写真:bow
地図を見る南海電鉄が運行する関空特急・ラピート。運行開始は1994年、関西国際空港の開港と共に運行開始された大阪中心部の難波駅と関西空港駅を結ぶ特急です。
南海50000系電車と呼ばれるラピートは、エクステリアデザインを建築家の若林広幸氏に依頼!パッと見たところ、なんとも電車らしくないフォルムではありませんか?そもそも建築デザイナーの若林広幸氏の手掛ける建築物は”ガンダム建築”とも言われる、どこかメカニカルな建築デザインを数多く手掛けてきたデザイナーなのです。
やはり運行当初よりそのフォルムから”鉄人28号”や”ガンダム”と言われてきたラピートが、今回実際にガンダムとコラボレーションを行ったというから大騒ぎです!
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地図を見る今回、南海電鉄とタッグを組んだのは平成26年5月17日から全国のイベント上映が始まる、『機動戦士ガンダムUC episode 7「虹の彼方に」』。
正式な企画名称は『機動戦士ガンダムUC(ユニコーン)×特急ラピート 赤い彗星の再来 特急ラピート ネオ・ジオンバージョン』とされています。
その企画内容は、特急ラピートの車両外観が、登場人物である“赤い彗星・シャアの再来”と呼ばれるフル・フロンタル率いる組織「ネオ・ジオン」をイメージした赤色に塗り替えるというもの。
それだけでも凄いインパクトがあるのですが、他にも車体外観にはガンダムUCの世界観を表したというデザインが随所に施されていて、ファンなら思わずニヤリ!の連続ではないでしょうか。
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地図を見るそしてコラボレーションは車内でも実施!特急ラピートのスーパーシート席にあたる5号車、その一角に映画の登場人物である「ミネバ・ラオ・ザビ」「フル・フロンタル」「アンジェロ・ザウパー」の専用席が設置されているのです!
これはもう、写真撮影専用シート!!この座席は指定席には含まれていないので、スーパーシート利用客ならば誰でも自由に座って写真撮影をすることができるようになっています。
ちなみに緑色の座席が「ミネバ・ラオ・ザビ」専用座席。赤色が「フル・フロンタル」「アンジェロ・ザウバー」の専用座席になっています。
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地図を見る登場人物専用の座席には肘置きの部分や、ヘッドレストの部分によく見ると名前が記されています。座席だけでなく、壁面と床までも専用カラーリングが施されているのは驚き。他にも専用座席付近の窓にもネオ・ジオンのマークが張り付けられていたり、4号車へと向かう扉にもネオ・ジオンマークがあるなど、ディテールにもこだわりを感じます。
そして、ラピートのスーパーシート自体、元々高級感に溢れる座席である為、今回のコラボレーションが実にハマって見えるのが素晴らしいんです!ぜひ、座ってみて記念撮影に挑んでください!
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地図を見るここ数年で近畿地方ではかなりのアニメタイアップ電車が登場していますが、車両のイメージカラーを全部塗り替えて作ってしまったなど聞いたことがありません!こと車両に関しては今回のラピートほど力の入ったコラボも初めてではないでしょうか?
赤色に塗られたラピートが走る姿。シャアザクに見えて仕方ないのは私だけでしょうか?ヘッドライトがモノアイだったらなぁ。
しかし、日本の電車でここまでガンダムっぽい車両は後にも先にも南海電鉄の特急ラピートくらいなもんです。実際に走っている姿を見れば誰しも納得できると思いますが、本当にガンダムとコラボをしちゃった点には敬意を表したいですね!
今回のラピートとガンダムのコラボ車両の運行は平成26年4月26日(土)から6月30日(月)まで。
運行に合わせてタイアップ企画も用意されていて、記念マフラータオルや記念クリアファイルセットの販売がされています。が、既に売り切れ状態となっており、再販が待ち望まれています。記念特急券引換券も用意されていますが、3000部限定となっているのでいつ売り切れてもおかしくない状況となっています。(2014年4月30日現在)
ちなみに赤色に塗られたラピートは1編成のみで、運行状況は南海電鉄のHPから確認できますので、狙い撃ちして下さい!ジークジオン!!!
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(2025/2/16更新)
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