写真:しの
地図を見る寺山の湯は160年以上前より寺山観音寺の参拝客の宿泊場でしたが、1980年代に現在の形に建て直されました。周りには川や山などの自然があり、春にはカタクリの花、夏にはヤマメなどの渓流魚、秋は紅葉など四季折々の顔を見ることができます。このように自然豊かで静かなところでのんびりと湯治するのが一番おすすめですが、周辺の観光とセットで立ち寄ることも可能です。
このお宿の名前の由来ともなっている寺山観音寺は坂上田村麻呂にゆかりのある由緒ある寺院で、徒歩15分以内の距離にあり散歩がてら参拝したり、県民の森、レンゲツツジで有名な八方ヶ原も近いのでドライブもおすすめです。観光地として有名な那須、塩原や日光にも1時間ほどなので無理なく足を運ぶこともできます。
写真:しの
地図を見る内湯は二つあります。その二つの浴槽は湯めぐり用というよりは混み具合にもよりますが、貸し切り状態で堪能できるようにそれぞれ鍵がかかるようになっています。
こちらのお湯は温泉ではなく鉱泉の為、源泉は温かくありません。(地下水が自然に湧出したもので25度以上であれば温泉)そこで、お湯が冷めている場合やだんだんぬるくなってしまった場合は温めてもらう必要があります。浴室の奥の壁にボタンがあり、これを1度押すと「温めスタート」の合図、次に押すと温めが終了の合図となります。
鉄分をよく含むお湯の為、体がとても温まります。また、血流がよくなるとも言われている為、神経痛、リウマチ、胃腸病、婦人病、糖尿病、アトピー性皮膚炎などに効果を感じる方もいます。(効能には個人差があります。)このようなことから医者も薦める「奇跡のお風呂」と言われています。
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地図を見る前述のように鉄分を多く含む鉱泉です。その為、加熱した後の湯は赤茶色です。また鉄分がタオルや服に色移りするので、気になる方は上がり湯をして流すとよいでしょう。尚、せっけんは泡立たず役に立ちません。湯上りの際、誰もいない場合は蓋をしましょう。
写真:しの
地図を見る日帰りでお湯だけを堪能するのもよいですが、個室を休憩利用(2019年8月現在:日帰り入浴500円・個室休憩2時間1000円〜など)も可能です。
また、自家栽培のお米や野菜が目白押しのお食事もお部屋食で楽しめます(要予約)。
素材の味を生かした家庭料理が評判で、春には山菜、秋にはしいたけ、ナメコなどのきのこなど、どの時期に訪れても季節感も満載です。冬場は冷えるこの地域に湯上りに炬燵でほっこりするのも魅力の一つです。
住所:栃木県矢板市長井1922-2
電話番号:0287-43-3773
FAX:0287-43-7793
アクセス:東北自動車道・矢板ICより車で25分・電車JR矢板駅よりお車で約15分
2019年8月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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この記事を書いたナビゲーター
しの
幼い頃から歴史が好きで大学の専攻は東洋史。西国お遍路からピラミッド(エジプト留学あり)やモヘンジョダロまで国内外の史跡巡りをしてきました。最近では史跡めぐりは勿論、趣味が高じて調理師免許を取得。それに…
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