埼玉「飯能河原」は昔からの行楽スポット!川遊びに行こう

埼玉「飯能河原」は昔からの行楽スポット!川遊びに行こう

更新日:2019/07/10 16:23

沢原 馨のプロフィール写真 沢原 馨
埼玉県飯能市の中心市街近く、「飯能河原」と呼ばれるレジャースポットがあります。行楽シーズンにはバーベキューや川遊びを楽しむ人たちで賑わうところです。緑濃い風景も美しく、のんびりと散策を楽しむにもお勧め。大正期から昭和初期には一大行楽地として賑わった飯能、その魅力は今も変わりません。「飯能河原」で川遊びを楽しみましょう!

豊かな自然に包まれた「飯能河原」、駅から15分!

豊かな自然に包まれた「飯能河原」、駅から15分!

写真:沢原 馨

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「飯能河原」は入間川が大きく蛇行するところに生じた広い河原です。場所は飯能市の中心市街のすぐ近く。西武池袋線飯能駅から歩いても15分ほどという近さが嬉しいですね。市街地側から坂道を降りてゆくと、入間川が大きく弧を描いて流れています。広い河原が横たわり、河岸には木々が茂って緑濃く、市街地のすぐ近くとは思えないほどの自然が広がります。

豊かな自然に包まれた「飯能河原」、駅から15分!

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普段の入間川はそれほど水量は多くなく、設けられた木道で対岸との行き来も簡単。川遊びを楽しむ人たちに混じって、ハイキングを楽しむ人たちの姿も。緑濃い風景を求めて「飯能河原」を訪れる人たちも少なくないのです。

豊かな自然に包まれた「飯能河原」、駅から15分!

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家族で行楽に訪れるにも、友人同士でハイキングを楽しむにも、「飯能河原」は魅力的なところです。初夏から夏、涼を求めての行楽が、やはりいちばんのお勧め。暑さを感じる季節の休日、「飯能河原」に出かけてみませんか。

バーベキューや川遊び、河岸散歩を楽しもう!

バーベキューや川遊び、河岸散歩を楽しもう!

写真:沢原 馨

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「飯能河原」は行楽シーズンにはバーベキューや川遊びを楽しむ人たちで賑わいます。緑濃い風景に包まれた河原でのバーベキュー、楽しいひとときです。

「飯能河原」にはバーベキュー場としての設備はありませんので、バーベキューを楽しむときは用具を準備しておく必要があります。直火は禁止ですのでご注意を。河岸にはバーベキュー用具一式やパラソルなどをレンタルできるお店が複数ありますから、そうしたお店を利用するのも一案です。

バーベキューや川遊び、河岸散歩を楽しもう!

写真:沢原 馨

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お子さんのいるファミリーなら川遊びが楽しいですね。公園の水遊び施設では味わうことのできない、自然の川ならではの魅力を堪能しましょう。思い切り遊んだら、家族でお弁当、楽しいですよ。

バーベキューや川遊び、河岸散歩を楽しもう!

写真:沢原 馨

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河岸には遊歩道が辿っていますので、河岸散歩を楽しむのもお勧めです。「飯能河原」の風景を堪能しながらの河岸散歩、のんびりゆったりと楽しみましょう。

橋梁ファンにお勧め!赤いアーチが美しい割岩橋

橋梁ファンにお勧め!赤いアーチが美しい割岩橋

写真:沢原 馨

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「飯能河原」の少し下流側で入間川を跨ぐのが「割岩(われいわ)橋」、橋長75mの歩行者専用橋です。赤いアーチと主桁が緑の中にひときわ映えて美しい姿を見せてくれます。昭和60年(1985年)に完成したものですが、今ではすっかり「飯能河原」を象徴する風景になっています。橋梁マニアでなくても心惹かれる美しい橋ですよ。

橋梁ファンにお勧め!赤いアーチが美しい割岩橋

写真:沢原 馨

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遠くから眺める割岩橋も美しいのですが、橋下の河原から見上げる景観も素敵です。入間川と割岩橋が織り成す、さまざまな景観を楽しんでおきましょう。

橋梁ファンにお勧め!赤いアーチが美しい割岩橋

写真:沢原 馨

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川沿いの遊歩道から割岩橋に上がることができます。せっかくですから割岩橋を渡ってみましょう。橋の上から見下ろす「飯能河原」の景色も美しいですよ。特に下流側に目を向けると両岸に鬱蒼と木々が茂り、どこか山深い渓流のようです。

木材運搬の中継地や行楽地として賑わった「飯能河原」

木材運搬の中継地や行楽地として賑わった「飯能河原」

写真:沢原 馨

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入間川は、江戸時代から明治期にかけて木材の搬出に使われました。西部の山地で産出された木材が筏に組まれ、入間川の流れを使って運ばれたのです。「飯能河原」はその中継地でした。上流部は川幅も狭く流れも急でしたが、「飯能河原」から下流側は比較的広くなり、流れも穏やかになるため、ここで複数の筏が連結され、江戸に向かったのです。

明治期に最盛期を迎えた筏による木材運搬は、しかし昭和初期に終焉を迎えました。大正4年(1915年)に武蔵野鉄道(現在の西武池袋線)が開通、鉄道による運搬が始まり、上流側では道路が整備されてトラックによる運搬が行われるようになって、熟練の技術を要する“筏流し”は次第に姿を消していったのです。

木材運搬の中継地や行楽地として賑わった「飯能河原」

写真:沢原 馨

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鉄道が開通すると、飯能は行楽地として人気を集めました。「飯能遊覧地計画」が進められ、「飯能河原」にも水泳場とボート場が設けられて、大勢の行楽客で賑わったのです。

「飯能河原」という名が広く知られているのは、そうした歴史が背景にあるからなのです。河岸の遊歩道を歩きながら、往時の面影を探してみるのも一興かもしれません。

池袋から約1時間、「飯能河原」に出かけよう!

池袋から約1時間、「飯能河原」に出かけよう!

写真:沢原 馨

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西武池袋線急行で池袋から飯能まで1時間足らず。飯能駅から「飯能河原」までは徒歩で15分ほど。休日の行楽に訪れるにはちょうど良い距離なのでは?

豊かな自然に包まれた「飯能河原」での川遊びや河岸散歩、楽しいですよ。河原でただのんびりと過ごすだけ、川風に吹かれながら木陰で読書、なんていうのもなかなかいいものです。お天気に恵まれた休日、お弁当を持って出かけましょう!

飯能河原の基本情報

住所:埼玉県飯能市大河原〜久下周辺
アクセス:西武池袋線飯能駅から徒歩約15分/車で訪れる際は飯能駅周辺の民間駐車場を利用

2019年7月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

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掲載内容は執筆時点のものです。 2016/06/11 訪問

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