世田谷「次大夫堀公園民家園」で江戸時代の生活を探ろう

| 東京都

| 旅の専門家がお届けする観光情報

世田谷「次大夫堀公園民家園」で江戸時代の生活を探ろう

世田谷「次大夫堀公園民家園」で江戸時代の生活を探ろう

更新日:2019/07/05 09:18

池口 英司のプロフィール写真 池口 英司 フリーライター、フォトグラファー 日本写真家協会(JPS)会員
次大夫掘公園民家園は、1988年11月、世田谷区喜多見にオープンしました。自然の景観を活かして造られた園内には何軒もの古民家が復元され、江戸時代後期から明治初頭にかけての農村の風景が再現されています。また、七夕や十五夜などの年中行事、昔の生活様式を知ることができる体験教室も随時行われ、日本の伝統的な生活のスタイルを、楽しみながら学ぶことができます。


LINEトラベルjpなら、その旅行代LINEポイントで戻ってきます!対象はこちら

住宅街の中にある瀟洒な自然公園

住宅街の中にある瀟洒な自然公園

写真:池口 英司

地図を見る

次大夫掘公園民家園は、小田急電鉄の成城学園前駅から徒歩15分。野川の流れに近い、静かな住宅街の中にある公園です。さまざまな樹木が生い茂る中を遊歩道が延びる姿は、いかにも近年になって造られた公園らしい、自然を生かしたスタイル。公園内の道は平坦なので、誰でも安心して歩くことができます。

住宅街の中にある瀟洒な自然公園

写真:池口 英司

地図を見る

公園内には水田も造られ、実際に米の栽培が行われています。春の代かき、初夏の田植え、夏の草取り、秋の稲刈りといった作業は、ここでは大切な年中行事。米作りがどのように行われるのかを、実際に見ることができます。さまざまな行事の開催日は世田谷区のホームページなどで事前に告知されるので、忘れずにチェックしておきましょう。

住宅街の中にある瀟洒な自然公園

写真:池口 英司

地図を見る

公園名の由来となった小泉次大夫は江戸時代の用水奉行で、徳川家康の下で六郷用水、二ケ領用水などを完成させました。そしてこの2つの掘は「次大夫掘」とも呼ばれ、後世に名を残すことになります。このことにちなんで、公園内には次大夫掘が復元され、ドジョウやフナ、ザリガニなどの棲み家となっています。

古民家の生きた姿を再現

古民家の生きた姿を再現

写真:池口 英司

地図を見る

次大夫掘公園民家園が掲げているテーマは「生きている古民家の再現」。この考え方に則り、囲炉裏では毎日、火が焚かれ、どの民家も屋内に自由に入ることができます。写真は民家園の中央に建つ「旧城田家住宅主屋」。かつては街道に面した場所に建っていたというこの建物は半農半商の造りで、今はこの構造を活かして屋内に売店も造られています。建物は区の有形文化財に指定されています。

古民家の生きた姿を再現

写真:池口 英司

地図を見る

「旧城田家住宅主屋」には囲炉裏も造られています。この家で人が暮らしていた時には、家族全員がこの囲炉裏端に集ったことでしょう。ゆったりと造られた座敷は、心地よい風が抜け、夏でも快適に過ごすことができます。靴を脱いで座敷に上がることができるのも、この施設の大きな魅力です。

古民家の生きた姿を再現

写真:池口 英司

地図を見る

屋内には実際に使用された民具も数多く並べられています。これらの民具に触れることができるのも、この公園の大きな魅力。昔の人々の生活様式を、ありのままの姿で知ることができます。

数多くの建物と生活スタイルを保存

数多くの建物と生活スタイルを保存

写真:池口 英司

地図を見る

こちらは「旧城田家住宅主屋」の隣に建つ「旧加藤家住宅主屋」。江戸時代後期の典型的な農家の姿が保たれています。養蚕を行うために、屋内もゆったりと造られていることが特徴で、やはり区の有形文化財に指定されています。

数多くの建物と生活スタイルを保存

写真:池口 英司

地図を見る

「旧秋山家住宅土蔵」。土蔵は火災に強い構造であったことから、住宅に付随する用品庫として、コンクリート構造の建物が普及するまでは、人々の暮らしに無くてはならない存在となっていました。この建物も区の有形文化財に指定されています。

数多くの建物と生活スタイルを保存

写真:池口 英司

地図を見る

こちらは「旧城田家住宅主屋」の中にある売店で販売されているラムネと煎餅。どちらも人々の暮らしに無くてはならない必需品でした。懐かしい味を楽しみながら、涼しい縁側で休憩しましょう。

LINEトラベルjpなら、その旅行代LINEポイントで戻ってきます!対象はこちら

江戸時代の人々の暮らしに思いを馳せよう

江戸時代の人々の暮らしに思いを馳せよう

写真:池口 英司

地図を見る

この公園のいちばんの魅力は、それぞれの施設が単に保存されているだけでなく、今も実際に使用され、昔ながらの暮らしが再現されていること。そして随時実施されている行事、体験教室を通じて、昔の暮らしに思いを馳せることができるということです。門、農機具、大八車など、すべてのものが、ここでは生きて、人の暮らしを支えているのです。

江戸時代の人々の暮らしに思いを馳せよう

写真:池口 英司

地図を見る

屋内には機織り機も保存されています。もちろんこれも現役。丹念な手作業によって、今もこの場で織物が作られています。

江戸時代の人々の暮らしに思いを馳せよう

写真:池口 英司

地図を見る

屋内に吊るされた草鞋。草鞋や、織物、竹細工などを作る仕事は、農家の人々の大切な副業でした。そしてこれらの民具にはどれも、現代の大量生産の品物にはない、使い心地の良さが備わっているように見受けられます。次大夫公園民家園を訪ね、是非、昔ながらの暮らしの楽しさ、素晴らしさを再発見して下さい。

次大夫掘公園民家園の基本情報

住所:東京都世田谷区喜多見5-27-14
電話番号:03-3417-8492
開園時間:9時30分〜16時30分
入場無料
休園日:毎週月曜日と年末・年始(月曜日が祝日の場合は翌日)
アクセス:小田急電鉄成城学園前駅から徒歩15分 成城学園前駅南口から二子玉川駅行きバスで「次大夫掘公園前」下車徒歩2分

2019年7月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

LINEトラベルjpなら、その旅行代LINEポイントで戻ってきます!対象はこちら

この記事の関連MEMO

掲載内容は執筆時点のものです。 2019/06/26 訪問

- PR -

条件を指定して検索

LINEトラベルjpで一緒に働きませんか?

- PR -

旅行ナビゲーター(在宅ライター)募集中!
この記事に関するお問い合わせ

- PR -