宮古島&多良間島「秋冬こそ行きたい」女子旅モデルコース

宮古島&多良間島「秋冬こそ行きたい」女子旅モデルコース

更新日:2019/09/11 13:20

東郷 カオルのプロフィール写真 東郷 カオル 癒されたい系女子旅ライター、ラグジュアリーホテルライター
沖縄本島から南西に約290キロの位置にある宮古諸島。そこに今回紹介する宮古島と多良間島があります。せっかく宮古島に行くなら、飛行機で25分で行ける多良間島にも訪れると、宮古島のリゾート感に加え多良間島の手つかずの自然を独り占め。

旅行の費用もリーズナブルに行ける秋冬シーズンなら、気軽に週末旅行ができます。忘れられない癒しの旅で日常の疲れをデトックスしましょう。(PR)

1日目午後:宮古島から多良間島へ

1日目午後:宮古島から多良間島へ

写真:東郷 カオル

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宮古空港へは東京、大阪、中部から通年直行便が出ています。宮古空港で乗り継いで多良間空港へ。多良間島は宮古島と石垣島の中間に位置し、宮古空港から飛行機で25分ほどでアクセスできます。隆起サンゴ礁で出来た平らな楕円形の島で、飛行機の座席を窓側に指定しておくと上空から島の姿を一望できます。

時間に余裕のある方は、フェリーを利用すれば多良間島まで宮古ブルーの海を眺めながらゆったりとアクセスできます。フェリーは1日1往復、飛行機は1日に2往復のスケジュールですので、島での観光やアクティビティの予定でアクセス方法を選ぶといいでしょう。
※フェリーは日曜日は運休、その他イレギュラー運航あり

島にはタクシーはありません。多良間空港から集落までは、宿の送迎や村営の有償バスを利用することになります。

1日目午後:宮古島から多良間島へ

提供元:宮古島観光協会(左)、東郷 カオル(右)

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多良間村は「日本で最も美しい村」のひとつ。「フランスの最も美しい村」運動に倣い、失ったら二度と取り戻せない日本の農山漁村の景観・文化を守る「日本で最も美しい村」連合に加盟している村なのです。

民俗芸能の島とも呼ばれ、旧暦の8月8日には国の重要無形民俗文化財に指定されている“八月踊り”が3日間に渡り執り行われます。

民宿、旅館、ゲストハウスは集落内にあります。写真は村営の「夢パティオたらま」。コテージ風の建物にそれぞれベッドルームが3部屋あり、リビングは共用となっていますので宿泊者同士の情報交換も楽しめるかもしれません。共用のバスルームもありますが管理棟にも大浴場があり、どちらでもお好みで利用できます。

<夢パティオたらまの基本情報>
住所:沖縄県宮古郡多良間村字塩川18
電話:0980-79-2988

1日目午後:宮古島から多良間島へ

提供元:多良間村観光協会

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夜でも明るい都会と違い、漆黒の夜空が広がる多良間村は星空観測には最適の島。

星空目当ての人は流星群が見られるタイミングや新月のときに多良間村を訪れるとさらに幻想的な夜に。吸い込まれそうな満天の星空を存分に楽しみましょう。

のんびりとした島の時間の流れのなかで、視界いっぱいに隙間なく広がる星々を眺めれば、多良間村に来てよかったと思うこと間違いなしです。

2日目午前:自転車でのんびり多良間島の魅力を満喫

2日目午前:自転車でのんびり多良間島の魅力を満喫

写真:東郷 カオル

島ではレンタサイクルでのんびり走るのがおすすめ。多良間島は島一周が15kmほどの小さな島なので、自転車で十分巡れます。自転車は民宿などで借りることができます。

あちらこちらで見かけるヤギや牛、昔ながらの集落の雰囲気、サトウキビ畑を吹き抜ける風を感じながら、予定に追われることのない贅沢な時間を過ごしましょう。

2日目午前:自転車でのんびり多良間島の魅力を満喫

写真:東郷 カオル

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異空間への入り口のような神秘的な雰囲気が漂う「フクギ並木」。樹齢200年を超えるフクギ並木が650メートルも続いています。

