写真:カカミ ユカ
地図を見る「2002FIFAワールドカップ記念 日本サッカーミュージアム」は、2002年FIFAワールドカップ日韓大会の開催を記念して作られたサッカーミュージアムです。場所はJR御茶ノ水駅から徒歩7分の場所にあります。駅からミュージアムに続く道路は「サッカー通り」と名付けられており、道すがらもサッカーの世界へ誘ってくれます。
ミュージアムに到着!正面入口から入館すると、まずテンションを上げてくれるのがザッケローニ監督の等身大マネキン『IL MISTER(イル・ミステル)』(イタリア語でサッカー監督の総称)です。これが本当にそっくりで、マネキンとは思えないほど。「ピッチの上でこの風貌の人がサムライジャパンを指揮してくれているんだぁ」とサッカー好きなら思わず妄想タイムに入ってしまうのではないでしょうか。思わず動き出しそうなリアル感がたまりません。
ちなみに、この「サッカーミュージアム」は1Fのアッパースタンド、B1Fのロゥアースタンドと呼ばれるエリアは“無料”で楽しむことができます。B2Fのピッチと呼ばれるエリアは入館料が必要です。(大人500円)
ザッケローニ監督のマネキンがいる場所は1Fになります。誰でも入って写真撮影が可能です。気軽にザックに会いに行く感覚でお近くにお立ち寄りの際はぜひ見学してみてはいかがでしょうか。
(注)ザッケローニ監督等身大マネキンは、2014年5月、6月は「サッカーミュージアム」以外の場所に移動していることもあり、展示が見られない場合もあります。
■「2002FIFAワールドカップ記念 日本サッカーミュージアム」
東京都文京区サッカー通り(本郷3-10-15)JFAハウス
休館日:月曜日
入場料:大人500円 小中学生400円 幼児無料
写真:カカミ ユカ
地図を見る無料で見学できるエリアでもうひとつ必見なのは、2013FIFAコンフェデレーションズ杯で実際に使われたガラスルーフベンチ!
旭硝子が世界初で作りグッドデザイン賞を受賞したベンチということ。透明なガラス屋根にしたことで、監督や選手の表情がピッチからでも容易に見ることができるようになった優れものです。
ベンチは半屋外になったスペースに設置されているので、サッカー通りを歩いている人なら誰でも来て座ることができるようになっています。選手になったような気持ちで座って写真撮影する人が多い場所です。「ベンチからの眺めってこんな風なんだ〜、座り心地ってこんなんなんだ〜」と選手と同じ空間を体験できるのがとても楽しいです。
写真:カカミ ユカ
地図を見るなんとここも無料エリアなんです!世界初の大型映像装置メガビジョンで再現された「ヴァーチャルスタジアム」。2002FIFAワールドカップのピッチで熱い感動を再現。日本代表選手の活躍を見ることができます。
2002年大会は、地元が開催地だったということもあり、あの盛り上がりをはっきりと覚えている人も多いのではないでしょうか。稲本や鈴木、森嶋らのゴールシーンの他、ピッチ上での選手の表情、トルシエ監督のガッツポーズなど、観ているとあのときの気持ちがよみがえって、熱いものがこみ上げてきます。
一緒にメガビジョンを観ている人たちも、シュートを放って外した時など、分かっているシーンであっても「わ〜」っと思わず頭を抱えてしまう人などもちらほら・・・。その気持ちが本当によくわかる映像です。
「そうだよな〜、サッカーってこういう風に感動を与えてくれるスポーツなんだよなぁ」っていうことが一気に思い出される場所なので、このヴァーチャルスタジアムは本当にオススメです。
両サイドの壁には現ザックジャパンの日本代表メンバーの大きなポスターが貼ってあります。また、ヴァーチャルスタジアムの入口には選手の等身大パネルが置いてあります。過去のW杯の映像と、現選手陣を見ると、これから日本代表はどう進化していってくれるのかなと益々期待を持って見てしまうようになること必至です!
写真:カカミ ユカ
地図を見る有料エリアとなるB2Fのピッチエリアでは、まず円陣を組んだ選手たちがお目見え。
この円陣、ちょうど一人分のスペースが空いているのです!畏れ多くも、鼻骨骨折をガードするフェイスマスクを付けた宮本恒靖選手の横が空いているので、日本代表キャプテンと肩を組んで円陣を作ることができます!
自分も一緒に気合を入れ、これから大切な試合に挑む選手たちの気持ちに近づくことができる貴重な場所であることは間違いありません。
この他、有料エリアには日韓W杯の対ロシア戦のロッカールームを忠実に再現したものや、150インチの大スクリーンで迫力のサッカー3D映像を楽しめる「3Dシアター」などなど様々な展示があります。歴代日本代表ユニフォームや、サッカーに携わってきた人の歴史などを観ていると、いろんな人の思いがつまった日本サッカーを体感することができ、なぜかまた熱い気持ちがこみ上げてきます。
貴重展示も多い有料エリア。せっかく「サッカーミュージアム」を訪れたのであれば、こちらまで見学されることをぜひオススメします。
写真:カカミ ユカ
地図を見る展示当初は、これを見たさにミュージアムの外まで長蛇の列ができたという、FIFA女子ワールドカップ優勝トロフィー。
こちらもB2Fのピッチエリアに展示があります。
優勝時の写真の前に飾られたトロフィーは、まるであの時の躍進の音が今でも聞こえてくるんではないか・・・と思わせるほどの輝きです!
こういったトロフィーを見ていると、今後も、もっともっと日本サッカーの発展を願わずにはいられません。B2Fを進むと最後の方に見えてくる、このトロフィー。館内を見まわった〆としての威力抜群です。
サッカー好きな筆者だから?!いや、そうではないと思います。
日進月歩を繰り返しながら進化を続けてきたサッカーの歴史を見ていると、なんだか自分にも気合が注入される気がしてくるのです。
サッカーに詳しくない人であっても、サッカーに興味が持て、わかりやすい展示になっているので、行ったら楽しめる場所であると思います。
W杯イヤーの今年。サッカーにまた注目が集まることは間違いないでしょう。サッカーの試合を見ているだけでも、「私も頑張ろう」という気持ちにさせられますが、ここ「サッカーミュージアム」ではそういう気持ちがいつでも呼び起されるような展示や仕掛けが満載です。日々の生活ちょっと疲れたなぁ…という人には特に訪れて明日からの活力を得てもらいたい場所です。
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(2023/12/2更新)
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