野生馬「タヒ」に会いに行こう!モンゴル・ホスタイ国立公園

野生馬「タヒ」に会いに行こう!モンゴル・ホスタイ国立公園

更新日:2019/07/13 13:26

SAORI GRAPHのプロフィール写真 SAORI GRAPH 現役弾丸バックパッカー、旅ライター、旅ブロガー
モンゴルの首都ウランバートルから南西方向に約100kmのところにある、ホスタイ国立公園。ウランバートルから日帰りツアーでも行けるホスタイ国立公園には、さまざまな野生動物が生息しています。

中でも注目すべきは野生馬の「タヒ(モウコノウマ)」。一度は絶滅しかけたタヒを、ホスタイ国立公園で保護・繁殖に成功しました。

自然の姿のまま悠々と暮らす野生馬タヒを、その目で見てみませんか?


新型コロナウイルスの発生と感染拡大に伴い、海外渡航が難しい状況です。各種報道機関の発表や外務省、各航空会社のホームページなどで最新情報をご確認ください。(トラベルjp)

首都ウランバートルから日帰りツアーも可能!

首都ウランバートルから日帰りツアーも可能!

写真:SAORI GRAPH

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ホスタイ国立公園は、モンゴルの首都ウランバートルから南西の方向に約100kmのところに位置する国立公園。ウランバートルから車で約2時間〜2時間半でアクセスが出来るので、日帰りツアーでも十分楽しむ事ができます。

ホスタイ国立公園の中にはツーリストキャンプがあります。日帰りツアーではこのツーリストキャンプ内の施設で、ホスタイ国立公園や野生馬「タヒ(モウコノウマ)」に関する資料(ビデオ)を鑑賞します。タヒに関する知識を一通り頭に入れたら、いよいよタヒ探しに出発です。

首都ウランバートルから日帰りツアーも可能!

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ホスタイ国立公園の面積は約5万ヘクタール。日本で言うと屋久島くらいの広さです。この広い国立公園内を、車で移動しながら野生動物を探します。

野生馬のタヒに関しては「今日はこの辺りにタヒがいる」という情報がある日もあれば、まったく情報がない日も。野生動物なので出会えるかどうかは運次第ではありますが、比較的タヒに出会える確率は高いようです。

約50種類の哺乳類が生息するホスタイ国立公園

約50種類の哺乳類が生息するホスタイ国立公園

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ホスタイ国立公園には約50種類もの哺乳類が生息しています。中でも公園内でたくさん見られるのが、こちらの穴。一体何の穴だか、皆さん分かりますか?

約50種類の哺乳類が生息するホスタイ国立公園

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正解はシベリアマーモット(タルバガン)の巣穴。シベリアマーモットは草原の地面に巣穴を掘って生息する動物で、プレーリードッグに似た可愛らしい見た目の持ち主。プレーリードッグと比べると一回り大きな、まるまるとした体つきをしています。

ホスタイ国立公園内を車で走っていると、日向ぼっこをしたり草原を駆け回るシベリアマーモットの姿をあちこちで見ることが出来ます。

他にもシカやガゼル、リスなど様々な動物に会うことが出来ます。

再び野生へ。貴重な「タヒ(モウコノウマ)」に会おう!

再び野生へ。貴重な「タヒ(モウコノウマ)」に会おう!

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かつてはユーラシア大陸の各地に生息していたタヒ(モウコノウマ)ですが、食肉として狩られるなどして、1960年代にモンゴルの野生下から姿を消してしまいました。

しかし絶滅寸前に数十頭のタヒが欧米の動物園に送られていたことが判明し、モンゴルにタヒを逆輸入。それらをこのホスタイ国立公園で保護、繁殖させ、現在では約300頭にまで増えました。

再び野生へ。貴重な「タヒ(モウコノウマ)」に会おう!

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野生で生息しているので、肉眼で見るには遠すぎる場所にいることも。そんな時は公園スタッフが望遠鏡を立てて、望遠鏡越しにタヒの姿を見せてくれます。また望遠鏡越しでなく、もっと近くで見たい!という場合は、200m以上の距離を保つことを条件に近付くことも可能。(あまり近付きすぎると攻撃されることがあります)

ただ200mと言っても結構遠いので、一眼レフカメラで写真に収めたい場合は望遠レンズを持参することをおすすめします。

再び野生へ。貴重な「タヒ(モウコノウマ)」に会おう!

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タヒはサラブレッドとは体つきが異なり、全体的にずんぐりむっくりとした姿をしています。体は淡い褐色で、手足と尻尾、たてがみは濃い褐色をしています。またたてがみが常に立っているのも特徴。

一度はモンゴルの地から姿を消したタヒが、こうして目の前で悠々と草を食み、自由に駆け回っている姿を見られるのはホスタイ国立公園だけ。野生動物なので必ず見れるとは断言できませんが、モンゴルを訪れたらチャレンジする価値は十分にあります。

日帰りツアーでは「ミニゴビ」や遊牧民ゲル訪問も!

日帰りツアーでは「ミニゴビ」や遊牧民ゲル訪問も!

写真:SAORI GRAPH

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ホスタイ国立公園の日帰りツアーでは、ホスタイ国立公園以外にいくつかのスポットに立ち寄るツアーもあります。

最近ツアーに組み込まれ始めたのが、「ミニゴビ」といわれる砂丘。一般的に想像する砂漠とは異なり、サラサラの砂に背の低い草が生えているのが特徴です。通常砂漠は植物が生えないほどに乾燥していますが、ここでは砂を少し掘ると湿り気のある地面が出てきます。地表は乾いていても地中に水分があるので、植物が生えるのだそう。

日帰りツアーでは「ミニゴビ」や遊牧民ゲル訪問も!

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また遊牧民のゲルを訪問し、実際の遊牧民の生活を見たり、ゲルの組み立て体験をするツアーもあります。ゲルにはいくつか大きさがありますが、写真のサイズのゲルは大人4人程いれば30分程度で組み立てられます。

学生時代に社会科の授業で勉強したモンゴルのゲルを、実際に組み立てるという貴重な体験。大人なら誰しもワクワクするのではないでしょうか?

日帰りツアーでは「ミニゴビ」や遊牧民ゲル訪問も!

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さらに実際に遊牧民が生活しているゲルの中を見せてもらったり、ゲルの中で遊牧民の方が作ったお昼ご飯をご馳走になることも!写真は「ツォイワン」という、羊肉や野菜が入った焼き(蒸し)うどんです。

他にも自家製のヨーグルトや、「スーテイ・ツァイ」というモンゴル版ミルクティーも振舞われます。

遊牧民の生活に興味がある方は、ゲル訪問が組み込まれたツアーに参加してみて下さい。

自然豊かなホスタイ国立公園で「タヒ」に会う貴重な体験を

一度は絶滅寸前まで追い込まれた野生馬「タヒ」。そんな貴重なタヒに、広大なホスタイ国立公園の中で出会えた時は感動もひとしおです。

さらにホスタイ国立公園は訪れる季節により、表情を変えます。寒さの厳しい冬は一面の雪景色、短い夏には一面の花畑が訪れる人を楽しませてくれます。モンゴルの冬の寒さは厳しいので、おすすめの季節は7月〜8月。

日本から直行便でアクセスしやすいモンゴル。訪れた際は、旅程の中にホスタイ国立公園を組み込んでみてはいかがでしょうか。

2019年7月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

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掲載内容は執筆時点のものです。 2019/06/13 訪問

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