注目のボスニア・ヘルツェゴビナ!世界遺産の街モスタルと近郊の旅

注目のボスニア・ヘルツェゴビナ!世界遺産の街モスタルと近郊の旅

更新日:2019/06/27 19:04

橘 凛のプロフィール写真 橘 凛 ライター、エッセイスト
ボスニア・ヘルツェゴビナ。近年、旅行先として人気が高まる東欧諸国でも、少し遠い存在に感じられる国かも知れません。1995年まで続いた紛争の記憶がまだ残るユーゴスラビアですが、長い歴史を持ち、古くから東西の豊かな文化を接点として発展した地域です。紛争終結から20年以上経った現在、ボスニア・ヘルツェゴビナは観光国として注目を集めつつあります。今回は世界遺産の街モスタルとその近郊についてご紹介します!

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世界遺産の街モスタルを代表する橋「スターリ・モスト」

世界遺産の街モスタルを代表する橋「スターリ・モスト」

写真:橘 凛

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ボスニア・ヘルツェゴビナの首都はサラエヴォですが、旅行先としておすすめしたいのは、旧市街が世界文化遺産として登録されているモスタルという街です。
モスタル旧市街のシンボルは、街の中央に流れるネトレヴァ川、そしてその両岸を結ぶ橋「スターリ・モスト(Stari Most)」です。高さ24メートルの美しいアーチ状の橋は、街一番の観光名所です。

世界遺産の街モスタルを代表する橋「スターリ・モスト」

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モスタル(Mostar)とは、ボスニア語で「橋の守り人」という意味。モスタルはこの橋を中心に発展を遂げてきました。オスマン朝支配下であった1566年に建造されたスターリ・モストですが、紛争中の1993年に破壊されてしまい、復元されたのは2004年のこと。現在では、見事に元の姿に戻った橋の様子を見ることができます。

橋の両端には塔があり、東側の塔の内部は博物館となっていて、スターリ・モストについて詳しく学ぶことができます。また、橋周辺はお土産物屋さんが建ち並び、いつも多くの人々で賑わっています。

世界遺産の街モスタルを代表する橋「スターリ・モスト」

写真:橘 凛

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スターリ・モストでの名物といえば、なんといっても飛び込み!そこから飛び降りる伝統があるそうで、今では観光客向けのアトラクションになっています。見物客が固唾を吞んで見守る中、地元の男性が飛び込んでいく様は迫力満点です!

エキゾチックな雰囲気漂うモスタルの街

エキゾチックな雰囲気漂うモスタルの街

写真:橘 凛

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モスタルの街並みはとてもエキゾチック。まさに東西文化が混じり合う、不思議な光景が広がっています。特に夜は、ライトアップされ雰囲気が増します。モスタルの街は、ネトレヴァ川を挟んで東側はムスリム人、西側はクロアチア人の居住者が多いので、川の東西で雰囲気が変わることに驚くことでしょう。写真は東側です。

エキゾチックな雰囲気漂うモスタルの街

写真:橘 凛

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ボスニア・ヘルツェゴビナは、主にムスリム人・セルビア人・クロアチア人という3つの民族が暮らし、イスラム教・セルビア正教・カトリックという3つの宗教が存在し、ボスニア語・セルビア語・クロアチア語という3つの言語が飛び交っているといわれています。非常に多彩で、現在でも民族別に大まかな住み分けがなされているそうです。

エキゾチックな雰囲気漂うモスタルの街

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街中にある英語表記に目を奪われます。
“Don’t forget, but do forgive forever”「忘れてはならない、しかし永遠に赦しなさい」。紛争の傷跡がわからないほどに復興した橋と街並みを背景に、その言葉の重みを深く感じます。

レストランで郷土料理に舌鼓

レストランで郷土料理に舌鼓

写真:橘 凛

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ボスニア・ヘルツェゴビナに来たからには、ぜひ東欧の伝統料理を食べてみましょう。スターリ・モストからも近いレストラン「シャドルヴァーン(Sadrvan)」は、朝から晩まで営業していて便利。いつも地元客や観光客で賑わっています。店先の民族衣装を着たマネキン像が目印です。

レストランで郷土料理に舌鼓

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ボスニア・ヘルツェゴビナの通貨は、コンベルティビルナ・マルカというもので、KMと表示されています。他のEU諸国と比べて物価は安いので、低予算でもお腹いっぱい食べることができます。
ボスニア・ヘルツェゴビナは内陸国なのもあり、お肉料理がメイン。プレスカヴィッツァと呼ばれるハンバーグのようなお料理は、日本人の口にも合います。

レストランで郷土料理に舌鼓

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その他、東欧らしい煮込み料理も充実しているので、ぜひご賞味ください!

