写真:モノホシ ダン
地図を見る玉桂寺への最寄駅は信楽高原鐵道の「玉桂寺駅前」です。ホームでは可愛い信楽焼きのたぬきがお出迎えしてくれます。玉桂寺へは、保良の吊橋を渡って行きます。
保良の吊橋は、保良の宮橋ともいい、全長は約102m、全国でも珍しい、鉄道と川(大戸川)の両方に架かる吊り橋です。また橋の上からは信楽高原鐵道の列車を眺めることができ、鉄道ファンの方にもおすすめのスポットです。
<玉桂寺前駅の基本情報>
住所:滋賀県甲賀市信楽町勅旨字奥出
電話番号:0748-82-3391(信楽駅)
アクセス:信楽駅から2分
写真:モノホシ ダン
地図を見る保良の吊橋を渡るとすぐに玉桂寺の山門があります。高野山真言宗の寺で「秋葉山十輪院玉桂寺」と号しています。
写真:モノホシ ダン
地図を見る本堂の階段手前にあるのが、滋賀県指定天然記念物の「玉桂寺 高野槇」。約1200年前に弘法大師が中国より帰国後、いっとき九州に留め置かれた時期に諸国を巡拝の折、玉桂寺に立ち寄りました。
その際、皇族の霊を慰めるために、中国より持ち帰った高野槇の苗を植えたと伝えられ、高野槇はその後繁殖し現在、石段の左側に43株、右側に22株あります。樹高は最も高い主幹で約31mもあります。
写真:モノホシ ダン
地図を見るさらに境内で目を引くのが、像高13mの「一願成就大不動明王」。近づいて仰ぎ見るととても迫力があります。一心に手を合わせお願いをすれば諸々の願い事を叶えて下さいます。
写真:モノホシ ダン
地図を見るつづいて本堂にお参りしましょう。本堂は「南無大師返照金剛」と記された幟に囲まれています。ちなみに遍照金剛というのは、空海の金剛名であり、この一句は、弘法大師空海に帰依するの意です。
写真:モノホシ ダン
地図を見る本堂の内陣須弥壇のお厨子には、秘仏本尊弘法大師像が祀られ、50年に一度のご開帳です。
写真:モノホシ ダン
地図を見るまた内陣の右側には、大黒天がおられます。投げたお金が倍になり、我が身にかえる大黒天さまで、手前の仏足にのり御真言を三篇となえ、願いを込めてお賽銭を入れましょう。
写真:モノホシ ダン
地図を見るさらに内陣左脇の階段を下りて、戒壇巡りのように本堂の地下通路を進むと「足腰神経痛除け薬師如来像」が。足腰の神経痛や諸々の病に悩まれている方は、ぜひお参り下さい。
写真:モノホシ ダン
地図を見る玉桂寺の阿弥陀堂には阿弥陀三尊が祀られています。ここには平安時代の阿弥陀如来坐像(甲賀市指定文化財)と室町時代の阿弥陀如来坐像、五劫思惟阿弥陀如来坐像(甲賀市指定文化財)が安置されています。
ちなみに、阿弥陀堂と本堂とは地下通路でつながっていますので、本堂からそのままお参りするのもいいでしょう。
写真:モノホシ ダン
地図を見る弘法大師の銅像が立つ背後にあるのが「護摩堂」です。毎月21日の会式(弘法大師の御縁日)には、午前9時から12時まで、大日大聖不動明王、ぼけ封じ観音の御前で護摩祈祷が行なわれています(護摩木500円)。
写真:モノホシ ダン
地図を見る護摩堂の「ぼけ封じ観音像」は、ぼけ封じ近畿十楽観音霊場第五番札所の本尊です。年と共に物忘れや、頼まれ事を忘れることがひどくなったり、寝たきりの日々を送ることのないようにしていただけるありがたい観音様です。こちらもぜひお参り下さい。
ほかにも境内には、八十八ケ所巡りや子宝祈願股木杉など、いろいろな名所があります。信楽を訪れた際には信楽観光のひとつとして「信楽の弘法さん」を訪ねてみてはいかがでしょうか。
住所:滋賀県甲賀市信楽町勅旨891
電話番号:0748-83-0716
拝観料:なし 境内自由
アクセス:信楽高原鐵道「玉桂寺前駅」下車 徒歩約5分 車利用の場合は新名神高速道路、信楽ICより約10分
2019年7月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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