写真:佐藤 らなこ
地図を見る男鹿市北浦の「雲昌寺」は、秋田県を代表するあじさいの名所です。副住職が約15年もの歳月をかけて育てたあじさいは、約1500株。お寺のあじさいを1株から挿し木でここまで増やしました。初夏に境内を埋め尽くすように咲く、青一色のあじさいが多くの人々を魅了しています。
写真:佐藤 らなこ
地図を見る2019年度より「雲昌寺」では夜間の特別拝観を始めました。日中は9〜17時(最終入場16時30分)、夜は18時30分〜21時30分(最終入場21時)が拝観時間です。それぞれ拝観料が異なります。
写真:佐藤 らなこ
地図を見る入り口で渡される拝観券には「雲昌寺」とあじさいの手書きイラストが。旅の思い出に大切にとっておきたくなりますね。また、あじさい観賞の合間には、「雲昌寺」の本堂へのお参りを忘れずに。夜も御朱印(500円)をいただくことができますよ。※御朱印は当日の状況により、受付できない場合もあります。
写真:佐藤 らなこ
地図を見るライトアップされた「雲昌寺」の境内は幻想的な雰囲気を醸し出し、日中とは全く異なる姿を見せてくれます。青が大好きな副住職も自画自賛の夜のあじさい!あじさいがより美しく見えるようにと考えられた演出は見事です。
写真:佐藤 らなこ
地図を見るLEDの光に照らされたあじさいは、深みのある青。こんな色のあじさいを観たことありますか?言葉でも写真でもうまく伝えきれない、このなんともいえない青。宇宙から見た地球の色のよう...と表現したらいいでしょうか。
ファインダー越しと実際に自分の目で見るのとはまたちがうのです。光の当たり具合でも、青の濃さや色味が異なります。ぜひその目で「雲昌寺」のあじさいの青を観にきてください。
写真:佐藤 らなこ
地図を見る青は気持ちを落ち着かせるリラックス効果があると言われます。夜の「雲昌寺」では、それをより実感できます。ここであじさいを眺めていたら、嫌なことやストレスが消えたと話す方もいらっしゃるそうですよ。いつまでも見ていたくなる「雲昌寺」のあじさい。日頃の喧騒から離れて、穏やかな心を取り戻すのにも最適な場所です。
写真:佐藤 らなこ
地図を見る次に夜間特別拝観での撮影スポットをご紹介します。入ってすぐのこちらは副住職もおすすめの場所。前後左右あじさいに囲まれた写真が撮れるので、自撮りをしたり、大切な誰かを撮ってあげたりと記念撮影にぴったり。青白い光に包まれ、人の美しさも増します。
写真:佐藤 らなこ
地図を見るつづいておすすめするのは、見晴台から海を望む場所。海と空とあじさいの3つの青のグラデーションを堪能できるのがこちら。そして、海の方へ流れるように下へと続くあじさいは、天の川のように美しく見えます。
写真:佐藤 らなこ
地図を見る見晴台から海とは反対の本堂を向いた時に見える景色もおすすめです。こちらはあじさいの広がりと密集度を最も感じられる場所。暗闇に浮かび上がる青のじゅうたんは、思わずため息が出るほどの美しさです。
素敵な写真を撮影できるところは他にもありますので、境内をゆっくりまわって、あなただけのとっておきの場所を見つけてくださいね。
※境内の通路は狭いので、三脚を使用しての撮影はできません。
写真:佐藤 らなこ
地図を見る陽が沈んだ頃から徐々に辺りが暗くなっていく頃も含めて、「雲昌寺」でゆっくり観賞していると、それぞれの時間帯のあじさいの姿の違いを楽しめます。
写真:佐藤 らなこ
地図を見るこちらはひとつ前のものとほぼ同じ位置で撮影した写真です。ひとつ前は19時半頃、こちらは20時半頃に撮影したものです。あじさいの青も見え方が全く異なるのをお分かりいただけるでしょうか。
副住職おすすめの観賞時間帯は夜20時過ぎから。辺りが真っ暗になると、あじさいの青の濃さがより際立ちます。あなたはどちらの青がお好きですか?
なお、日中と夜とのあじさいの違いは、関連MEMOのリンク先の記事をご覧ください。昼は優しさとかわいらしさを、夜は凛とした強さを見せてくれますよ。
写真:佐藤 らなこ
地図を見る夜は涼しく、静かで、日中ほどの混雑はないのもおすすめポイント。また、まだ満開でなかったり、色づいていなかったりする時期でも、ライトアップ効果であじさい観賞は充分に満喫できます。
写真:佐藤 らなこ
地図を見る境内の一画にある竹林の中は異世界。一歩足を踏み入れるとなんだか不思議な気持ちに。遠く奥に見えるあじさいの青はオアシスのようです。境内はぜひ隅々までまわってくださいね。
写真:佐藤 らなこ
地図を見るゆっくり観てまわって喉が渇いたな〜と思ったら、カフェコーナーへどうぞ。ハーブの一種であるバタフライピーのお茶、あじさいティー(400円)がおすすめです。色はあじさいと同じ青。お好みでレモン果汁を入れることで、色の変化も楽しめるお茶です。カフェコーナーでは、他にコーヒーやりんごジュース等も販売しています。※カフェコーナーは当日の状況により、お休みの場合もあります。
ほっと一息つきながら、あじさいを眺める時間もまた格別です。
住所:秋田県男鹿市北浦北浦字北浦57
拝観時間:9〜17時
通常拝観料:200円
あじさい期間拝観料:500円(2020年6月13日〜2020年7月19日)
夜間特別拝観料:700円(あじさい拝観期間の18時30分〜21時30分)
※以上はすべて大人の料金。中学生以下無料
アクセス:JR男鹿駅から車で約20分
※男鹿にはレンタカーの営業所はありませんので、秋田駅や秋田空港近くの営業所からレンタカーを利用されることをおすすめします。
※雲昌寺の境内の駐車場はあじさい観賞期間中は利用できません。臨時駐車場をご利用ください。また県道55号線から雲昌寺方向に折れる道路は、自主的一方通行となります。周辺の道路の幅が狭いので、運転には充分ご注意ください。
2020年3月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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