長野県白馬村にある岩岳は、国内外のトップライダーが熱い戦いを繰り広げる国内最大のMTBイベントが開催されていた場所。この大会に照準を合わせて機器開発に注力するメーカーも多く、MTB愛好家も憧れるMTBの聖地。魅力は、3,000m級の北アルプスの山々を眺めながら走れる最高のロケーション。
MTBの聖地と称される岩岳にオープンした「岩岳MTBパーク」は、初級者から上級者まで楽しめる全5種類のコースが用意されています。山頂から麓まで滑走するアルプスダウンヒルコースは、標高差521m、全長6,900mの圧倒的なスケールでありながら、初級者にも優しいコース設計。はじめは怖いかもしれませんが、広大なフィールドを駆下りる爽快感はクセになる面白さ。岩岳MTBパークでMTBデビューしてみませんか。
写真:鮎川 キオラ
地図を見る岩岳MTBパークの受付は、白馬岩岳マウンテンリゾートの入口となるゴンドラリフト「ノア」の山麓駅にあります。装備一式をレンタルできるので、手ぶらでOK!子供用のMTBは、数に限りがあるのですが、大人用は十分に用意があるので当日飛び込みもOK!もちろんMTBの装備を持っている方は、パーク利用料のみで持ち込みも可能です。
初めてさんには、MTBの扱い方や注意点を説明してくれます。技術や体力に合わせておすすめのコースについても親切に相談にのってくれるので安心。天候によってもコースのコンディションや難易度が変わるので、その日おすすめのコースを教えてもらいましょう。お子さんの参加の目安は、小学校3年生からとなります。
写真:鮎川 キオラ
地図を見る初めてさんは、本格的なコースへ出る前に、受付のすぐ裏手になるスキルアップエリアで練習をしましょう。練習用の「デュアルパンプトラック」は、コース中にあるバンクやウェーブを体験できる本格ミニダートコース。MTBには、車と同様のディスクブレーキが搭載されているので、ぴたっと止まれます。でもその反面、急ブレーキをかけると滑ったり、スピンしたりしてしまう。練習コースでは、ブレーキの感触を試しておきましょう。
写真:鮎川 キオラ
地図を見る時間があれば、麓にあるコンパクトなミニクロスコース「ファンライド」にも挑戦してみましょう。傾斜が少ない広々とした場所に障害物が用意されたコースなので、MTBの取り扱いを習得するのに最適です。
写真:鮎川 キオラ
地図を見る練習後は、ゴンドラリフト「ノア」に乗って、自転車ごと標高1,289mの岩岳山頂へ。約8分間の空中散歩で山頂まで一気に運んでくれるのはありがたい。
写真:鮎川 キオラ
地図を見る岩岳MTBパークの利用料金は、利用コースによって設定されています。岩岳のダイナミックなコースを楽しむなら、山頂から麓まで駆下りるダウンヒルコースを楽しめるプランがおすすめです。標高差521mを駆下りるダウンヒルコースは、ほとんどペダルを踏むことはありません。ブレーキを調整しながら下りましょう。急斜面を駆下りる競技者向けのコースではなく、傾度4〜11度のゆるやかなつづら折りのコースが続くフロートレイルを採用しているので、初めてさんに優しいコース。
写真:鮎川 キオラ
地図を見る初級者から楽しめる「アルプスダウンヒルコース」は、海外でW杯コースなども手がけるトレイルビルダー・Evan Winton(エヴァン・ウィントン)がプロデュースした世界基準を満たしたコース。コースの造り込みが美しく、レベルを問わず楽しめると高い評価を得ています。スキー場の斜面をジグザグに走行するだけでなく、美しい木立の中の森林トレイルは気持ちがいい。幅1m程の小径には、アップダウンがあり、木の根っこに乗り上げないように気をつけながら、流れるように走るとジェットコースターに乗っているみたいにエキサイティング。
写真:鮎川 キオラ
地図を見る冬はスキー場として利用されているゲレンデのコースからは、北アルプスの山並みや眼下の白馬村の景色を眺めながら走ることができます。コース全体において傾斜角度がゆるめに設計されているコースですが、初めて体験するときは怖いと感じるかもしれません。
初めは無理をせずスピードを落としてゆっくり走行してコースに慣れましょう。慣れてくると、コースの予測ができるようになり、流れるように走れるようになりますよ。油断は禁物ですが、思いっきりも大切。ダウンヒルコースは上級者向けの「カミカゼダウンヒル」もあります。初めてさんは、間違って入り込まないよう合流地点にあるコース表記をよく見て走りましょう。
岩岳MTBパークは、北アルプスの景色を目の前に走行できる最高のロケーションです。ダウンヒルコースには、休憩スポットも数多く設置されているので、休憩しつつ360度の絶景をのんびり眺めてみてください。
休憩中に目の前を走る抜けるMTB上級者の走りを眺めるのも楽しみのひとつ。初めてさんとMTB愛好家では、下るスピードが異なるので、休憩ポイントで道を譲れば、自分のペースで楽しめます。
写真:鮎川 キオラ
地図を見る岩岳MTBパークは、白馬岩岳マウンテンリゾート内にあります。コース出発点となる山頂エリアは、絶景の中で特別な時間を過ごせる場所。MTBを山頂の自転車スタンドに預けて、レストランや休憩スペースを上手に利用してマウンテンリゾートを欲張りに楽しみましょう。写真は、ゴンドラリフト山頂駅すぐにある「ヤッホーデッキ」。遠く八ヶ岳を見渡せる絶景スポットです。
写真:鮎川 キオラ
地図を見る山頂駅から徒歩3分ほどの場所にある話題の絶景テラス「HAKUBA MOUNTAIN HARBOR」も絶景スポット。視界を遮らないガラス張りのテラスは、まるで空中に浮いているような浮遊感を味わえます。NY生まれの老舗ベーカリー「THE CITY BAKERY」のおいしいパンとコーヒー片手に絶景カフェを楽しむこともできます。
写真:鮎川 キオラ
地図を見るベルト上のラインの上を綱渡りしたり跳んだり跳ねたりするスラックラインや森の中のブランコを楽しめるエリアも。いろいろなアクティビティが充実しているので、1日中遊ぶこともできます。家族で楽しむなら、パパと息子はMTBでアクティブに男旅、ママと娘で森の中のおさんぽや絶景テラスを楽しむ女子旅と二手に分かれて楽しむこともできます。
住所:長野県北安曇野郡白馬村北城12056
電話番号:0261-72-2474
アクセス:
<車>安曇野I.C、長野I.C、糸魚川I.Cから車で約1時間
<公共交通機関>JR白馬駅から車で約15分(グリーンシーズンは無料シャトルバス有り)
2019年7月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
取材協力:白馬観光開発株式会社
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(2025/2/12更新)
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