写真:Akiko Nilsen
地図を見るモンマルトルエリアへ行く際、起点となる駅が「アベス(ABESSES)」駅です。映画『アメリ』にも登場するこの駅は、構内に絵本の挿絵のような壁画が多く飾られており、パリの地下鉄駅の中でも特にファンタジックな雰囲気を醸し出しています。構内はエレベーターもありますが、体力のある方はぜひらせん階段を使ってみてください。階段の壁画は一見の価値があります。
写真:Akiko Nilsen
地図を見るモンマルトルエリアは、アベス駅を出てからサクレクール寺院に至るまで、観光客や地元の人々で溢れています。そんなにぎやかなエリアの中でひときわ目立つ外観のこの教会は「サン ジャン ド モンマルトル教会」。パリ最初の鉄筋コンクリートでできた教会ですが、無数のタイルで装飾されたデザインが柔らかな雰囲気を作り出しています。
写真:Akiko Nilsen
地図を見る教会内部は、外の喧騒が嘘のように静まり返り、落ち着くことができます。鉄骨がむき出しの柱は一見冷たい感じを受けますが、アーチデザインがその冷たい感じを中和させています。
写真:Akiko Nilsen
地図を見る珍しいのは鉄骨だけでなく、至る所に散りばめられたタイル装飾もです。祭壇はカラフルなタイルで装飾され、どこか異国感すら漂う雰囲気を見せています。
<基本情報>
住所:21 Rue des Abbesses, 75018 Paris
電話番号:+33-1-46-06-43-96
アクセス:地下鉄Abesses駅より徒歩1分
写真:Akiko Nilsen
地図を見るモンマルトルエリアには有名な「風車」が二つあります。そのうちの一つが「ムーラン・ルージュ」の赤い風車です。中ではショーが行われ、実際に見ることができます。開始時刻が夜になるので、時間の都合がつかない場合は昼間に外観を見るだけでもおすすめです。
<基本情報>
住所:82 Boulevard de Clichy, 75018 Paris
電話番号:+33-1-53-09-82-82
アクセス:地下鉄Blanche駅より徒歩1分
写真:Akiko Nilsen
地図を見るもうひとつの風車は、今ではとても珍しい木造の風車で、100年以上も前にルノワールが描いた「ラデの風車」です。かつては小麦を挽くための風車でしたが、今では1階がレストランになっています。
<基本情報>
住所:83 Rue Lepic, 75018 Paris
電話番号:+33-1-46-06-84-77
アクセス:地下鉄Abesses駅より徒歩約8分
写真:Akiko Nilsen
地図を見るフランスを代表する小説家・劇作家のマルセル・エイメ。彼の作品の中に『壁抜け男』というものがありますが、まさしくその「壁抜け男の像」がモンマルトルエリアにあります。
その場所は彼の名前が付けられたマルセル・エイメ広場にあります。フランスの田舎町で生まれ育ったエイメは晩年、このモンマルトルエリアを気に入り過ごしました。作品中では悲しい運命をたどった壁抜け男ですが、今ではたくさんの観光客に愛されています。
<基本情報>
住所:Place Marcel Ayme, 75018 Paris
電話番号:+33-1-42-62-21-21
アクセス:地下鉄Lamarck-Caulaincourt,駅より徒歩約5分
モンマルトル地区には、一見普通の道端に突如ユニークなデザインのものが姿を表す、という事がままあります。実際に散策してみると、好奇心やイタズラ心でいっぱいの無邪気な『アメリ』の舞台がなぜモンマルトルなのかうなずけることでしょう。
パリの人々のアーティスティックでお茶目な一面を垣間見ることができるモンマルトル地区は、パリ観光におすすめです。
2019年7月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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(2024/3/19更新)
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