写真:土庄 雄平
地図を見る五島列島の中で北から二番目に位置する若松島は、五島有数の圧倒的な自然が広がる島です。島全体が複雑なリアス式海岸で構成され、丘陵地と海が近接しているのが特徴的!南は五島灘・北は対馬海峡に面しており、奈留島との間には滝ヶ原瀬戸・中通島との間には若松瀬戸が発達して、唯一無二の風光明媚な景観が魅力です。
そんな若松島へのアクセスは、五島列島「福江島」からフェリー「ニューたいよう」または「オーシャン」を利用する方法と、中通島の各港から車で若松大橋を走って入る方法という二種類になります。
前者は、五島列島の自然満喫する船旅が満喫することができ、後者は若松島一体の絶景ドライブを楽しむことができるので、プランに応じて柔軟に選択してくださいね。
写真:土庄 雄平
地図を見るフェリーが発着する若松港・土井浦港ともに、若松島ならではの自然に囲まれた美しい集落景観が広がります。鮮やかな緑と青のコントラストはとっても爽快!離島の港町の情緒を思いっきり感じましょう!!
そんな町から離れて北西へ伸びていく県道169号線、その先が本番です!町から二つほど山を越え、入り江に沿って走るシーサイド区間へと至れば、いきなり開ける海沿いの道に思わず声を上げてしまうでしょう。複雑に入り組んだリアス式海岸の地形や美しい緑に囲まれて、真っ青な海が広がります。筆舌に尽くしがたい爽快感です!そこからは、県道169号線が行き着く「日島」までひたすらに海辺の絶景道が続いていきます。
写真:土庄 雄平
地図を見る道を走っていれば、所々思わず立ち止まってしまう瞬間が現れます。なぜなら、周囲の複雑なリアス式海岸の地形から、海底の高さも強弱が生まれ、それ故に海が宝石のようなグラデーションを見せるからです。エメラルドブルーに輝く入り江の光景は筆舌に尽くしがたい美しさ!
写真:土庄 雄平
地図を見るそんな絶景道169号線のクライマックスが凄い!実は、漁生浦島・有福島・日島の3島が堤防で繋がれて、小さな湾のようになっています。全国でも類を見ない独特の景色です。遮るもののない堤防の上を走り抜ける瞬間は本当に爽快!
写真:土庄 雄平
地図を見るそして、その先に目を疑う光景が現れます!なんと、一面エメラルドブルーの海が広がるのです。漁船の発着場になっている堤防の先端へ進んでみれば、その鮮烈な海の色を思いっきり堪能できます。空の青さを超えた絶景に身悶えすること間違いなし!
写真:土庄 雄平
地図を見る県道169号線の行き着く「日島」まで、どこまでもエメラルドブルーの海。観光客は皆無で、この圧倒的に美しい風景を独り占めすることができます。このようなスポットが無名なのだから、五島のポテンシャルの高さは計り知れないですね。
写真:土庄 雄平
地図を見る遠目から海を存分に楽しんだら、次は「日島」まで渡り、ビーチへ足を運びましょう。すると、先程までエメラルドブルーだった海は、白沙の遠浅ビーチへと趣を変えます。海の色も、五島のビーチらしい透き通った水色です。
写真:土庄 雄平
地図を見る干潮時に浜辺を歩けば、とても気持ちいいです。フカフカの砂浜になっており、そこにとても静かに波が立っています。穏やかで綺麗な、離島らしいリゾート感ある時間がそこには流れています。心行くまで、この贅沢なひとときを満喫しましょう!
写真:土庄 雄平
地図を見るそんな絶景広がる「日島」ですが、実は歴史的にも重要な場所だったことが分かっています。なぜなら、日島ビーチのすぐ横には、大規模な中世の石塔群が残されており、それが日本と大陸の交易拠点だったことを物語っているからです。五島には、知られざる自然と歴史が多数根付いています。
写真:土庄 雄平
地図を見る五島列島には様々な観光名所がありますが、実は訪れてみれば、メジャーな観光スポットがない道に圧倒的な絶景が待っていることがあります。上五島・中通島の桐集落、奈留島の東風泊湾、そして今回紹介した「県道169号線・日島一帯」がその代表と言えるでしょう。
見たことがない色彩を放つ海と、どこまでも静かで穏やかな時間が、五島でしか見られない世界観を作り上げるこの場所。五島列島のポテンシャルの高さを物語ってくれますね。
住所:南松浦郡新上五島町 県道169号
アクセス:若松島から車で30分
2019年6月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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