<シャドルヴァーン(Sadrvan)の基本情報>
住所:Jusovina 11, Mostar 88000
電話番号:+387-61-891-189

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近郊へお出かけ:イスラム教の聖地ブラガイ

近郊へお出かけ:イスラム教の聖地ブラガイ

写真:橘 凛

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モスタルの周辺には、魅力的な観光地がいくつかあるのでご紹介しましょう。モスタルのバスターミナルからバスで南に30分程度いったところに、ブラガイ(Blagaj)という小さな町があります。ここには、16世紀頃のオスマン朝時代に建造されたイスラム神秘主義の修道院や城塞があり、その姿を現代にも留めています。

近郊へお出かけ:イスラム教の聖地ブラガイ

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ブラガイは古くはイスラム教の聖地として栄えたのですが、崖や美しい泉(ブナ川源流域)という大自然と修道院とが素晴らしくマッチしてしており、今日もボスニア・ヘルツェゴビナを代表する景観として名高いです。モスタルからのアクセスも良いので、今日では多くの旅行客が訪れています。

近郊へお出かけ:イスラム教の聖地ブラガイ

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修道院が建つそばには小さな洞窟があり、8人程度の乗り合い小舟に乗って入ることが出来ます。洞窟の中は薄暗く、夏場でもひんやりと涼しく、ブルーグリーンの水面が神秘的なムードを醸し出しています。

近郊へお出かけ:奇跡が起きた村メジュゴリエ

近郊へお出かけ:奇跡が起きた村メジュゴリエ

写真:橘 凛

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もうひとつ、モスタルから日帰りで行ける町としてメジュゴリエ(Medjugorje)があります。こちらはモスタルからはバスで1時間半程度です。先ほどのブラガイがイスラム教の聖地であれば、こちらは写真の教会を中心としたキリスト教の聖地です。実際、この辺りは、居住者のほとんどがクロアチア人であり、それゆえカトリック信者が多い地域となっています。

近郊へお出かけ:奇跡が起きた村メジュゴリエ

写真:橘 凛

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もともとメジュゴリエはどこにでもあるような小さな村に過ぎなかったのですが、1981年、6人の子供達の前に聖母マリアが現れる、というキリスト教での「聖母の出現」という一大事件が起こり、一躍有名になりました。ただ、世界中に同様のエピソードが点在しており、カトリックの総本山ヴァチカンが公式に認めている「聖母の出現」も多いなか、このメジュゴーリエの奇跡は否定されているのだそうです。それにも関わらず、今も連日のように信者や観光客がたくさん訪れる、ボスニア・ヘルツェゴビナの名所のひとつとなっています。

近郊へお出かけ:奇跡が起きた村メジュゴリエ

写真:橘 凛

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メジュゴリエの教会周辺はお土産屋さんが客引きをしていたり、宗教施設なのに商業的過ぎると批判されることも少なくありません。しかしながら、マリア像の前でひざまずき、熱心にお祈りを捧げている人々の姿は、やはりこの地に信仰が息づいていることの証拠といえるでしょう。認定がどうであれ、メジュゴリエの奇跡を信じている人々が多くいるのです。

多様性が共存するボスニア・ヘルツェゴビナへ行ってみよう

ボスニア・ヘルツェゴビナ、ご興味を持っていただけましたか?
同じ街で違う民族が古くから共生していたり、近場で異なる宗教の聖地があったりと、その多様性に驚かされる、奥の深い国です。
モスタル周辺は、比較的治安が良く、クロアチアの人気都市ドブロブニクからも近く、日帰りツアーなども催行されています。ぜひ、旅先として検討してみてくださいね。

2019年6月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

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掲載内容は執筆時点のものです。 2016/08/11−2016/08/12 訪問

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