そしてこのフクギ並木を進んだ先にあるのが「塩川御嶽(しおかわうたき)」。塩川御嶽は、昔、2つの霊石が飛来してこの地で鎮まったことから建てられたと伝えられていて、フクギ並木と御嶽を囲む植物群落は天然記念物として県指定文化財にもなっています。集落から近く、サイクリングで訪れるには程よい距離です。

御嶽の周りはよく手入れされていて、この場所が代々島の人たちに大切にされている神聖な場所であることが感じられます。

2日目午前:自転車でのんびり多良間島の魅力を満喫

写真:東郷 カオル

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「塩川御嶽」を更に南東へ向かうと「三ツ瀬公園」に着きます。ちょうど楕円形の島のいちばん東に位置します。宮古諸島の中でも穴場スポットである多良間島では、どこの海岸からも美しい多良間ブルーを独り占めできます。

サンゴ礁が美しい多良間島の海は一度は体験する価値あり!島にはダイビングやシュノーケリングのツアーを行っているショップもありますよ。

宮古島へのフライトまで、気の向くままに過ごしましょう。

※ダイビングで1回潜った場合は、その後のフライトまで最低12時間以上空けることが推奨されています。フライトまで12時間以上なければダイビングをするのは控えましょう。

2日目午後:宮古島で夕景と宮古牛を堪能

2日目午後:宮古島で夕景と宮古牛を堪能

写真:東郷 カオル

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午後の便で多良間島から宮古島へ戻ったら、レンタカーを借りて宮古島の夕日スポットへでかけてみましょう。

街の中心地から程近い「宮古サンセットビーチ」や「伊良部大橋」手前の無料駐車場からは夕日に染まる空と、海に沈む夕日を見ることができますよ。

2日目午後:宮古島で夕景と宮古牛を堪能

写真:東郷 カオル

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女子ひとり旅で困るのが夜ごはん。ご当地グルメは楽しみたいけど、賑やかな居酒屋に一人で入るのはちょっと…という人も多いのでは?

今回は女子ひとりでも利用しやすい居心地のいいお店をご紹介します。宮古島の中心地の西里大通りから歩いて5分ほどの場所に2018年にオープンした「ササキバー&カレー」は、オーナー夫妻の笑顔にホッとするおすすめのお店。

赤ワインでじっくり煮込まれたA5ランクの宮古牛がゴロっと入った「宮古牛カレー」は間違いなく女子が大好きな味!客層も落ち着いた雰囲気で、ひとりでのお食事やちょい飲みが気軽に楽しめます。

<ササキバー&カレーの基本情報>
住所:沖縄県宮古島市平良字東仲宗根233
電話番号:0980-79-9333
営業時間:11:30〜15:00(土・日のみ)、18:00〜23:00(平日は17時より営業)
HP:https://foodplace.jp/sasakibandc/

2日目午後:宮古島で夕景と宮古牛を堪能

提供元:ミヤコセントラルホテル(左)、東郷 カオル(右上・右下)

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宿泊は「ササキバー&カレー」から徒歩6〜7分の「ミヤコセントラルホテル」へ。2018年6月にリニューアルされたので、コンパクトながらキレイなお部屋で寛げます。

館内施設はコインランドリーや電子レンジ、Wi-Fiなど充実しています。朝食は1階のティダカフェで。ランチやディナーにも利用できるのも嬉しいポイントです。

場所は宮古市内の中心地なのでアクセス抜群。ダイビングショップが併設されているので、旅行者にも便利でゆったりできるホテルです。

<ミヤコセントラルホテルの基本情報>
住所:沖縄県宮古島市平良字西里225
電話番号:0980-73-2002
HP:https://www.resortin-miyako.com/

3日目午前:幻の「ゆにの浜」を目指せ!

3日目午前:幻の「ゆにの浜」を目指せ!

写真:東郷 カオル

宮古島と伊良部島を結ぶ「伊良部大橋」を渡る時に、タイミングによっては海の中に白い砂地を目にすることがあります。「あれ?気のせい?」と思った人もいるかと思いますが、この消えたり現れたりする砂地が「ゆにの浜」です。干潮時に姿を現し、潮位の高い時には沈んで見えなくなってしまいます。

今回はこの「ゆにの浜」に上陸できるカヤックツアーに出かけましょう。知識豊富な地元インストラクターのツアーもあるのでおすすめですよ。

取材協力:宮古島BLUE

3日目午前:幻の「ゆにの浜」を目指せ!

