岩手県の中心部から最も近い山こそ、今回紹介する「岩手山」。その立地故に、盛岡駅や市街地を通る国道46号線など、どこにいても山裾の広いどっしりとした山容を眺めることができます。その姿は「岩手富士」と讃えられるほどです。
そんな岩手山を眺めるゴールデンルートこそ、今回紹介する「小岩井農場」経由「焼走り」。途中美しい岩手山を眺めがら、爽快な道が続き、ゴールでは感動の絶景が待っています。ぜひ、車や自転車で走ってみましょう。
まず盛岡から国道46号を分岐して、県道219号・網張温泉線へ入りましょう!すると、すぐにたおやかな岩手山が進行方向にどっしり現れます。一帯が高原のようになっているため、その眺望は抜群です。
写真:土庄 雄平
地図を見るそんな場所にあるのが、かの有名な「小岩井農場」。一度は、ペットボトルのジュースを飲んだ方も多いでしょう!あの「小岩井ブランド」です。実は、小岩井農場は岩手山の南山麓に約3000ヘクタールの敷地面積をもつ日本最大の民間農場なのです。
農場は入園することができ、実は農園の中から眺める「岩手山」の美しさがまたひとしおです。端正な山容が思いっきり視界に飛び込んできます。緑と青のコントラストも本当に爽快です!そんな素晴らしい景色を眺めながら、農園自家製ジェラートを頂くのは至福のひと時。
<小岩井農場の基本情報>
住所:岩手県岩手郡雫石町丸谷地36−1
電話番号:019-692-4321
アクセス:盛岡市街から車で約40分
写真:土庄 雄平
地図を見るそして小岩井には、もう一箇所外せないところがあります。それは農場からやや北西に進んだところにある「小岩井農場の一本桜」!ここも農場の敷地のため開けているのですが、それ故に一本の大樹と秀峰「岩手山」のコラボレーションを望むことができます。牧歌的で癒される風景ですね!
<小岩井農場の一本桜の基本情報>
住所:岩手県岩手郡雫石町丸谷地36−1
電話番号:019-692-4321
アクセス:盛岡市街から車で約40分
そんな見所多い「小岩井農場」を越えて、国道282号線から県道233号線(岩手山パノラマライン)へ進んでいきましょう。こちらは高原ではないですが、東北らしい針葉樹林の間から、岩手山が顔を覗かせます。
写真:土庄 雄平
地図を見るそしてそこから約5km進み、「焼走り溶岩流展望台」へと到着すると、そこには目を疑う光景が広がります。なんと、先ほどまで森の中を走っていた道から一転して景色が開けて、その先に雄大な「岩手山」がどっしりと佇むのです。条件が良ければ、雲海の中から天に突き上げるような山容を望むことができ、これが筆舌に尽くしがたい絶景です。
写真:土庄 雄平
地図を見る周囲の溶岩流とともに眺めれば、岩手山麓の広大さが分かるでしょう。かつての大噴火で溶岩大地ができ、そこから樹林帯の層、そして森林限界の3層構造になっている「岩手山」。荒々しくも感動的な自然の世界がそこには広がっています。とにかくスケール感が半端なく、青空とのコントラストも至極美しいです。
<焼走り溶岩流展望台の基本情報>
住所:岩手県八幡平市平笠第24地割
アクセス:小岩井農場から車で1時間
写真:土庄 雄平
地図を見るなお「焼走り」を通る県道233号線は、岩手山の東から北へ1/4周する道で「岩手山パノラマライン」という名称が付いています。岩手山を望めるのは、東側の始点から「焼走り」までですが、実はそれ以降も素晴らしい絶景道です。
ストレート基調で開放感抜群な道が、岩手と秋田の県境「八幡平」へ向けて飛び込むかのように続いていきます。まるで北海道を彷彿とさせるようなこの道を走り抜けるのは大変気持ち良いですよ!車もほとんど来ないので、独り占めできるのも満足度が高いですね。
<岩手山パノラマラインの基本情報>
住所:岩手県八幡平市平笠第24地割岩手山パノラマライン
アクセス:焼走り溶岩流展望台から車で5分
岩手県のシンボルとして多くの人に愛されている「岩手山」。盛岡市内の各所から見られるたおやかで雄大な山容はとても美しく、人の心を魅了してやみません。そんな秀峰「岩手山」の眺望が最も素晴らしいのが、「小岩井」から「焼走り」につながるルート!道の先に様々な角度でその姿が現れ、ラストにはダイナミックな絶景が待っています。岩手県を訪れたら、小岩井農場への観光と併せて、ぜひこのルートをなぞってみて下さいね。
2019年6月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
この記事の関連MEMO
- PR -
トラベルjpで250社の旅行をまとめて比較!
このスポットに行きたい!と思ったらトラベルjpでまとめて検索!
条件を指定して検索
(2024/4/20更新)
- 広告 -