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写真:木村 優光
地図を見る横浜駅からブルーラインに乗り、新横浜駅を経て新羽駅で降りて歩くこと約5分、突如現るお寺さんの門!これこそが白、赤、黄色の曼珠沙華で有名な「西方寺」で、幹線道路から一歩中に入った場所にある入口は、まさに神聖なエリアと言わんばかりの風格!
そんな「西方寺」は真言宗のお寺さんで、1190年に鎌倉の笹目という場所に創建されたのがはじまりです。その後、鎌倉にある極楽寺の支院を経て現在の港北区新羽の地に1492年に移転してきました。
写真:木村 優光
地図を見る門前からちらちらと見える、両脇が真っ赤な参道、これには期待が膨らみます!そしていざ入口の門から参道へ入ってみると、参道の両脇に咲き乱れる真っ赤な曼珠沙華の数々!まるで、曼珠沙華たちが訪問者を出迎えてくれるような光景です!
写真:木村 優光
地図を見る参道の途中でも両脇に咲く真っ赤な曼珠沙華に圧倒されますが、徐々に進むと山門へ続く参道階段が見えてきます。このあたりがクライマックスと言っても良いくらい、たくさんの曼珠沙華を一気に見ることができるポイント!
特に、山門前の階段脇には赤色の曼珠沙華ではなく、白や黄と普段あまりお目にかかれない色の曼珠沙華が咲いています。配置もものの見事に決まっており、階段上の山門を背景にして見ると、素晴らしい構図となります。
曼珠沙華だけの名所であれば、横浜でも所々で見ることができますが、歴史的建造物を背景とした曼珠沙華の群生となると、ここでしか見ることができないでしょう。なお、山門は四脚門で、江戸末期に建てられたもので、横浜市の文化財に指定されています。
写真:木村 優光
地図を見る両側を曼珠沙華で埋め尽くされた参道階段を上り、山門をくぐると、真正面には茅葺屋根の本堂が出迎えてくれます。この本堂は約300年前に建造されたもので、横浜市文化財に指定されています。
なお、現在の本堂は平成の大修理によって屋根が茅葺きとなり、江戸時代の創建当初の姿に復元されました。背後の山々の緑との相性も抜群!本堂わきにはベンチがあるので、一休みするのも良いでしょう。
写真:木村 優光
地図を見る本堂を真正面にし、境内を右へ進むと、鐘楼堂があります。木々に覆われていて見つけにくいですが、鐘楼といえば寺院には欠かせない建造物。堂内には鐘が吊り下げられていて、定刻時に住職さんが鳴らすことでもよく知られていますね。そんな鐘楼周りにも黄色い曼珠沙華が植えられています。
曼珠沙華が見ごろとなる初秋といえども、日向に立っていると汗ばむこともしばしば。そんなときは木陰の鐘楼堂付近に立ち寄ると良いでしょう。なお、鐘楼堂より先は墓所のため、関係者以外は立ち入らないようにしましょう。
なお、この鐘楼堂も横浜市の文化財に指定されています。建造は1708年で、当初の梵鐘は戦争中に供出してしまい、現在の梵鐘は1975年に再鋳したもの。鐘楼堂は本堂より少し前の創建になりますが、簡素ながら趣のある建物は必見です。
写真:木村 優光
地図を見る境内西側の本堂に面した辺りには、小さいながらもきれいに手入れされた庭園があります。庭園入口には小さな芝生広場があり、ここにはなんと芝生の間から生えた曼珠沙華がものの見事に咲いているのです!
芝生の間から生える曼珠沙華、あまり目にしない組み合わせですので必見です!芝生も非常に強い生態の持ち主ですが、彼岸花も芝生に負けないくらい強い生態の持ち主です。
写真:木村 優光
地図を見る庭園をさらに奥へ進んでみると、曼珠沙華が咲き乱れる参道階段を、上から見下ろせるポイントがあります。参道より約5m高い位置から見る光景は新鮮で、今まで通ってきた参道にどのように彼岸花が植えられているか一目でわかります。
しかも緑の色彩コントラストが非常に美しく、参道階段周辺には白と黄の曼珠沙華だけではなく、サルスベリや萩の花が咲いていることに気がつくでしょう。まだ、夏の名残を感じさせる背景に曼珠沙華という早秋の色彩を混ぜ込んだ空間は、日本の美とも言える光景です。
住所:神奈川県横浜市港北区新羽町2586
電話番号:045-531-2370
アクセス:ブルーライン新羽駅より徒歩約6分
2019年8月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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