写真:安藤 美紀
地図を見る「森のしずく」は福田さんご夫婦が二人三脚で営む、旨い酒と料理の宿。リピーター率も3〜4割と高く、2019年で11周年を迎えました。
宿の場所は、暖かい静岡の中でも年2〜3回は雪が降る、伊豆高原の標高270m付近。車で5分の場所には、火口跡を眺めてお散歩できる「大室山」もあり、観光にも便利な立地です。
写真:安藤 美紀
地図を見るチェックインは15時〜。フロントで鍵を受け取ると、酒好きの方なら思わずニンマリしてしまうはず!オリジナルのルームキーホルダーは、“一升瓶”をアレンジしたミニサイズ。さすが、お酒をウリにする宿です。
写真:安藤 美紀
地図を見るまた、女性に嬉しい色浴衣も無料で借りられます。色とりどりの浴衣は、6種類ほど。温泉上がりに好きな浴衣で過ごせるので、テンションが上がります。
写真:安藤 美紀
地図を見る「森のしずく」を利用できるのは、12歳以上のみ。あえて年齢制限を設けることで、ゆったり大人の時間を楽しむことができます。
客室は全部で6部屋。すべてシンプルに整えられた洋室タイプです。別荘地の奥にある宿なので、周囲は緑豊か。先程の色浴衣でふらりと大自然の中を歩けるのも魅力ですよ!
写真:安藤 美紀
地図を見るさらに、この巨大な露天風呂や内風呂は、空いていれば24時間いつでも利用できます!
「森のしずく」に泊まるなら、チェックインの時間に合わせて、早めに到着するのがオススメ。そして、伊東温泉が注ぎ込む「貸切露天風呂」へドボン!といきましょう。
泉質は、カルシウム・ナトリウムー硫酸塩・塩化物泉で、pH8.1の弱アルカリ性。潤いを運んでくれる硫酸塩泉と、その潤いをキープする塩のベールがブレンドされた、美肌の湯のベスト・コンビネーション。まさに「天然の美肌化粧水」のような成分で、翌朝のお肌の変化が楽しみになりますよ。
写真:安藤 美紀
地図を見る温泉を楽しんだら、共有スペースものぞいてみましょう。本棚に並ぶのは、ワイン王国、dancyuのお酒特集、マリアージュ、神の雫…など、取り混ぜて「酒」にこだわったラインナップの本ばかり。
へえ!そんなお酒があったんだ。今度、この居酒屋へ行ってみたいなあ。なんて、お酒に関する未知との出会いにドキドキしっぱなし。ちなみに、セルフサービスにはなりますが、共有スペースのコーヒーやお茶はすべて無料です。
写真:安藤 美紀
地図を見るお酒のストックは、つねに赤ワインだけで約120本、白ワインは50〜60本。日本酒は40〜50種類ほどあります。それだけでもスゴイことですが、「このお酒は硬いから、少し蔵に寝かせてまろやかにしよう」など、一つ一つを最適な状態に整えてからゲストに提供しています。
写真:安藤 美紀
地図を見る酒好きが高じて、ソムリエと利酒師の両方の資格を取得した、オーナーの福田さん。
「今日はこんな気分で、こんなお酒がのみたい!」と伝えると、豊富なラインナップの中から最高の1杯を選んでくれますよ。
写真:安藤 美紀
地図を見るワインはイタリア産やフランス産といった定番から、9割以上が自国内で消費されるという、日本ではあまり見かけないルーマニア産のワインまで楽しむことができます。しかも嬉しいことに、1杯600円〜とリーズナブル!気付いたら、何杯も飲んでウキウキしてる…ここは、まさに飲んべえの天国です。
伊豆半島は新鮮な海の幸が手に入る土地柄だから、お刺身はスタンダードでも舟盛り、という宿は珍しくはありません。
しかし、「森のしずく」がスゴイのは、リーズナブルなお値段で1品ごとに感動がわきおこる美食の数々に出会えること。
「道場六三郎ばりに出汁にはこだわってますから」と、キラキラした笑顔で語る福田さんの言葉通り、上品な出汁のうまみがしっかり感じられるお料理は、一度食べたら忘れられなくなる味です。
料金はスタンダードで11000円〜。これに伊勢海老がついても、13000円〜!お得すぎ!
写真:安藤 美紀
地図を見るちょっと贅沢したい方は、ぜひ伊勢海老付きプランを。「森のしずく」では、地元・伊豆の赤沢で育った伊勢海老を漁師さんから仕入れています。
ぷりぴりの伊勢海老と合わせるのは、濃厚なウニソース。焼きたての伊勢海老をハフハフしながら噛みしめれば、凝縮感のある旨味と長〜い余韻に浸れます。これはもう、悶絶級のおいしさ!
写真:安藤 美紀
地図を見る日本酒を1号単位で注文すると、すべて本物の竹を使った「竹筒」入りで提供されます。この「竹筒」は手作り。水漏れがないか耐久テストを繰り返し、検査をパスした“エリート”のみ使われます。
見た目が華やかで、インパクト大ですよね。「竹筒」片手に、ホワワンとしたほろ酔いの一夜をお楽しみください。
写真:安藤 美紀
地図を見る早朝の館内は、オーナーが毎朝4時過ぎからひくお出汁の優しい香りに包まれます。
お味噌汁の具は、アルコールを分解してくれる“しじみ”率が高め。一口飲むごとに、鰹と昆布、そしてしじみの旨味が口中を満たします。ごはんは、雪国・富山の雪解け水を含んでそだった、減農薬&減化学肥料のこしひかり。一粒一粒ふっくらツヤツヤで、本当にご飯が進みます!
写真:安藤 美紀
地図を見る「森のしずく」で満たされたら、チェックイン後は、車で5分の大室山へ向かいましょう。
大室山の山頂までは、リフトを使って空中散歩気分で登っていきます。お天気が良ければ、伊豆七島や富士山が見えたり、下ではアーチェリーも気軽に体験できますよ。稜線に作られた歩道は、見晴らしもよくて、最高の気分転換になるはず!
写真:安藤 美紀
地図を見るそして、大室山とは反対方向へ車で向かうこと約10分。よく“火サス”の舞台でも使われる城ヶ崎海岸の「門脇吊り橋」は、観光バスも乗り入れる大人気の観光スポットです。
でも、おすすめしたいのは、“火サス”じゃない方の「橋立吊橋」です。ここは、静岡県が管理している、意外と知られていない穴場。「門脇吊り橋」より小さくて、スリリングに揺れます!さらにワイルドな体験がしたい方は、ギリギリ岸壁まで降りられるので足を運んでみては。
「森のしずく」は家族経営だからこそ実現できる、ハイコスパの宿。気軽に利用できるので、連泊にもおすすめです。
都会の喧騒を離れて、ふっと心を緩ませたいときは「森のしずく」へ。美酒と美食に散りばめられた“おもてなしの心”を感じれば、「よし、また明日から頑張れそう!」そんな気持ちになれますよ。
2019年8月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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