旧花輪小学校記念館と廃線跡の絶景!わたらせ渓谷鐵道で群馬へ

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旧花輪小学校記念館と廃線跡の絶景!わたらせ渓谷鐵道で群馬へ

旧花輪小学校記念館と廃線跡の絶景!わたらせ渓谷鐵道で群馬へ

更新日:2019/07/14 19:26

かのえ かなのプロフィール写真 かのえ かな 全国鉄道旅ただいま実行中、駅舎愛好家、マンホール愛好家
群馬県桐生市と栃木県日光市を結ぶ、わたらせ渓谷鐵道。関東を代表するローカル線のひとつで見どころが多岐にわたるのですが、この記事では群馬県みどり市エリアに注目!

花輪駅からは国登録有形文化財の「旧花輪小学校記念館」へ向かい、歴史や木造校舎の美を体感。神戸駅では、旧足尾線の廃線跡にある「琴平トンネル」へアクセスし、渓谷の絶景を楽しみましょう。最後は列車レストランでお腹を満たすのがおすすめです!
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花輪駅から…学校建築の中でも異彩を放つ旧花輪小学校記念館へ

花輪駅から…学校建築の中でも異彩を放つ旧花輪小学校記念館へ

写真:かのえ かな

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わたらせ渓谷鐵道でまず下車したいのは、花輪駅。そこから5分ほど歩いて「旧花輪小学校記念館」を目指しましょう。

1873年(明治6)に開校し、2001年(平成13)に小学校の統廃合によって廃校となった旧花輪小学校。現存する木造校舎は1931年(昭和6)に落成したもので、国登録有形文化財に登録されています。

校舎は木造2階建てで、洋風赤レンガの瓦屋根に腰折れ屋根(勾配が2段階になっている屋根)の小窓がついているのが特徴。こうした造りは全国の学校建築の中でも珍しく、異彩を放っています。左右対称のシンメトリーも美しいですね。

旧花輪小学校の卒業生には、童謡『うさぎとかめ』の作詞をした石原和三郎のほか、近代製鉄の父・今泉嘉一郎がいます。

花輪駅から…学校建築の中でも異彩を放つ旧花輪小学校記念館へ

写真:かのえ かな

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旧花輪小学校記念館は、土日に館内見学ができます。館内には今泉嘉一郎・石原和三郎展示室や教室再現のほか、鉄道ファン必見の展示も。それがこちらの鉄道資料展示室です。

鉄道資料展示室には、現在のわたらせ渓谷鐵道にあたる旧足尾線ゆかりの品がズラリ。旧足尾線の駅名表示板といった貴重な資料のほか、当時の駅待合室の再現もありますよ。

花輪駅から…学校建築の中でも異彩を放つ旧花輪小学校記念館へ

写真:かのえ かな

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校舎の横には、校舎建築の費用を寄付した今泉嘉一郎胸像所もあり、こちらも国登録有形文化財に登録されています。古希を記念した胸像とともに、功績をたたえる顕彰碑銘板が設置されています。

<旧花輪小学校記念館の基本情報>
住所:群馬県みどり市東町花輪191番地
アクセス:花輪駅から徒歩約5分
電話番号:0277-97-2622
開館日:土曜日・日曜日
会館時間:10:00〜16:00
入館料:無料

今泉嘉一郎の生家と宿場町の面影を楽しもう

今泉嘉一郎の生家と宿場町の面影を楽しもう

写真:かのえ かな

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旧花輪小学校記念館を見た後は、近くにある今泉嘉一郎の生家にも行ってみましょう。その際には、記念館前の大通り沿いにある隠れた見どころにもご注目!こちらは、旧花輪小学校の門柱です。

花崗岩(かこうがん)で造られた高さ3メートルの門柱は、中央を高くした江戸切り状に仕上げているのが特徴。左の門柱の側面には“大正五年二月建之”とあり、旧花輪小学校の歴史を感じることができます。こちらも国登録有形文化財です。

今泉嘉一郎の生家と宿場町の面影を楽しもう

写真:かのえ かな

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旧花輪小学校記念館から渡良瀬川方面へ5分ほど歩くと、今泉嘉一郎の生家に着きます。敷地内には江戸時代末期に建てられた主屋や門のほか、大正初期に造られた蔵が残されており、こちらも国登録有形文化財に登録されています。

<今泉嘉一郎の生家の基本情報>
住所: 群馬県みどり市東町花輪94
アクセス:花輪駅から徒歩約5分
電話番号:0277-76-0984(要予約)
入館料:無料

今泉嘉一郎の生家と宿場町の面影を楽しもう

写真:かのえ かな

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今泉嘉一郎の生家の周辺は花輪宿と呼ばれ、足尾銅山の銅を運ぶ“あかがね街道”の宿場町として栄えました。今も町中にはその面影がちらほらと残り、ブラブラ歩くだけでも情緒たっぷりの町家や塀、蔵などを見ることができます。

