集まれ酒好き!京都「黄桜 伏水蔵」は酒蔵とブルワリーが合体

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集まれ酒好き!京都「黄桜 伏水蔵」は酒蔵とブルワリーが合体

集まれ酒好き!京都「黄桜 伏水蔵」は酒蔵とブルワリーが合体

更新日:2019/07/12 18:42

やた 香歩里のプロフィール写真 やた 香歩里 鈍足の旅人、地域の魅力発掘人、花火鑑賞士

兵庫の灘・広島の西条と並んで日本三大酒どころとして数えられる京都・伏見。20以上の酒蔵があるなかでもトップクラスの知名度を誇るのが、カッパのマークでおなじみの「黄桜」。

清酒メーカーながら、京都市内においていち早く地ビール事業にも参入した黄桜の工場「伏水蔵(ふしみぐら)」では、日本酒蔵とブルワリーを一度に見学でき、もちろん両方とも味わえます! 日本酒党もビール党も、ここに集合!

伏水蔵の前では黄金のカッパがお出迎え

伏水蔵の前では黄金のカッパがお出迎え

写真:やた 香歩里

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「伏水蔵」は日本酒醸造蔵と地ビール工場の両方を見学できる日本初の蔵として、2016年に誕生しました。黄桜と言えばやっぱりカッパですよね。もちろん、入り口ではカッパがお出迎えしてくれます。黄金カッパだけに縁起もよさそう?

伏水蔵は5階建ての工場で、1階がエントランス、2階が地ビール醸造所とショップやレストラン、3・4階が地ビール充填ライン、5階が日本酒の吟醸蔵となっています。

伏水蔵の前では黄金のカッパがお出迎え

写真:やた 香歩里

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見学は無料ですが予約制です。1階のエントランスで受付し、エレベーターでまずは2階に上がります。エレベーターを出るとシアタールームになっており、ここで日本酒造り・ビール造りについてのガイダンス映像を見ます。

伏水蔵の前では黄金のカッパがお出迎え

写真:やた 香歩里

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ガイダンス映像を見終えたら、再びエレベーターで5階へ。5階から順に下に向かって降りていく見学ルートとなります。見学は基本的に自由見学なので、自分のペースで楽しみましょう。工場を眺めるだけでなく、酒造りに関するさまざまな展示を見ながら進んでいきます。

5階にあるこのパネルの真ん中あたりには実物の米が展示されていて、食用米のコシヒカリと酒造好適米の山田錦を比べたり、玄米の状態の山田錦と、35%精米・50%精米されたお米を見比べることができます。35%に精米された米は普段見るお米とはまったく違っていて、知らないで見ればお米とは思わないでしょう。

見学は5階の吟醸蔵からスタート

見学は5階の吟醸蔵からスタート

写真:やた 香歩里

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展示コーナーの次は日本酒の吟醸蔵があります。この通路に沿って見学していきます。壁には日本酒の製造工程の説明があるので、見比べながら見学していくと、何の作業をしている部屋なのかがわかります。

ちなみに伏水蔵では主に純米大吟醸酒などのランクの高いお酒を醸造しています。

見学は5階の吟醸蔵からスタート

写真:やた 香歩里

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米麹をつくるための「麹室(こうじむろ)」や、仕込み水に米麹と蒸米を混ぜ、酵母を加えて培養した酒母を作る「酒母室」、酒母にさらに米麹・蒸米・仕込み水を加えていく「仕込み室」などを製造工程順にガラス越しに見ていきます。

見学は5階の吟醸蔵からスタート

写真:やた 香歩里

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階段を降りて4階に行くと、今度は地ビールの充填ラインがあります。出来上がったビールを缶や瓶に詰め、熱処理や検査などを行い、出荷できる状態にしていく現場です。

5階の吟醸蔵とは違い、2フロア分を使った大きな機械が並ぶ工場です。

4階〜2階はブルワリー、多種多様な展示も

4階〜2階はブルワリー、多種多様な展示も

写真:やた 香歩里

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地ビール充填ラインの奥には、「麦酒の探求」と題された展示室があります。黄桜の地ビール「京都麦酒」へこだわりや、黄桜が京都大学・早稲田大学と共同開発してした「WHITE NILE」などについて、黄桜の地ビールに関する展示がたっぷり。

写真奥の棚に置かれているのは、黄桜だけでなく全国の地ビール。地ビール好きなら思わす「これ知ってる!」「飲んだことある!」と釘付けになってしまうラインナップです。手前には黄桜の地ビールとそのビールに使われている副原料が並べられています。ここをよーく見ておくと、実際に飲んでみるのがさらに楽しみになりますよ。

4階〜2階はブルワリー、多種多様な展示も

写真:やた 香歩里

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3階には「黄桜の年譜」という展示室があり、黄桜の歩みを知ることができます。お馴染みのカッパのイラストがたくさん。

