香川県小豆島を1日で楽しもう!土庄港近隣おすすめスポット5選

香川県小豆島を1日で楽しもう!土庄港近隣おすすめスポット5選

更新日:2019/07/01 17:13

すがた もえ子のプロフィール写真 すがた もえ子 妖怪伝承収集家、フリーライター
香川県小豆島は瀬戸内海の島の中で2番目に大きい島です。3年に1度開催される現代アートの祭典「瀬戸内国際芸術祭」の開催地で、瀬戸内海とオリーブが織りなす風景は異国感があふれるフォトスポットばかり。小豆島へ渡る移動手段はフェリーなどの船になり、移動中から瀬戸内海の美しさに魅了されます。

今回は高松港からのフェリーが到着する土庄港から、すぐに巡れるおすすめスポットをご紹介いたします。

樹齢千年のオリーブ大樹は必見

樹齢千年のオリーブ大樹は必見

写真:すがた もえ子

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小豆島といえばオリーブというほど、小豆島のオリーブは有名です。小豆島ヘルシーランドが栽培管理をしている農園「オリーヴの森EAST」には、1万キロの海を越えてやってきた樹齢千年の大樹があるんです。

このオリーブの樹はスペイン・アンダルシア地方から2011年に小豆島へやってきました。運搬に必要なコンテナに入れるために枝葉を切り落としたため、小豆島に到着した時は幹だけの姿でした。小豆島へ移植された現在は枝葉を延ばし、青々とした葉を茂らせています。瀬戸内海の青い海をバックにたたずむ大樹の姿は風格があり美しく、異国情緒あふれた光景です。

樹齢千年のオリーブ大樹は必見

写真:すがた もえ子

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近寄ってよく見ると、幹の部分が黒く、枝が白っぽいのがわかります。これは白い枝の部分が、小豆島にやって来てから生えた新しい部分だからです。オリーブの樹の生命力の強さがよくわかります。

樹齢千年のオリーブ大樹は必見

写真:すがた もえ子

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樹齢千年のオリーブの大樹は、季節ごとにその姿を楽しむことができます。5月下旬には白く小さな花を付けた姿や、10月〜11月にはオリーブの実を実らせた光景を島のいたるところで見ることができます。

<樹齢千年のオリーブ大樹の基本情報>
住所:香川県小豆郡土庄町甲2580-1
電話番号:0879-62-7111
アクセス:土庄港から車で8分

恋人たちの聖地・エンジェルロード

恋人たちの聖地・エンジェルロード

写真:すがた もえ子

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小豆島の観光名所で外せないのが「恋人たちの聖地」にも認定されたエンジェルロードです。最大干潮時刻を中心にして最大で合計約6時間ずつ現れる砂の道(天使の散歩道)。この道を大切な人と手をつないで渡れば幸せになれるというジンクスがあります。

恋人たちの聖地・エンジェルロード

写真:すがた もえ子

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エンジェルロードの砂の道の始まり付近の階段で丘にのぼると、展望台からエンジェルロードの全景を見下ろすことができます。展望台には幸せの鐘もあるので、訪れた際はぜひ鳴らしてみてください。

恋人たちの聖地・エンジェルロード

写真:すがた もえ子

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エンジェルロードを散策したら、目の前にあるエンジェルカフェ405で休憩はいかがでしょうか。天使の翼をイメージしたクッキーと香川県のお菓子「おいり」をトッピングしたアイスをのせたやエンジェルソーダが名物です。エンジェルロードと海を眺めながらゆったりくつろいでください。

<エンジェルカフェの基本情報>
住所:香川県小豆郡土庄町甲24-67 小豆島国際ホテル内
電話番号:0879-62-2111
アクセス:土庄港から車で7分
全席テラス席のため天候によって臨時休業や営業時間の変更あり

迷路のまちの本屋さん

迷路のまちの本屋さん

写真:すがた もえ子

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小豆島にある「迷路のまち」は、海賊や南北朝時代の攻防にそなえて迷路のような路地がはりめぐらされた不思議な町です。そんな迷路のまちにあるのが、カフェの2階に入っている迷路のまちの本屋さんです。

迷路のまちの本屋さん

写真:すがた もえ子

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瀬戸内の本をはじめ、本棚にずっと置いておきたくなるような本を選んでラインアップしています。

