写真:浅井 みら野
地図を見る白ワインの名産地、フランクフルトからの人気日帰り旅行先、ユネスコ世界文化遺産…とさまざまな魅力を兼ね揃えた町・リューデスハイム(Rudesheim)。ライン川に寄り添うように町が形成され、パークカフェが位置するのはその川から目と鼻の先です。
写真:浅井 みら野
地図を見るホテルも兼ね揃えた4階建て建物の1階部分を占めるパークカフェ。屋内と屋外2つのエリアがあり、屋外エリアが人気です。オープンテラスの頭上には日よけシェードが完備され、夏のまばゆい日差しも優しいぬくもりに変えてくれます。
写真:浅井 みら野
地図を見るオープンテラスでも特等席なのが、道沿いに設けられたテラス席。一段上がった場所にあるため、喧しい車や行き交う人たちを気にせず、見渡す限りの景色をゆっくりと眺められます。
遠くには青い空と白い雲、それに川向うの緑に覆われたビンゲン(Bingen)の町並み、そして悠久の時の流れを感じさせるライン川といった牧歌的な風景が広がります。
写真:浅井 みら野
地図を見るライン川に沿って鉄道も敷かれているので、タイミングが良ければドイツらしい渋い車両の列車が見られることも。
他にも川の流れのようにゆっくりと散歩しているご年配の方、お気に入りのワインを求めに勇み立つ若者のグループ、ピンクのヘルメットを被りながら両親の前で自転車をこぐ女の子など、次々と訪れる人たちの様子からリューデスハイムの活気も伝わってきます。
この活気も春から徐々に盛り上がり、夏休みの7,8月、ワインが旬の秋にピークを迎え、晩秋に静けさを取り戻します。冬の時期になると、こちらのカフェのようにお休みしている場合も。リューデスハイムを訪れるなら外歩きがしやすい季節がおすすめです。
写真:浅井 みら野
地図を見るソーセージやシュニッツェル(ドイツ風カツレツ)とは一味違うドイツ料理を堪能できるのもパークカフェの魅力のひとつ。
「シュトラマー・マックス(Strammer Max)」は、パンの上にハムとチーズ、そして目玉焼きを乗せたドイツでお馴染みのサンドウィッチ。ドイツ特有の黒パンを使い、どっしりとした固さと程よい酸味が具材の味を引き立たせ、シンプルながら朝食や昼食にもなる一品です。
写真:浅井 みら野
地図を見る「ターフェルシュピッツ(Tafelspitz)」は、日本では珍しい茹でた牛肉をソースに絡めた料理。白いソースはメアレッティヒ・ゾーゼ(Meerrettich Sosse)と呼ばれ、ピリッとした辛みのあるホースラディッシュ(西洋わさび)を生クリームでまろやかにしたもの。お肉の旨味がソースと相まって、さっぱりとした味になります。ソースは地方によって異なり、フランクフルトでは名物グリューネゾーゼ(Grune Sosse)をかける場合も。
食事を終え、一段落したら次の場所へ。パークカフェからリューデスハイムの目抜き通り・つぐみ横丁(ドロッセルガッセ/Drosselgasse)まで徒歩4分。リューデスハイムの主要な観光地も徒歩圏内です。またカフェ目の前にはライン川を遊覧する船着き場もあり、どこへでもアクセスが抜群。ぜひ訪れた際は、パークカフェで優雅なひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか。
住所:Rheinstrasse 21-23, 65385 Rüdesheim am Rhein, ドイツ
電話番号:+49-6722-3016
営業時間:11:00〜22:00
定休日:1月-2月
アクセス:リューデスハイム鉄道駅より徒歩約7分
2019年7月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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(2025/2/7更新)
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