またここには、モニターで懐かしい黄桜のCMを見ることができる「コマーシャルライブラリー」があります。1960年代のCMからあるので、大人が見ると懐かしくてついつい続けて見てしまいます。CMは世相を反映しているものが多いので、年代順に見比べてみるのも面白いですよ。

4階〜2階はブルワリー、多種多様な展示も

写真:やた 香歩里

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2階はビールの醸造所。大きな蒸留釜や発酵タンクなどが並びます。日本酒と地ビールの製造工程は全く違いますが、どちらも美味しい水が重要な材料です。「伏見」という地名は伏流水を表す「伏水(ふしみず)」から来ているという説もあり、昔から質の良い地下水に恵まれてきました。日本酒も地ビールも、この美味しい水から造られているのです。

見学ルートとしてはここが最終。このあとはぜひ、出来立てのビールや日本酒を味わっていきましょう。

工場見学のお楽しみ、お酒を味わうのは2階!

工場見学のお楽しみ、お酒を味わうのは2階!

写真:やた 香歩里

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2階の醸造所の奥には試飲のできるカウンターやレストラン、売店があります。右手が売店、左手がカウンター、奥がレストランになっています。

工場見学のお楽しみ、お酒を味わうのは2階!

写真:やた 香歩里

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試飲コーナーは丸窓や照明で京都らしい雰囲気。試飲は有料ですが、黄桜の定番「金印」などは1ショット100円で飲むことができます。ビールは出来立ての樽生で、1ショット350円。また、お値段は上がりますが、ランクの高い純米大吟醸酒なども飲むことができます。最高級の「黄桜DIAMOND」は30ccで1500円となかなかのお値段ですが、気軽に飲む機会はあまりないお酒なので、この機会に試してみては。

工場見学のお楽しみ、お酒を味わうのは2階!

写真:やた 香歩里

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こちらは「京都麦酒」の抹茶。ビールというより青汁のようなダークな緑にぎょっとしますが、飲んでみるとビールの味は濃厚で、後口に抹茶の風味がさわやかに広がる意外な美味しさ。試飲できるビールはいつも同じではありませんが、このビールがあれば、京都らしさも味わえておすすめですよ。

日本酒も地ビールも!飲み比べも楽しめる

日本酒も地ビールも!飲み比べも楽しめる

写真:やた 香歩里

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レストランでは、料理にも名水「伏水」のみを使うというこだわりのメニューが楽しめます。こちらは黄桜謹製酒粕鍋がついてくる伏見御膳(2500円・税別)。手前のおばんざいはお猪口に盛られており、酒蔵らしい遊び心に溢れています。

ランチにはお得な1000円(税別)のメニューもあります。日替わり定食や京風和定食のほか、地ビールで煮込んだ地ビールカレー定食はここでしか食べられないメニュー。地ビールと一緒に味わってみてはいかがでしょう?

レストランではもちろん黄桜のお酒で乾杯! 日本酒・地ビールとも、3種を組み合わせた飲み比べセットもあるので、いろいろ飲んでみたい方におすすめです。

日本酒も地ビールも!飲み比べも楽しめる

写真:やた 香歩里

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売店には黄桜のお酒・地ビールはもちろん、お菓子や酒粕カレーなどの食品もあり、お土産も揃います。さらに、黄桜オリジナルのグラスや徳利、Tシャツなどのグッズも。カッパのCMを知っている世代なら、ついつい欲しくなりそうです。

日本酒も地ビールも!飲み比べも楽しめる

写真:やた 香歩里

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工場見学できる酒蔵やブルワリーはたくさんありますが、両方が同時に見学でき、味わえる工場は日本初。館内をさらっと見て回れば30分くらいですが、各階を繋ぐ階段もポスターやカッパのイラストのギャラリーになっていたりと、随所に見ごたえがあります。ぜひ慌てずじっくり見て行ってください。コマーシャルライブラリーは必見です!

工場は伏見区でも駅からは離れたところにありますが、京阪電車の中書島駅から送迎バスが出ています。10〜15時まで、1時間に1本のペースで運行されています。送迎バスなら、中書島駅から10分ほど。美味しくお酒を飲むためにも、公共交通機関の利用がおすすめです。

黄桜 伏水蔵の基本情報

住所:京都府京都市伏見区横大路下三栖梶原町53
電話番号:075-644-4488
開館時間:10:00〜16:00
入場料:無料(試飲は有料)
アクセス:
〔電車の場合〕
京阪電車中書島駅から送迎バスにて約10分。
京阪電車中書島駅・伏見桃山駅・近鉄電車桃山御陵前駅から徒歩約20分。
〔車の場合〕
阪神高速8号京都線伏見出口から約5分/城南宮南出口から約10分

2019年7月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

掲載内容は執筆時点のものです。 2019/05/29 訪問

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