三重・旧東海道 関宿の新たな観光名所「関の山車会館」へ行こう

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三重・旧東海道 関宿の新たな観光名所「関の山車会館」へ行こう

三重・旧東海道 関宿の新たな観光名所「関の山車会館」へ行こう

更新日:2019/07/18 16:09

モノホシ ダンのプロフィール写真 モノホシ ダン 総合旅行業務取扱管理者、総合旅程管理主任者

三重県・亀山市にある旧東海道 関宿は、東海道五十三次の宿場町の中で唯一、往時の姿を残しているところです。その関宿に、2019年7月6日にオープンしたのが「関の山車会館」。関宿の夏の風物詩「関宿祇園夏祭り」で曳き出される山車4基のうち2基を常設展示する施設です。ことわざの“関の山”の語源になったとも言われる関の山車を収蔵展示・紹介する「関の山車会館」へ行ってみませんか?

関宿の新たな観光名所「関の山車(やま)会館」とは

関宿の新たな観光名所「関の山車(やま)会館」とは

写真:モノホシ ダン

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「関の山車会館」の場所は、関宿のメインストリート“中町の町並み”を亀山方面に進んだところにある百五銀行の斜め向かい側です。この土地は、明治中期から昭和初期に関萬古(せきばんこ)の製造販売を起業した三谷耕一氏が所有していた町家です。

ちなみに萬古焼とは、陶磁器・焼き物の一つで、耐熱性に優れた特徴を持ち、亀山市にほど近い、三重県四日市市の代表的な地場産業です。

関宿の新たな観光名所「関の山車(やま)会館」とは

写真:モノホシ ダン

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関の山車会館は、主屋、離れ、土蔵、山車の収蔵展示棟の4棟の建物があり、主屋、土蔵、離れの3棟は、萬古焼の販売が行なわれていた1921年(大正10年)頃の姿に復元されています。主屋と離れでは萬古焼などを紹介しています。

主屋には、関の山車の上台部分の模型があります。「関の山車」の一番の特徴は、下台から上の部分だけが回転するという、全国的に大変珍しいタイプの山車であるということです。

本来は、山車の進行方向を180度変えるための装置と考えられますが、現在では巡行時に勢いよく回転させ、山車の最大の見せ場としています。これを舞台回し、または屋台回しと呼んでいます。模型ではその仕組みがよく分かるようになっています。

関宿の新たな観光名所「関の山車(やま)会館」とは

写真:モノホシ ダン

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土蔵には関神社でかつて使われていた神輿が展示されています。関祇園夏祭りは、江戸時代の元禄年間から約300年前から続く、関宿の産土神(うぶすながみ)関神社の例大祭で、毎年7月下旬の土曜日・日曜日に開催されています。

2日間に渡る祭りでは、神輿の渡御と山車の曳き回しが行なわれ、多くの見物客でにぎわいます。

実物の関の山車を展示する「山車収蔵展示棟」

実物の関の山車を展示する「山車収蔵展示棟」

写真:モノホシ ダン

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山車収蔵展示棟には、実物の「関の山車」を常に2台展示しています。木造一部2階建ての展示棟は、高さ約5.4mの山車が出入りできるように入口の高さが約6.8mあります。

実物の関の山車を展示する「山車収蔵展示棟」

写真:モノホシ ダン

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現在の関の山車は、中町三番町、中町四番町、北裏、木崎の各自治会がそれぞれ1台の台車を所有し、祭りやお囃子の保存と継承に努めています。

最盛期には、16台もの山車があり、狭い関宿内の家の軒先をかすめるように巡行し、身動きも取れないほどであったことから、限度いっぱいを意味する「関の山」の語源になったといわれています。

実物の関の山車を展示する「山車収蔵展示棟」

写真:モノホシ ダン

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関の山車には、見送り幕や横幕、提灯などが豪華に飾り付けられています。写真は、中町四番町の山車で、天障子を付けていて、破風には四番町の「四」を図案化した鬼板がついています。見送り幕は「騎龍観音図」です。

「関宿祇園夏祭り」を紹介するシアターも必見

「関宿祇園夏祭り」を紹介するシアターも必見

写真:モノホシ ダン

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中町四番町の山車は、4台の山車の中で唯一の漆塗りで、下場(台車部分)や、内柱などの模造部分および欄間彫刻などは白木造り、外柱、高欄などは黒漆塗りです。

「関宿祇園夏祭り」を紹介するシアターも必見

写真:モノホシ ダン

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山車収蔵展示棟のシアター(約4分間)では、関宿祇園夏祭りの様子を上映しています。亀山市の有形民俗文化財である“関の山車”の歴史や魅力を紹介する「関の山車(やま)会館」で、さらなる関宿観光を楽しんでみてください。

「関の山車会館」の基本情報

住所:三重県亀山市関町中町531
電話番号:0595-96-1103
関の山車会館入館料:大人300円、小人200円
3館共通入館料(関宿旅籠玉屋歴史資料館・関まちなみ資料館・関の山車会館):
大人500円 小人300円
開館時間:9:00〜16:30
休館日:月曜日(月曜日が祝日または振替休日にあたる場合にはその翌日)、年末年始(12月29日〜1月3日)
アクセス:JR関駅から徒歩約15分
車利用の場合は、名阪国道 関ICより約10分 関宿観光駐車場利用

2019年7月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

掲載内容は執筆時点のものです。 2019/07/14 訪問

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