写真:東郷 カオル

カヤックのスタート地点から「ゆにの浜」までの所要時間はその日によって異なります。20分でたどり着けることもあれば、風の影響で1時間ほどかかることも。

一度として同じ「ゆにの浜」には出会えないのも魅力で、リピーターも多いのだとか。

浜では鳥が羽を休めたり小魚を狙ったり、鳥から逃げる小魚が飛び跳ねたりと、生きものたちで賑やか。ウミガメやエイがカヤックの横をスイーと泳いでいくこともありますよ。

3日目午前:幻の「ゆにの浜」を目指せ!

写真:東郷 カオル

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カヤックの後は、全長3,540メートルの絶景ドライブが楽しめる人気の「伊良部大橋」を渡って伊良部島へ。伊良部島はラグジュアリーなホテルやオシャレなカフェが目白押しの島。今年、下地島空港がオープンしたことで注目を集めています。

カヤックでひと汗かいた後はティータイムを兼ねた軽いランチをいただきましょう。ウミガメのイラストがかわいいとSNSでも話題の「Blue Turtle(ブルータートル)」へ。

写真は宮古島の野菜を使ったシーフードサラダ。ガッツリいただきたい人にはステーキもありますよ。リゾート気分が盛り上がるオーシャンビューのテラス席がおすすめです。

<Blue Turtleの基本情報>
住所:沖縄県宮古島市伊良部伊良部1352-16
電話番号:0980-74-5333
営業時間:11:00~22:00 (ラストオーダー21:00)
HP:https://blueturtle.jp/

3日目午後:帰りのフライトまでは伊良部島をドライブ

3日目午後:帰りのフライトまでは伊良部島をドライブ

写真:東郷 カオル

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「Blue Turtle」でランチを楽しんだあとは目の前に広がる「渡口の浜」をお散歩。

浜は弓状に800メートルに広がり、波が引いたあとは反射で空が映し出されるほどに粒子が細かく、真っ白な砂浜となっています。ぜひ素足でサラサラの砂の感触を楽しんでくださいね。

3日目午後:帰りのフライトまでは伊良部島をドライブ

写真:東郷 カオル

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「渡口の浜」から車で約10分の「佐和田の浜」もまた訪れていただきたいスポット。日本の渚100選に選定されていて、日中も美しいのですが夕日が美しい場所として有名です。

遠浅の海には昔、大津波で運ばれてきたとされている大きな岩がゴロゴロと無数に転がっており、不思議な光景が広がっています。この景色を楽しむなら「佐和田の浜展望台」か「佐和田の浜ふれあい広場」辺りがいいでしょう。

3日目午後:帰りのフライトまでは伊良部島をドライブ

写真:東郷 カオル

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伊良部島ドライブを楽しんだら宮古空港方面へ。レンタカーを返す前の最後のおすすめスポットが観光農園「ユートピアファーム宮古島」。宮古空港からも車で約15分と近いので、出発までの時間を読みやすいのも最後の立ち寄り場所として最適です。

園内にはトロピカルフルーツや南国の花々が咲き乱れる見学コースがあり、併設のフルーツパーラーでは園内で採れた旬のフルーツや、こだわりのスイーツも楽しめます。

旅の最後に目と舌で宮古島を満喫できるおすすめスポットです。

<ユートピアファーム宮古島の基本情報>
住所:沖縄県宮古島市上野字宮国1714-2
電話番号:0980-76-2949
営業時間:10:00〜17:00
HP:https://www.utopia-farm.net/

のんびりしたいならあえてハイシーズンを外すのもおすすめ

宮古島に多良間島を組み合わせることによって、混み合うシーズンでものんびりと離島ムードを楽しむことができます。さらに静かに過ごしたい人は、あえて時期をずらしてみるといいでしょう。フライト予約もしやすくホテルも安く泊まれて、メリットが大きいのでおすすめです。

女子一人旅でも、2人以上で行く女子旅でも、日常を忘れてのんびり癒やされること間違いなし!

2019年9月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

【この記事は 沖縄県・(一社)宮古島観光協会 とのタイアップです】

掲載内容は執筆時点のものです。 2019/07/24−2019/07/27 訪問

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