鉄道の街・新潟「新津鉄道資料館」雪国ゆかりの鉄道遺産を見に行こう

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鉄道の街・新潟「新津鉄道資料館」雪国ゆかりの鉄道遺産を見に行こう

鉄道の街・新潟「新津鉄道資料館」雪国ゆかりの鉄道遺産を見に行こう

更新日:2019/07/31 15:55

もんTのプロフィール写真 もんT チューター、フリーライター

新潟市秋葉区にある新津鉄道資料館は、雪国新潟ゆかりの鉄道車両や関連遺産を集めた資料館。鉄道のターミナル・新津(にいつ)駅や、雪国新潟の鉄道の歴史を今に伝えます。特に保存車両は、新潟にゆかりのあるレアな実物車両が集められていて、鉄道ファンは必見!そして、小中学生なら、土・日・祝日は観覧料が無料です。雪国の鉄道遺産を見に、新津鉄道資料館へ出かけてみましょう。

鉄道の交差点・新津駅から出発!〜駅中サテライト「ていしゃば」はミニ資料館

鉄道の交差点・新津駅から出発!〜駅中サテライト「ていしゃば」はミニ資料館

写真:もんT

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新津鉄道資料館への玄関口となるのは、JR新津駅。新潟駅からは信越本線でおよそ20分です。ここは羽越本線や磐越西線も分岐する鉄道のターミナル。特に、蒸気機関車が走っていた1970年代初めまでは、ここの機関区にC57やD51が数多く在籍し、鉄道の町として発展してきました。現在でも、新潟地区を走るディーゼルカーの車両基地として、また「SLばんえつ物語号」の機関車の基地として、広い構内を有しています。

新津駅に着いたら、まずは東口の1階にある駅中サテライト「ていしゃば」に立ち寄りましょう。ここは鉄道資料館の“サテライト”。鉄道関係のパネル展示があり、資料館への行き方もガイドしてもらえます。無料のレンタサイクルも貸してもらえるので、ぜひこれに乗って出発しましょう。

ここから目指す鉄道資料館へは、東へ約2.2km。自転車で10分ほどです。他に路線バスで行く方法もありますし、観光シーズンの土・休日には、無料巡回バスも利用できます。バスの時刻は、新津鉄道資料館の公式ウェブサイトで確認できます。

鉄道の交差点・新津駅から出発!〜駅中サテライト「ていしゃば」はミニ資料館

写真:もんT

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走り抜ける商店街の途中にも、鉄道ファンの心をくすぐるいろんな仕掛けが…。このような“駅名標”が随所にあるので、脱線せずに資料館までたどり着けます。

鉄道の交差点・新津駅から出発!〜駅中サテライト「ていしゃば」はミニ資料館

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能代川にかかる橋を渡ると、もうちょっとです。

SLに新幹線も!元学校の敷地は鉄道資料館に…

SLに新幹線も!元学校の敷地は鉄道資料館に…

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左手に新津工業高校が見えたところで、案内表示に従って右へ行くと、新津鉄道資料館に到着です。まず目に留まるのは、SLと新幹線!SLは、C57型蒸気機関車で、新津駅から観光シーズン中に運行されている「ばんえつ物語号」と同じタイプの機関車です。

新幹線のほうは、上越新幹線を2013年まで走っていた200系の先頭車。200系の新幹線車両が保存・公開されているのは、さいたま市大宮の鉄道博物館とココだけです。柵の外からではよく見えないので、早速、切符を買って中に入りましょう。

SLに新幹線も!元学校の敷地は鉄道資料館に…

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資料館の入り口は、駅名標のすぐ脇です。この鉄道資料館、国鉄時代は「新潟鉄道学園」という訓練施設でした。それだけに、全体が学校のような雰囲気です。

北国ゆかりの豊富な実物展示に注目!

北国ゆかりの豊富な実物展示に注目!

写真:もんT

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ここの資料館は、新潟にゆかりのある鉄道資料に特化した展示内容。実際に現場で使われていた実物の展示が多く、見ごたえがあります。新潟の鉄道の歴史を、実物の資料を通して学べます。1963年(昭和38年)1月に生じた“三八豪雪”については、当時の記録映像も上映されています。

北国ゆかりの豊富な実物展示に注目!

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子どもたちは、「見る」だけでは飽きてしまいますよね…。大丈夫です。トレインシミュレーターもあって、電車の運転も楽しめますよ。この資料館、小中学生は、土・日・祝日は入館料が無料!もちろん、トレインシミュレーターも無料です。気軽に遊びに来れますね。

排雪車にMaxも!屋外展示はレアな車両がいっぱい!

排雪車にMaxも!屋外展示はレアな車両がいっぱい!

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資料館と、隣に隣接する200系新幹線やSLの展示エリアを見学した後は、少し離れた「南側展示エリア」を見ていくこともお忘れなく!グラウンドの一角に設けられた屋根付きのスペースに、合計4両の実物車両が展示…。こちらもレアな車両たちです。

また、4月から10月の土・休日は、この区画内で、子どもたちに大人気のミニSLが、走っています(料金100円)。柵内へは入館券を提示して入ります。

排雪車にMaxも!屋外展示はレアな車両がいっぱい!

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まず入り口すぐの場所にあるのが、485系特急型電車。運転席上部の前照灯が二つあるのは、積雪の多い寒冷地向けに製造された1500番台のタイプです。同系列の特急電車の車両は、各地の鉄道博物館で展示されていますが、このレアなタイプが保存展示されているのは、ここだけです。

その隣には、あまり見たことのないDD14形ディーゼル機関車が…。この機関車、豪雪地帯の除雪を行うための「特殊排雪列車」、略して「特雪(とくゆき)」の専用機関車でした。これも雪国新潟ならではの展示。本州で保存展示されているのは、やはりここだけです。

排雪車にMaxも!屋外展示はレアな車両がいっぱい!

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最も新しく搬入された展示車両は、新潟地区で通勤電車として長年活躍してきた115系電車と、2階建て新幹線MaxのE4系。こちらも引退が間近に迫っている車両です。これらの車両、通常は外観のみの公開ですが、定期的に車内や運転室の中も公開されます。そんなときは、新幹線の運転席にも座れます!ウェブサイトで、イベント情報をぜひチェックして!

とてもコンパクトなつくりながら、雪国の鉄道遺産や資料に特化した新津鉄道資料館。広すぎず、狭すぎず、大人も子どもも楽しめるミニ鉄道博物館です。新潟を訪れた際は、ぜひ立ち寄ってみてください。

新津鉄道資料館の基本情報

住所:新潟市秋葉区新津東町2丁目5番6号
電話番号:0250-24-5700

アクセス:JR信越本線・羽越本線・磐越西線の新津駅下車
(1)駅中サテライト「ていしゃば」の無料レンタサイクルで約10分
※貸出は4月1日〜11月末の9:30〜16:30(16:30までに要返却)

(2)駅東口より路線バスで5分
・「[S94]沢海・横越経由新潟駅・万代シティ」行き
・「[SK1]京ヶ瀬営業所」行き
・「[SK2]下新」行き
いずれかで「新津工業高校前」バス停下車、徒歩約1分

営業時間:9:30〜17:00(入館は16:30まで)
休館日:火曜日(祝日なら開館、翌日休館)、年末年始(12月28日〜1月3日)
※このほかに資料整理のため臨時休館することがあります。

観覧料:一般300円 高・大学生200円 小中学生100円
※小中学生は土・日・祝日無料
※企画展により特別観覧料を設けることがあります。

2019年7月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。


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掲載内容は執筆時点のものです。 2019/05/03 訪問

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