写真:菊原 朝香
地図を見る小豆島「海音真里」では、瀬戸内の山海の恵みと小豆島の契約農家の旬野菜に、島で作られているオリーブオイルを効果的に使い、食前酒からデザートまでオリーブオイルを使った「オリーブ会席」を楽しめます。それも、島の各メーカーで作られている様々なオリーブオイルの特徴を把握し、その料理ごとに一番合うもの、味を引き立てるものを使っています。
ヒントとなるその料理の漢字一文字だけが客に伝えられ、メニューははじめは伏せられているところも、一体どんな料理が現れるのか、わくわく感をかきたてられます。
オリーブオイルの他にも小豆島には特産がいっぱいあります。食材だけでなく、醤油や塩など調味料も小豆島のもの香川のものを多用しており、食から小豆島を知ることができるのがまたとても楽しいのです。
写真:菊原 朝香
地図を見る大皿の方が見栄えが素晴らしい料理は大皿で、個々に盛り付けた方が美しい料理は個別の皿にと、魅せ方も計算されています。焼き物は炭火でじっくりじりじりと焼いたもの。小豆島のブランド牛「オリーブ牛」は塊で焼いて、贅沢に一番おいしいところだけをトリミングします。オリーブ牛とは、出荷前20日前から毎日オリーブの搾りかすを食べた讃岐牛。柔らかく脂っこすぎずスッキリとした味わいで、とてもヘルシーなのです。
写真:菊原 朝香
地図を見るカウンター席とテーブル席がありますが、断然カウンター席がオススメ。大将が作っているところが良く見えますし、色々と質問しながら小豆島の食について造詣を深めるのも大人の楽しみ方。
小豆島らしく豊富な発酵調味料や柑橘があるという利点を活かし、醤油やもろみ、味噌などに塩やオリーブの茶葉などを組み合わせた、様々な食べ方を提案してくれます。また、自分でアレンジして新しい味を探求するのも楽しいものです。
写真:菊原 朝香
地図を見る朝食は、甘夏の果汁を加えた優しい甘さと酸味の麹甘酒(ノンアルコール)からはじまります。小豆島には麴屋は1軒だけ。その麹を使った味噌汁も、ほんのり甘く滑らかな舌触りでホッとする味。小豆島で産出された「玄武岩」で蒸しあげた野菜も、炊き立てのコシヒカリも、小豆島で採れたもの。素材を活かした料理が中心で、一日のはじまりにふさわしい食事といえます。
写真:菊原 朝香
地図を見る朝食にももちろんオリーブオイルが大活躍します。炊き立てほかほかの小豆島コシヒカリの上に、オリーブの茶葉を食べて育った鶏の玉子「オリーブエッグ」をのせ、オリーブオイルとこれまた小豆島特産の醤油を。
黄味の輝きの眩しさと言ったら!このオリーブオイルも、玉子かけごはんに合うものがチョイスされています。他の料理にも、自分の味覚でオリーブオイルやもろみ粉などを組み合わせて、自由に小豆島の食を楽しみましょう!
写真:菊原 朝香
地図を見る瀬戸内の美しい海を眺めながら楽しむ朝食は格別。ゆっくりと流れる島時間を心ゆくまで味わって下さい。目の前が砂浜なので、朝食後のお散歩もオススメです。天気が良いと、遠くに四国が見えますよ。
写真:菊原 朝香
地図を見る忘れちゃいけないのが、ウェルカムスイーツ。小豆島「海音真里」は食事だけではなく、ウェルカムスイーツや客室のドリンクなども、凝っていて特別感があるんです。ウェルカムティーは香川・三豊名産の高瀬茶。
農林大臣賞も受賞しており、上皇・上皇后両陛下に献上したこともある銘茶なのです。ほとんど県内で消費されるので、とても貴重なもの。スイーツはその時々の旬のフルーツなどを使った自家製です。スタッフでアイディアを出し合って作っています。
写真:菊原 朝香
地図を見る高瀬茶は、客室のティーセットにも用意されているので、いつでも楽しむことができます。そして驚くことに、冷蔵庫のドリンクはすべて無料。中でもオススメなのが「香草茶」です。レモングラスを使ったオリジナルのハーブティーで、身体の中からキレイにデトックスされるような爽やかな味。ボトルもかわいくって、見てるだけでも楽しめちゃうのです。
写真:菊原 朝香
地図を見る夕朝食で食べてみて気に入った調味料などは、購入することができます。レセプションにも兼ねている建物「三風舎(さんぷうしゃ)」では、料理に使われたあらゆる調味料や箸など、そして客室の備品も買うことができるのです。自社製品も多く、なかなか手に入らないものもたくさん。それだけに、こちらで購入できるのはとてもうれしいものです。
全6室しかないプライベート感満載の大人の宿らしい食事ですよね。季節ごとに内容も変わるので、毎シーズン訪れたくなる宿です。車であれば高松や新岡山など各地から、島内6ヶ所の港へフェリーで入ることができます。車がなくても、土庄港・池田港・草壁港・坂手港からであれば送迎がありますよ(要事前予約)。また各港から路線バスが通っているので、バスで訪れることも可能です。詳細は公式サイトでご確認くださいね。ぜひ小豆島に訪れるなら「海音真里」に泊まって、上質な食事と時間を楽しんでください。
2019年7月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
この記事の関連MEMO
このスポットに行きたい!と思ったらトラベルjpでまとめて検索!
条件を指定して検索