新宿「みんなのレオ・レオーニ展」スイミーやフレデリックの原画に会える!

新宿「みんなのレオ・レオーニ展」スイミーやフレデリックの原画に会える!

更新日:2019/07/30 15:15

フルリーナ YOCのプロフィール写真 フルリーナ YOC 絶景・感動探究家、旅する音楽講師
『スイミー』『フレデリック』など、子どもも大人も大好きなレオ・レオーニの絵本。東京・新宿の東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館で開催中の「みんなのレオ・レオーニ展」では、レオーニの絵本原画はもちろん、初期作品から晩年まで様々なジャンルの作品をかつてない規模で展示。絵本でお馴染みの原画を間近で見ると、多彩な技法や表現など新しい発見がいっぱい!レオーニの人生と重ね合わせた作品展示も大きな見所です。
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スイミーの謎にせまる

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写真:フルリーナ YOC

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2018年8月、伊丹市からスタートした「みんなのレオ・レオーニ展」が、いよいよ東京でも始まりました。会場は新宿西口にある「東郷青児記念損保ジャパン日本興亜美術館」、会期は2019年9月29日まで。

展示はchapter1.レオとアート、chapter2.自分探し、chapter3.平和を求めて、chapter4.リアル?フィクション?の4つのchapterに分かれています。

スイミーの謎にせまる

写真:フルリーナ YOC

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みんなの大好きな『スイミー』はChapter2に展示。『スイミー』は、スロバキアで開催される世界有数の絵本コンクール「ブラチスラバ世界絵本原画展」の第一回目のコンクールで「金のりんご賞」を受賞した作品。現在、5点の原画はスロバキア国立美術館に所蔵されています。

(写真:『スイミー』1963年、水彩、モノタイプ「スロバキア国立美術館所蔵)

スイミーの謎にせまる

写真:フルリーナ YOC

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『スイミー』の原画、と言える作品は今回展示されている5点しか知られていませんが、スロバキアから来た『スイミー』の原画(写真右)は、絵本のイラスト(写真左)とそっくりだけれども同一のものではないことが、今回の展覧会準備で判明。

スロバキアの『スイミー』の原画と絵本の『スイミー』の原画、どちらが先に描かれたのか・・・胸をときめかす謎ですね。その謎に迫る『スイミー』の技法など興味深いビデオなども会場内で放映されていますのでお楽しみに!

chapter1.「レオとアート」chapter2.「自分探し」

chapter1.「レオとアート」chapter2.「自分探し」

写真:フルリーナ YOC

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chapter1.レオとアートでは、『フレデリック』『おんがくねずみ ジェラルディン』『マシューのゆめ』三作品の原画と、レオーニの1940年〜60年代の絵画『黒いテーブル』シリーズの絵画などを展示。

写真は、働くこともせず太陽の光や色や言葉を集めているねずみ『フレデリック』の原画。「社会にとっての芸術家の役割」を表現するとともにレオーニ自身がフレデリックに投影されている作品です。様々な素材と技法を用いて描かれている多彩な表現に注目!
(写真:『フレデリック』1967年、水彩、パステル、コラージュ、紙、アニー・レオーニ氏所蔵)

chapter1.「レオとアート」chapter2.「自分探し」

写真:フルリーナ YOC

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こちらは『黒いテーブル』シリーズの3作品。レオーニが9歳の誕生日にピート叔父さんからプレゼントされた黒いテーブル。叔父さんの「黒の上だと色が美しく見える」という言葉は、レオーニの心に残り、レオーニが81〜82歳の時にこの3作品を生み出すこととなりました。

(写真:『黒いテーブル』シリーズ、1991〜2年、アニー・レオーニ氏所蔵)

chapter1.「レオとアート」chapter2.「自分探し」

写真:フルリーナ YOC

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chapter2.は、レオーニの「自分探し」をテーマにした作品『チコと きんいろの つばさ』『アレクサンダとぜんまいねずみ』『ペツェッティーノ』『コーネリアス』『スイミー』の5作品を展示。

写真の原画は『ペツェッティーノ』。「ぼくは きみの ぶぶんひんかな?」といって自分探しに出かける小さなかけらのペツェッティーノが、やがて自分も部分品が集まってできていることに気づき、物語の終わりで「ぼくは ぼくなんだ!」と叫ぶというストーリーの絵本です。

誰かと同じであることを求めなかったレオーニは、どんな枠にとらわれず自由にアーティストとしての表現を追い求め、様々な作品を生み出していきました。わたしたちもペツェッティーノとレオーニから一つの勇気をもらえそうな作品です。

(写真:『ペツェッティーノ』1975年、クレヨン、水彩、コラージュ、紙、アニー・レオーニ氏所蔵)

chapter3.平和を求めて…『あおくんときいろちゃん』誕生秘話も

chapter3.平和を求めて…『あおくんときいろちゃん』誕生秘話も

写真:フルリーナ YOC

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レオ・レオーニが初めて描いた絵本『あおくんときいろちゃん』。この絵本を体験できるスペースでは、自分の影があおくんになったり、きいろちゃんになり、そこで出会うきいろちゃんやあおくんに近づくと、緑に!

