写真:木村 優光
地図を見る「臨港緑地」は、大阪港周辺の観光地として有名な海遊館や天保山から徒歩圏内にある緑地。設計は一級建築士の安藤忠雄氏で、人工地盤(広場)と親水護岸(人工地盤の広場から、海のすぐそばまで階段状につづく護岸)が特徴的です。
「臨港緑地」の入口は数か所ありますが、中でも一番北側にある入口を利用すると、狭めの遊歩道から突如開放感抜群な広場となるため、感動指数は高くなります。空は高く目の前は大阪港、日没後は所々に設置された照明とベンチがロマンチックな雰囲気を作り上げています。
写真:木村 優光
地図を見る「臨港緑地」には写真のような広大な広場があるため、夜間だけでなく昼間も訪問したいところですね。昼間などはお弁当持参で訪問すれば、普段の忙しい日常を忘れて小旅行気分を味わえるでしょう。また、日夜問わず潮の香りも漂いますので、心地よい時間を過ごせるでしょう。
写真:木村 優光
地図を見る園内が大阪湾に面した「臨港緑地」は視界が広く、海上の様々なものを見ることができるスポットです。そんな中でも一番目立つものとしては、大阪港を渡す阪神高速道路の港大橋!真っ赤なトラス形状の欄干は昼夜問わず非常に目立ちます。
東京にも東京湾ゲートブリッジと呼ばれる港大橋に構造が似た橋がありますが、東京湾ゲートブリッジはグレー系の塗装に対し、港大橋は真っ赤な塗装が特徴的!そのため、夜空に浮かび上がる真っ赤な港大橋はインパクトあり!
そんな港大橋は大阪市港区と同住之江区を結ぶ全長510m、海面から桁下まで50mのトラス橋で、長さで見ると世界第三位となっています。開通は1974年7月で、当時の最先端の技術を用いた橋。一般的な強度実験を行っただけでなく、耐震強度なども考慮して作られた橋としては当時最先端でした。
写真:木村 優光
地図を見る港大橋を眺められる広場にはベンチも多数あり、外灯も多いため、夜でも比較的安心して利用することができます。ただ、園内広場の中央エリアには遮るものが一切ないため、海風に吹き晒されます。そのため、冬場は結構寒くなりますので、上着を着て訪問することをオススメします。
写真:木村 優光
地図を見る「臨港緑地」は大阪港でも北側にある北港に位置し、運河を隔てて南側には南港があります。そして、両者は港大橋によって結ばれて、容易に行き来することができます。そのため、港大橋の先には南港も見えます。南港には大阪市役所総合庁舎の高層ビルや、埠頭に並ぶガントリークレーンが見えます。夜間はそれらがライトアップされて、非常にロマンチックなムードを演出してくれています。
写真:木村 優光
地図を見る「臨港緑地」の広場から北側を見れば、阪神高速の天保山ジャンクションが見えます。様々な方向から入り組んで合流するジャンクション夜景も必見!広場からやや距離があるため、目の前にジャンクションがあるわけではありませんが、阪神高速の外灯が水面に映り込む様子は水都大阪のイメージにピッタリ!
写真:木村 優光
地図を見る「臨港緑地」の北側は倉庫街となっていて、殺風景な景色が広がっているように見えますが、園内へ入ってみると意外や意外!なんと背後にはレトロな赤レンガ倉庫群が建ち並んでいます。この赤レンガ倉庫街の正体は、レストランやミュージアムが入った施設!
写真:木村 優光
地図を見る赤レンガ倉庫の施設入口は緑地広場と逆の北側ですが、南側は写真のようにとても貫禄ある赤レンガ倉庫の姿を見ることができます。特に日没後、赤レンガ倉庫が裸電球で照らされる姿は、昭和時代にタイムスリップしたかのよう!
住所:大阪府大阪市港区海岸通2-6
アクセス:大阪メトロ中央線大阪港駅より徒歩約5分
2020年12月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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この記事を書いたナビゲーター
木村 優光
神奈川県横浜市出身。工学系の大学入学で大阪へ転居。以降、大阪在住歴10年の間、関西の地形を独自で学ぶ。横浜へ戻り、関東と関西の文化の違いに注目する。特に両者の文化の違いを写真で表現しようと試みている最…
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