板留温泉は、八甲田山系を水源とする浅瀬石川のほとりに、数軒の宿が肩を寄せ合うように佇む温泉地。「旅の宿 斉川」は、その最も下流にある全10室の小宿です。
2019年8月に外装とパブリックスペースがリニューアル。一段と明るく洗練された佇まいへと生まれ変わりました!
館内は民芸調に統一。津軽名物のこけしの飾り物など、いかにも青森らしさがたっぷり! リニューアルにより、和モダンな雰囲気も融合されています。
写真:権丈 俊宏
地図を見る調度品にもキラリとしたセンスが! 青森津軽民芸と世界各地の民芸の折衷が、随所に感じられます。
写真:権丈 俊宏
地図を見る「旅の宿 斉川」の大きな魅力の一つが食事。夕食は、地産の食材をふんだんに取り入れた創作郷土料理です。盛り付け方にもこだわり、見た目からも食欲をそそります。ボリュームもしっかりあるので、食が太い方も満足できますよ!
写真:権丈 俊宏
地図を見る山の宿にもかかわらず、魚介類がとっても新鮮なのがびっくり! ホタテは陸奥湾から取り寄せられたもの。どれも食材の旨味がしっかり感じ取れます。
写真:権丈 俊宏
地図を見る豚肉は、十和田界隈で青森県産のにんにくを食べて育った青森県産ガーリックポーク。癖がまったくないサッパリ味で、それをしゃぶしゃぶでサッと茹でて食します。脂も絶妙なバランスで乗っており、とろけるようなサシが舌に優しく絡み合います。
他には青森県産の牛ステーキプランや、動物性食材を使わないヴィーガン料理も選択可能。予算やお好みで選べるのが嬉しい限りです。
写真:権丈 俊宏
地図を見る温泉は、三大美人の湯の一つである硫酸塩泉を、加水も加温も無い源泉100%かけ流しで提供。正確な泉質名は、カルシウム・ナトリウム-硫酸塩・塩化物泉。保湿と保温効果に特に優れた泉質です。なお、日帰り入浴も受け付けています。
上の写真は男湯の内風呂。41〜2度の絶妙の適温に調整され、理屈抜きでとにかく心地良い温泉です!
写真:権丈 俊宏
地図を見る男湯には、壷風呂の露天風呂があります。特に夜の静寂の中での入浴は、心まで洗われるかのよう。心身ともにリフレッシュできます。
写真は女湯。源泉は男湯と同じです。特に泉質の良さを実感するのが、お風呂から上がった後。浴後は、驚くほど肌がしっとりツヤツヤに! まるで肌年齢が若返るかのようです。美肌の名湯で、女子力アップを目指しましょう!
客室は全10室。あまり多く人を取ると十分なおもてなしができないため、室数は抑えられています。部屋は純和風で統一。どこか昭和チックな懐かしい雰囲気が漂い、日々の喧騒を忘れるのに最適です。
無線LANは全室対応。ハンドタオル・バスタオル・シャンプー類・浴衣・歯ブラシ等のアメニティは一通り揃っているので、不便さはありません。
黒石市には、黒石温泉郷といわれる「板留」「温湯」「落合」「青荷」の4つの温泉地があります。
温湯温泉は、“客舎”と呼ばれるレトロな宿が立ち並び、400年以上の歴史がある温泉地(写真)。落合温泉は、板留温泉の川を挟んで対岸にあり、数軒の宿が立ち並ぶ“黒石の奥座敷”。青荷温泉は、ランプの宿で知られる秘境の一軒宿です。
それぞれに違う魅力を持った温泉地であり、これらの温泉をあわせて巡ってみるのもおすすめですよ!
写真:権丈 俊宏
地図を見るこのように「旅の宿 斉川」は、美食の郷土料理や源泉100%かけ流しの名湯が心に残る小宿。アットホームでこじんまりとまとまっており、心身共にリフレッシュしたい方に最適の宿と言えるでしょう。
2019年8月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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(2024/4/19更新)
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