鮮烈で大スケール!北海道最高峰「旭岳」から眺める日本一早い紅葉

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鮮烈で大スケール!北海道最高峰「旭岳」から眺める日本一早い紅葉

鮮烈で大スケール!北海道最高峰「旭岳」から眺める日本一早い紅葉

更新日:2019/07/26 15:04

土庄 雄平のプロフィール写真 土庄 雄平 アウトドアライター、自転車旅フォトグラファー、絶景道オタク

日本一早い紅葉が見られる北海道の大雪山。9月上旬になると、ポツポツと赤く色づき、それが錦絵の如く山肌を覆う姿は圧巻で、日本へ季節の変化を知らせる初秋の絨毯!全国ニュースで一度は見たことのある方も多いでしょう。そんな大雪山には幾つか紅葉巡りコースがありますが、おすすめしたいのはロープウェイから道内最高峰「旭岳」を目指すルート!そこには大スケールの紅葉と山岳美、そして圧倒的な道央世界が待っています。

登山愛好家が憧れる!北海道の中央部に展開する大雪山系

登山愛好家が憧れる!北海道の中央部に展開する大雪山系

写真:土庄 雄平

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豊かな大自然が根付く北海道という地において、道東の世界遺産・知床とともに強い存在感を放つのが道央の「大雪山系」でしょう。大雪山・トムラウシ山・十勝岳と日本百名山を三座も擁し、日本最北の高山地帯として知られています。その独特の気候から、日本アルプスにも遜色ない規模と種類の花々が群生し、初秋には日本一早い大スケールの紅葉が見られるため、多くの登山愛好家の憧れの山域となっています。

移動日一日は、絶景と味覚を求めて「美瑛」巡り!

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写真:土庄 雄平

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前述の通り、北海道の中でも秘境オブ秘境の大雪山系。アクセスに難がありますが、それ故に訪れたときの感動も大きいというもの。また、移動距離が長ければその分、北海道の他の観光名所にもついでに立ち寄れる!とプラスに考えましょう。

まず大雪山の山上世界へワープできる旭岳ロープウェイを目指します。旭川空港まで直行便がある羽田空港から出発する人は、旭川市街からレンタカーで1時間程。それ以外の空港から出発する人は、羽田で上の便に乗り換えるor新千歳へ直行することになります。乗り換えると交通費が上がるため、新千歳までアクセスして、千歳市街でレンタカーを借りるのがおすすめです。しかし、千歳市街からロープウェイまで3時間の時間を要します。

移動日一日は、絶景と味覚を求めて「美瑛」巡り!

写真:土庄 雄平

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そのため移動1日目で、そのまま大雪山へ行こうとすると過密スケジュールになりがち!そこで余裕をもって1日目は大雪山の周辺を観光してみてはいかがでしょうか?

日本一美しい村と言われる美瑛には、パッチワークの路・青い池・ジェットコースターの道など道内屈指の絶景スポットが数々存在します。また、ファーム富田など近くにメロン農園も多く、完熟カットメロンを300円程で食べられるのでおすすめですよ!お土産選びも楽しいですね。

ロープウェイから始まる!錦絵の如く美しい紅葉

ロープウェイから始まる!錦絵の如く美しい紅葉

写真:土庄 雄平

二日目には早朝からスタート!まずは美瑛市街から車で45分ほど、大雪山麓の忠海湖を目指していきます。初秋には、田んぼも枯草色となり、辺りをトンボが飛び交います。そして道を彩るコスモスの可愛い花々。少し肌寒い気温とともに、秋の訪れを感じることのできるドライブルートです。

そして忠海湖からはロープウェイの乗り場がある「旭岳温泉」まで緑深い樹林帯へ入り、ぐんぐんと標高を上げていきます。大雪山系の懐の深さを思いっきり感じることができるでしょう!

ロープウェイから始まる!錦絵の如く美しい紅葉

写真:土庄 雄平

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そして標高約1200mのロープウェイ口へ!ここから旭岳5合目の姿見(標高1600m)まで10分ほどでアクセスすることができます。しかし、これは単なる移動手段ではありません。

ロープウェイから既に、美しい大雪山の紅葉が迎えてくれるのです。初めてその情景が目に飛び込んできた時、ロープウェイの中から「おぉ〜!」と歓声が上がるのが風物詩になっています。ウラシマツツジやナナカマドなど、眼下に広がる赤・黄・オレンジの3色の美しく鮮やかな絨毯に、思わずうっとりと見入ってしまうこと間違いなし!