廃線跡ならではの寂れた風景の美も…琴平トンネルと遊歩道

廃線跡ならではの寂れた風景の美も…琴平トンネルと遊歩道

写真:かのえ かな

花輪駅の3つ隣にある神戸駅(ごうどえき)からは、廃線跡をめぐりつつ、さまざまな絶景を楽しみましょう。まず向かうのは、旧足尾線で使われていた「琴平トンネル」。駅から徒歩20分ほどの場所にあります。

県道268号沿いにあるのですが、入口は地図に表示されていません。草木におおわれたレンガ積みのトンネルに入ると、当然ながら中は真っ暗。ひんやりとした空気が漂い、なかなかスリリングです。

廃線跡ならではの寂れた風景の美も…琴平トンネルと遊歩道

写真:かのえ かな

レンガ積みのトンネルを抜けると、次は石積みのトンネルが。赤茶色の支柱のスキマから見える緑が、何とも美しいコントラストです。支柱をよく見ると、ところどころ色がはがれ落ちており、こうしたところに廃線跡ならではの儚い美を感じます。

廃線跡ならではの寂れた風景の美も…琴平トンネルと遊歩道

写真:かのえ かな

トンネルを抜けた先には遊歩道が整備されています。遊歩道は約4.2km先の富弘美術館まで続いており、途中には草木湖(草木ダム展望所)などもあって、本格的なハイキングもできますよ。

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ふたつの橋から見る、渓谷の絶景

ふたつの橋から見る、渓谷の絶景

写真:かのえ かな

遊歩道をしばらく歩くと二手に分かれた道に差し掛かり、右手に“わらべ橋”という大きな橋があります。ちょっとだけ散策したい人も、本格的にハイキングしたい人も、ぜひ立ち寄ってみましょう。

ふたつの橋から見る、渓谷の絶景

写真:かのえ かな

わらべ橋からは、わたらせの渓谷が一望できます。山林の深い緑色の影響で、水面がコバルトグリーンに染まる様子はまさに絶景!

わたらせ渓谷鐵道の車窓からも、渓谷の景色はたくさん見られますが、これほど水の色が美しく、秘境感がある景色は、自分の足で歩いて行かないと見ることができません。秋には木々が紅葉し、また違った景色を見せてくれますよ。

ふたつの橋から見る、渓谷の絶景

写真:かのえ かな

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琴平トンネルの出入口そばにある萬年橋も、渓谷の絶景が楽しめるおすすめスポット。萬年橋がかかる辺りから渡良瀬川の水量が増えるため、水と緑が調和した癒しの風景を楽しめます。

神戸駅の駅舎と列車レストランも見どころのひとつ

神戸駅の駅舎と列車レストランも見どころのひとつ

写真:かのえ かな

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琴平トンネルの最寄り駅である神戸駅も、時間をかけて楽しみたい場所です。歴史を感じさせる木造駅舎(本屋)は1912年(大正元年)に建てられ、旧足尾鉄道の開業以来、ずっと現役で活躍しています。

全長107メートルの上下線プラットホームも大正元年当時の姿を保っており、本屋とともに国登録有形文化財に登録されています。

神戸駅の駅舎と列車レストランも見どころのひとつ

写真:かのえ かな

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神戸駅内には、「列車のレストラン清流」があります。元・東武急行“けごん”の車両を利用しており、食堂車に乗った気分で食事をいただけますよ。マルーンとベージュのツートンカラーを見て、懐かしい気持ちになる人も多いことでしょう。

神戸駅の駅舎と列車レストランも見どころのひとつ

写真:かのえ かな

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おすすめメニューは、きのこカレーや舞茸ごはん定食など。このほか、やまと豚弁当などの駅弁もいただけます。

<レストラン清流の基本情報>
アクセス:神戸駅から0分
電話番号:0277-97-3681
営業時間:11:00〜16:30
定休日:4月〜11月は無休、12月〜3月は月曜定休(但し月曜日が休日の場合は翌日)

わたらせ渓谷鐡道で群馬県みどり市に出かけよう

歴史的建造物あり、廃線跡のスリルあり、渓谷の絶景あり…と、さまざまな魅力を堪能できる群馬県みどり市エリア。わたらせ渓谷鐡道で行くと、好アクセスで車窓も楽しめるのでさらにお得です。

わたらせ渓谷鐡道に乗る際は一日フリーきっぷを購入するか、高崎駅方面から行く場合はぐんまワンデー世界遺産パスを利用するのがおすすめです。東京からも近いので、のんびり鉄道旅をしたくなったら、ぜひ足を運んでみてくださいね。

2019年7月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

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掲載内容は執筆時点のものです。 2019/06/05−2019/07/06 訪問

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