐梯吾妻スカイライン』で絶景天空ドライブ&こだわりの地元レアお土産を!」を下記MEMO欄からご覧下さい。)

一度に二種類の泉質の湯が楽しめて、しかも『紅白の湯』だなんて!!【福が満開、福のしま。】に相応しい幸せな気分になれる秘湯を是非、体感しに訪れてみませんか?

≪赤湯温泉好山荘≫
■TEL 0242-64-3217
※赤湯温泉好山荘はホームページを設けていないため、施設詳細は直接お電話頂くか、下記MEMO欄「日本秘湯を守る会」などのリンクをご参照下さい。

≪アクセス≫
■JR福島駅より吾妻スカイライン周遊バスで「新野地」下車、徒歩約10分
※公共交通機関利用より、レンタカー・自家用車利用の方が便利です。

掲載内容は執筆時点のものです。 2014/04/19 訪問

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