この絵本は、電車の中で孫たちに青と黄色の紙をちぎってお話をしてあげたことから生まれた・・・と言われています。しかし今回の展覧会で孫のアニーさんは、この作品の誕生にはそれだけでなく、そこに込められたレオーニの「ある思い」があったという見解を発表。

それは、この絵本が生まれる前年、レオーニがアートディレクションを手がけた1958年のブリュッセル万博のアメリカのパビリオン「未完の仕事」の展示最後に飾られた一枚の写真と、絵本の中の「ひらいた ひらいた なんのはな ひらいた」のイラストの共通性から推測されます。

その写真には、手を繋ぎ輪になって遊んでいるの肌の色が違う7人の子どもたちが映っています。そしてレオーニの「ひらいた ひらいた」には、7つの色が輪になって遊ぶ場面が描かれています。レオーニが芸術家として、ひとりの人間として発信しようとした思い・・・ぜひ、じっくりと見て、体験し、考えていただきたい展示です。

chapter3.平和を求めて…『あおくんときいろちゃん』誕生秘話も

写真:フルリーナ YOC

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『あいうえおの き - ちからをあわせた もじたちの はなし』は、ベトナム戦争への反戦メッセージが直接的に表現された話。

展覧会会場には磁石などを使って動く「あいおえおの き」の葉っぱたちもいるので、どんなメッセージが現れるかお楽しみに!

(写真:『あいうえおのき』1968年、水彩、紙、、アニー・レオーニ氏所蔵)

chapter3.平和を求めて…『あおくんときいろちゃん』誕生秘話も

写真:フルリーナ YOC

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Chapter3.平和を求めてには、他にも『ひとあし ひとあし』『みどりの しっぽの ねずみ』『ぼくのだ!わたしのよ!』『6わのからす』の原画も展示。

会場には椅子に座って絵本を読めるスペースもあります。絵本と原画を見比べながら楽しめるのは展覧会ならではのお楽しみ!

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Chapter4.リアル?フィクション?

Chapter4.リアル?フィクション?

写真:フルリーナ YOC

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レオーニの晩年の名作と言えば「平行植物」。人間には認識することができない平行植物(架空の植物)についてまとめられた著書。コアなファンをも虜にする「平行植物」の絵やブロンズ作品も7点展示されています。

(写真:「平行植物」シリーズ:向月葵(ジッラ・ルーナ)、プロトルビス、赤い木)

Chapter4.リアル?フィクション?

写真:フルリーナ YOC

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さらにこの植物たちが生み出された背景の一つである、イタリア・トスカーナのラッダ・イン・キャンティにあるレオーニのアトリエでのインタビュー映像は必見!

レオ・レオーニのアニメ原画も

レオ・レオーニのアニメ原画も

写真:フルリーナ YOC

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レオーニの絵本をもとに製作されたアニメーションは6本、そのうち5本はレオーニ自身が直接制作にかかわっています。レオーニのアニメーションは1967年と1986年の2期に分かれて制作されました。

1967年に製作されたのは『スイミー』『フレデリック』をもとにしたアニメーションフィルム。インドの政府やアメリカ企業、さらにインドの富豪からの助成により開催されたアニメーションのワークショップで、友人のアニメーション作家、ジューリオ・ジャンニーニと共に制作しました。

(写真:アニメ「フレデリック」作品素材によるコラージュ、1967年、ワックスパステル、アセテートフィルム、コラージュ紙)

レオ・レオーニのアニメ原画も

写真:フルリーナ YOC

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最初のアニメ制作から19年後、レオは再びジャンニーニと共にアニメーション制作に取り組みます。動物たちの姿を360度から描き分けたり、小さなパーツを釣り糸で繋ぎ合わせたり、様々な工夫を凝らし『ぼくのだ!わたしのよ!』『さかなはさかな』『コーネリアス』の3本の作品をアニメ化することに成功しました。

(写真:アニメ「コーネリアス」作品素材よるコラージュ、不透明水彩、コラージュ、紙)

レオ・レオーニのアニメ原画も

写真:フルリーナ YOC

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見学の前後にはフォトスポットや、展覧会ショップへ。また、会場内には「レオーニの木」があり、お気に入りのレオーニの絵本と理由などを書いて、レオーニの木に貼りつけることができます。ぜひ参加してみてくださいね。。

みんなのレオ・レオーニ展 基本情報

開催会場:東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館
電話番号:03-5777-8600(ハローダイヤル)
開催期間:2019年7月13日(土)〜2019年9月29日(日)
休館日:月曜(7月15日、8月12日、9月16日、23日は開館 )
開館時間:10時〜18時まで(最終入館17時半まで)
アクセス:JR新宿駅西口駅、丸ノ内線新宿駅、西新宿駅、大江戸線新宿西口駅より徒歩5分
入場料(当日券):一般 1300円、大学生 900円、高校生以下無料
(20名以上の団体料金):一般1100円、大学生700円、高校生以下無料

※身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳を提示の本人とその付添人1名は無料。被爆者健康手帳を提示の方は本人のみ無料

2019年7月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

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掲載内容は執筆時点のものです。 2019/07/12 訪問

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