写真:U KOARA
地図を見る済州島グルメで有名な黒豚。人気の焼肉店「ヌルボム」で食べたいのはオギョプサル(5枚肉)。豚の皮つきのオギョプサルは、日本でもよく食べられるサムギョプサル(3枚肉)よりも食べごたえがあります。
炭火でじっくり焼いて、表面に焼き色がついたらハサミでカット。ジュージュー焼ける音、煙、肉の焼ける香りですでに美味しそう。
写真:U KOARA
地図を見る焼いたお肉をサンチュやエゴマの葉にのせて、玉ねぎのマリネと甘辛い味噌をのせてパクリ。すべてのバランスがよく、いくらでも食べられます。
お肉には定番のごま油と塩をつけたり、済州産の甘辛い味噌が最高!お肉を巻く手が止まりません。
写真:U KOARA
地図を見るシメは冷麺。こちらの自家製麺はひじきを使っているので黒い!もずく酢のような水冷麺でさっぱりしますよ。物足りないときは酢や辛子をお好みで追加します。
蕎麦アレルギーがある方も、こちらの冷麺なら食べられます。
<基本情報>
店名:ヌルボム
住所:Cheju,Nohyeong-dong 2301
写真:U KOARA
地図を見る済州は美味しい魚の宝庫。魚定食を食べるなら、漁船が並ぶ港に建つ1軒のお店「パダントゥル(海の庭)」へ。大きなまな板が目印です。
写真:U KOARA
地図を見るお店を切り盛りするのはおかみさん。済州は昔から石、風、女性が多い「三多島」と呼ばれていたほど女性が多く働き者。実際、済州には女性オーナーのお店がとても多く「パダントゥル」もその1つ。
定食屋さんと言えど、店内はカフェのような今どきな雰囲気。一体どんな料理が食べられるのかわくわく待ちます。
写真:U KOARA
地図を見るどーーん、とあの“まな板”にのって運ばれてきた4人前の焼き魚。済州の名産のアマダイや太刀魚、赤ムツ、マトウダイ、イシモチが豪快に並びます。手作りのおかずはお代わり自由。お味噌汁とごはんと一緒にいただきます!
なんだか日本にいるみたいな落ち着く食事。でも普段こんなに沢山の焼き魚を食べ比べすることはないでしょう?これは済州ならではの楽しい体験です。
※提供される魚の種類は季節によって変わります。
<基本情報>
店名:サムチュンネ パダントゥル
住所:Jeju-si,Hallim-eup, Hallim-ri 1328-19
写真:U KOARA
地図を見る海の近くに建つ、カサゴ鍋のお店「セソッカク ポクスニネ」。海女出身のおかみさんがオーナーのお店で、韓国のバラエティ番組でも紹介された地元の人に人気の食堂です。
写真:U KOARA
地図を見る鍋の中でぐつぐつと煮えたぎるカサゴ。新鮮な内臓も入っています。いわゆる、韓国らしい辛そうな見かけですが、実際食べてみると...そんなに辛くない!味噌ベースのスープはカサゴの出汁がでておいしい!スープだけでごはんが何杯でも食べられそう。そんなおいしさなのです。
韓国本土ではコチュジャンを料理に使いますが、済州は唐辛子を作れる土壌ではなく、大豆を作る味噌文化。済州の郷土料理は、日本人がイメージする韓国料理ほど辛くないのです。
写真:U KOARA
地図を見るこちらのお店のおかずも手作り。済州の山の恵み、どんぐり寒天や蕨などの山菜が、しみじみ優しい味です。
<基本情報>
店名:セソッカク ポクスニネ
住所:Seogwipo-si, Hahyo-dong 995
写真:U KOARA
地図を見る黒豚と並ぶくらい済州で有名な食材といえばアワビ。まるでフレンチレストランのような「オウヌル」はアワビ専門店。こちらも女性がオーナーで、女性好みの内装に納得。11時から16時のランチタイムのみ営業しています。
写真:U KOARA
地図を見るここでのイチオシはアワビの釜めし。石鍋で提供されるのでまるでビピンパのよう、見た目も美しい!
食べ方は、かぼちゃをお茶碗によけてから、ビピンパのように混ぜます。ジュージューと美味しい音がして、軽く混ざったら全てお茶碗によそいます。そして、おこげがついた石鍋にお湯を注ぎます。
日本では食べたことのないようなアワビのやわらかさにびっくり。出汁の旨みを吸ったごはんとかぼちゃの甘さで優しく上品な味わいです。
写真:U KOARA
地図を見るお店の特色が出るおかずも、オウヌルは上品。辛い薬味だれ(ヤンニョム)に生の渡り蟹を漬け込んだヤンニョムケジャンも!蟹の身の甘さが引き立ちます。おかずはおかわりもOK。アワビの内臓の塩辛も済州の珍味。ごはんにのせて食べるのがおすすめ。
<基本情報>
店名:オウヌル
住所:Cheju,Orai-dong 3103-1
写真:U KOARA
地図を見る済州のミカンのシーズンは日本と同じく11月〜2月頃ですが、ハウス栽培もしているので1年中甘いミカンが食べられます。観光地では1山10,000ウォンほど。
温州ミカンの他に、ハルラボンというデコポンも有名です。
写真:U KOARA
地図を見る済州の台所「東門市場」でよく見かけるのが、果汁100%のミカンジュース。オレンジジュースを想像しますが、酸味が少なく甘いミカンジュースなのです。
2,000〜3,000ウォンとお手頃で、トルハルバン型のペットボトルもかわいい。
ミカンクリームが入ったトルハルバンの人形焼も是非食べ歩きのお供に。
<基本情報>
店名:東門市場
住所:Cheju,Idoil-dong,Gwandeong-ro 14(sipsa)-gil 20
写真:U KOARA
地図を見るソウルなどでは見かけないこちらのお菓子は「カムキュル クァジュル」。ミカンの果汁を使って焼いたクラッカーにミカン果汁の水あめをつけポン菓子をまぶした伝統菓子です。
さくさくしっとりと素朴な味わいで、お土産屋さんでもよく見かけます。ミカンで有名なハヒョ村では1時間程度で作れるお菓子作り体験もでき、済州らしい旅の思い出も作れますよ。
<基本情報>
店名:ハヒョサロン
住所:Seogwipo-si,Hahyo-dong 967-1
かつては済州の女性は働きもので忙しく、ごはんも簡単に済ませていた「済州の食事はあまり美味しくない」という時代から、「済州のごはんがおいしい」時代に変わってきています。日本からは直行便で1時間半から2時間半で行ける済州島は週末旅行にもおすすめ。ソウルとは全く違う、海と山のごちそうを食べに行きましょう。
2019年7月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
取材協力:済州観光公社
この記事を書いたナビゲーター
U KOARA
元旅行会社勤務のぬい撮りトラベラー&旅ブロガー。緑のコアラ(ゆーこあら)と世界をまわっています。旅の目的は、絶景と歴史からひも解く食文化体験。ご飯の美味しい国が好き。同じ国に何度も行ってしまうリピータ…
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