写真:やま かづ
地図を見るバンクーバーのダウンタウンにある「キングストンホテル(Kingston Hotel)」は、1910年に家族経営の下宿として建てられましたが、70年代に改装され、その後はブティックホテルとして営業を続けています。
また、1986年にはスカイトレインが開通し、地下に建設された「バンクーバー・シティセンター」駅も徒歩3分の近さとなりました。
現在、ホテルの周辺にはモダンなオフィスビルが建ち並び、またスーパーマーケット、コンビニ、レストランやカフェまで集まっているので、さらに利便性が向上しています。
写真:やま かづ
地図を見る淡い赤色の外壁がかわいい「キングストンホテル」は、総部屋数50室のプチホテルです。
エコノミー、スタンダード、スーペリアと3つのタイプの部屋があり、それぞれの内装はシンプルで、落ち着いた雰囲気を醸し出しています。
特徴的なのは、エコノミー、スタンダードの一部の部屋に共用バスルームの設定があることです。このあたりは、かつて下宿であったことの名残でしょう。
また、共用のバスルームにはサウナも設置されています。寒い冬にはありがたいサービスですね。
写真:やま かづ
地図を見るプチホテルであってもビジネスコーナーは完備、ちょっと時間をかけてパソコンで調べものをしたいとき、書類を作成したいとき、そして大切なドキュメントを印刷したいときなどは、大変重宝するお助けスペースです。
場所は中2階、ソファが並ぶロビーにあるので、使い勝手もいいですね。
写真:やま かづ
地図を見るさらに、館内にはランドリールームもあります。
コイン式の洗濯機、乾燥機、そしてアイロンとアイロン台まで備わっているので、長期滞在にも対応しています。
なお、共用の冷蔵庫も置かれていますから、部屋に収納し切れないものがある場合には、こちらを利用することもできますね。
但し、部屋番号と日付が必要で、2週間を経過したものは廃棄されます。このあたりも下宿時代のルールが受け継がれているのでしょうか?
写真:やま かづ
地図を見る1階ロビー横にはブレックファストラウンジがあり、ここでは宿泊客に無料のコンチネンタルブレックファストがサービスされます。
パンはトースト、あるいはベーグルから選べます。お好みでクリームチーズを挟んでもらいましょう。
その他、オートミール、シリアルなども追加できます。
決して豪華な朝食ではありませんが、何かと忙しい朝の食事としては十分でしょう。
なお、ブレックファストラウンジの向かいには、レストランバー「キングストン・タップハウス&グリル(Kingston Taphouse & Grill)」があります。
地元ではちょっと名の知れたスポットで、日が暮れると、ローカルの人たちが腰かけて、一杯やっているのが見られます。
ホテルの予約サイトでは「Kingston Hotel Bed And Breakfast」となっていますが、よくあるB&Bだと思っていると大間違いです。
確かに、一部の部屋はシャワー&トイレが共同なので、使い勝手としてはB&Bですが、大半の部屋にはプライベートなバスルームが設置されています。
そんなバリエーション豊かな部屋を持つ「キングストンホテル」、どんなスタイルで泊まるかはあなた次第です。
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この記事を書いたナビゲーター
やま かづ
プライベートでの渡航歴は、東南アジアを中心に200回以上、渡航国はのべ350カ国を数えます。海外旅行の趣味が高じて機内食会社に勤務、航空会社のさまざまな機内食に接し、世界各国の食習慣や食文化を学びまし…
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