迷路のまちの本屋さん

写真:すがた もえ子

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店内には本だけではなく、アクセサリーや雑貨など小豆島にゆかりのあるアーティストの作品も並んでいます。小豆島のオリーブをイメージした「シマハリコ」や、小豆島名産のオリーブ茶など小豆島の素敵なものも並んでいるので、お土産えらびにもぴったりです。

<迷路のまちの本屋さん基本情報>
住所:香川県小豆郡土庄町甲413-2(405CAFE 2階)
電話番号:0879-62-9889
アクセス:土庄港からバスで土庄本町下車徒歩2分/エンジェルロードから徒歩7分

セトノウチ島メシ屋でオリーブ牛のローストビーフを食べ比べる

セトノウチ島メシ屋でオリーブ牛のローストビーフを食べ比べる

写真:すがた もえ子

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迷路のまちにあるセトノウチ「島メシ家」は、「島の野菜とオリーブ」をテーマにした食堂です。メニューにはオリーブを食べて育った「オリーブ牛」など島の食材を活かしています。

「島の野菜とオリーブ牛ローストビーフ三種の食べくらべ定食」は、オリーブの絞り果実を与えて育てられたオリーブ牛のモモ肉・肩ロース・ザブトンの3種類の希少部位を食べ比べることができます。

セトノウチ島メシ屋でオリーブ牛のローストビーフを食べ比べる

写真:すがた もえ子

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「オリーブ牛ローストビーフカレー」は、オリーブ牛のスジ肉などをじっくり煮込んだカレーに、オリーブ牛のローストビーフと季節の野菜がトッピングされています。コクがあり、オリーブ牛のエキスが溶け出したカレーは癖になりそうな美味しさです。

セトノウチ島メシ屋でオリーブ牛のローストビーフを食べ比べる

写真:すがた もえ子

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食堂には備え付けのオリーブオイルが置いてあり、料理にかけて楽しむことができます。オリーブの名産地小豆島ならではの食べ方で、白いご飯にフレッシュなオリーブオイルとハーブ塩をかけて食べるオリーブオイルご飯は驚きの美味しさ。「島メシ家」を訪れた際はぜひ試してみてください。

<セトノウチ「島メシ家」の基本情報>
住所:香川県小豆郡土庄町甲398
電話番号:0879-62-8500
アクセス:土庄港からバスで土庄本町下車徒歩1分

迷路の町に点在する5つの妖怪美術館をめぐろう

迷路の町に点在する5つの妖怪美術館をめぐろう

写真:すがた もえ子

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迷路のまちの中心部には、妖怪をテーマにした「妖怪美術館」があります。昔から日本に伝わる妖怪から、現代社会を背景に生まれた創作妖怪まで、所蔵する約800点のなかから妖怪アートが入れ替わりで常時約100点が展示されています。

迷路の町に点在する5つの妖怪美術館をめぐろう

写真:すがた もえ子

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妖怪美術館は全部で5つあり、地図を片手に迷路のまちに点在する妖怪美術館をめぐる仕組みになっています。妖怪美術館01でチケットを購入し、公式オーディオガイド(無料)を手に入れたら、自分のペースで散策してください。

迷路の町に点在する5つの妖怪美術館をめぐろう

写真:すがた もえ子

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5つの妖怪美術館をめぐる目安時間は約90分ほど。町の中を巡るので、途中でカフェに立ち寄ったりお土産を買ったりと自由に動けるのも魅力です。

<妖怪美術館01の基本情報>
住所:香川県小豆郡土庄町甲405 MeiPAM1
電話番号:0879-62-0221
定休日:水曜日(祝日及び瀬戸内国際系術祭会期中は営業)
アクセス:土庄港からバスで土庄本町バス停下車、徒歩1分/エンジェルロードから徒歩7分

小豆島はSNS映えしそうなフォトスポットばかり!

いかがでしたか?車があれば便利ですが、土庄港やセトノウチ「島メシ家」の前でレンタルサイクルを借りることができるので、滞在スケジュールに合わせて小豆島を楽しんでください。小豆島には温泉もあり、瀬戸内海に沈む夕日や昇る朝日も絶景なので、島内に一泊してゆっくりと観光するのもおすすめです。

2019年6月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

掲載内容は執筆時点のものです。 2019/05/23−2019/05/24 訪問

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