ロープウェイから始まる!錦絵の如く美しい紅葉

写真:土庄 雄平

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そして姿見駅へと着けば、そこには目を疑う程美しい旭岳の山上世界が展開します。森林限界の山肌には緑と紅葉の色鮮やかなコントラストが広がり、山頂付近は荒涼として噴煙が漂う景観。美しくも厳しい山の二面性、これこそ山が人を惹きつけてやまない理由でしょう。

ここまででも紅葉を十分に味わうことができますが、ここからが本番!それでは山頂を目指して登山開始です。

圧倒的なスケールの紅葉と道央世界!「旭岳」の頂へ

圧倒的なスケールの紅葉と道央世界!「旭岳」の頂へ

写真:土庄 雄平

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姿見から旭岳山頂までは片道3km、標高差約700mの道のり。スタート時点で標高が高いため、難易度はさほど高くないですが、歩きやすい服装と靴が必須です。また水分と食糧も十分に準備してくださいね。

まず序盤は、姿見池まで森林限界の緩やかな登山道が続きます。途中に竜胆などの高山植物も咲いており、癒されながら進みましょう!そして、姿見池以降が「旭岳」までのルートの中核です。火山らしい木々の生えていない荒涼な稜線を進んでいきます。これが高度感抜群で、眼下には雄大な道央世界が展開!

圧倒的なスケールの紅葉と道央世界!「旭岳」の頂へ

写真:土庄 雄平

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標高を上げれば上げるほど、先ほどまで比較的近くにあった一つ一つの紅葉が、まるでハイマツに織り込まれた模様のように、色鮮やかに飛び込んできます。この錦絵のごとき鮮烈な紅葉が広大なスケールで展開する景色こそ、初秋の大雪山の醍醐味でしょう!この大自然の芸術品は、遥か向こうの十勝岳まで伸びていきます。

圧倒的なスケールの紅葉と道央世界!「旭岳」の頂へ

写真:土庄 雄平

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そして片道1時間半から2時間半ほどで山頂へと到着します。途中に危ない箇所は特にないですが、後半は体力勝負!高山ということもあり無理をせずに行きましょう。

そして山頂へたどり着いた時、貴方はこの上ない達成感とともに、大雪山が魅せる圧倒的な世界を目にすることでしょう!それは、旭岳の裏に展開する標高2000m以上の峰々の数々。その中で特に、旭岳とともに2200mを超える「安足間(あんたろま)岳」の山腹を彩る大スケールの紅葉が例えようもない美しさです。

楽に見ることができないからこそ、人の心へより感動と憧れを与えてくれる山岳世界の紅葉。初秋の大雪山には登山の魅力とロマンがたっぷりと詰まっていると言えるでしょう。

山岳美と鮮やかな紅葉が織りなす世界!大雪山・旭岳

山岳美と鮮やかな紅葉が織りなす世界!大雪山・旭岳

写真:土庄 雄平

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日本で最北の高山地帯「大雪山」。北海道の屋根というべきこの山域は、日本の中で最も季節の移り変わりが早い場所と言えます。9月という、全国的にはまだ夏のシーズンに秋を迎え、一足早い紅葉を見ることが可能です。

その中でも主峰と言える最高峰「旭岳」からは、雲海の間から広大な道央世界が広がり、そしてスケール感が際立った鮮烈な紅葉と山岳美のコラボレーションを見ることができます。これが実に美しく、雄大で、筆舌に尽くしがたい絶景です。この秋、一足早い季節を感じに、北海道を訪れてみてはいかがでしょうか?

大雪山旭岳の基本情報

住所:北海道上川郡東川町ノカナン
電話番号:0166-68-9111(旭岳ロープウェイ)
アクセス:旭岳ロープウェイまで旭川市街より車で1時間、千歳市街より車で3時間(関連MEMOご参照)。旭岳ロープウェイ姿見駅から旭岳山頂まで徒歩で片道2時間〜2時間半

2019年7月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

掲載内容は執筆時点のものです。 2017/09/09−2017/09/10 訪問

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