写真:乾口 達司
地図を見る「鍾路3街(チョンノサムガ)」はソウル市にある地区。地下鉄1号線・3号線・5号線の3路線が交差する「鍾路3街駅」が最寄り駅となります。
鍾路3街駅の西方にはタプコル公園(パゴダ公園)があり、市民の憩いの場となっています。日本の植民地となっていた1919年3月1日、日本からの独立を目指した「三・一運動」の発祥地であり、園内にはそれにちなんだ石碑なども建立されていますが、もとは高麗王朝時代に創建された寺院が近代になって現在のような公園となったもの。当時の遺構としては、ご覧のような巨大なガラスケースに保護された石塔が立っています。
今回、ご紹介する鍾路3街はタプコル公園の東側および北側に広がっているため、鍾路3街を目指す際はタプコル公園を目指しましょう。
写真:乾口 達司
地図を見る写真は鍾路3街のメインストリートというべき「多文化通り」の南側入口を撮影したもの。通りの両側にはさまざまなお店が軒を連ねています。
写真:乾口 達司
地図を見る「多文化通り」は別名「屋台通り」とも呼ばれているように、夜になるとたくさんの屋台が現れます。メニューも屋台によっていろいろ。屋台を見て歩くだけでも楽しいですよ。
写真:乾口 達司
地図を見るしかし、衛生上のことを考えたら、屋台はちょっと……という方もいらっしゃるかも知れません。そんな方はもちろん、屋台以外の普通の店舗で食事をすることができます。写真は「多文化通り」沿いにある飲食店の店内。ご覧のように、日本で見られる飲食店と変わりがありません。
写真:乾口 達司
地図を見る写真はお店で出される「トックマンドゥクッ」。スープのなかに餃子(マンドゥ)やトックが入ったクッパの一種ですが、一食分の分量が多く、スープの下からはトックが次から次へと出てきます。それでお値段は日本円に換算して500円程度。鍾路3街の飲食店ではたいていこれくらいの金額でお腹いっぱい食べられますよ。
写真:乾口 達司
地図を見る写真は飲食店で定番のキムパプが作られている様子を撮影したもの。キムパプとは、韓国版巻き寿司のこと。日本の巻き寿司とは違い、具にキムチなどが入っています。キンパプを食べて、日本の巻き寿司との違いを実感してみましょう。
写真:乾口 達司
地図を見る鍾路3街で珍しい建物といえば、こちらの楽園楽器商街を挙げることができます。その名のとおり、楽園楽器商街には楽器の専門店が複数入っていますが、ビルの一階は自動車道が貫通しており、不思議な光景を見せています。
写真:乾口 達司
地図を見るそんな楽園楽器商街でお勧めしたいのが、地下の市場。地上から地下へと降りる階段やスロープが幾つかあり、そこを降りていくと、ご覧のような地下市場が広がっています。
扱っている商品もさまざま。たとえば、写真のように、海の幸を扱っているお店もあります。
写真:乾口 達司
地図を見るこちらは荒物屋。ほかにも、飲食スペースもあるため、小腹がすいたら何か注文してみましょう。
写真:乾口 達司
地図を見る鍾路3街の北側側にあるのが「益善洞(イクソンドン)」。益善洞では、昔ながらの韓式の家屋をリフォームし、お店としているところをたくさん見かけます。リフォームされた韓式家屋を見てまわるだけでも充分に楽しいですよ。
写真:乾口 達司
地図を見る益善洞にはおしゃれなカフェや雑貨屋が立ち並んでおり、写真を撮る方も多いスポットです。人気の雑貨店もありますので、インスタ映えのする雑貨や小物を探してみましょう。
写真:乾口 達司
地図を見るこちらはチマ・チョゴリを売る衣装屋さん。その華やかな色彩に目を奪われることでしょう。
写真:乾口 達司
地図を見る楽園楽器商街から車道を挟んで北西側に位置している区画は「仁寺洞(インサドン)」と呼ばれています。朝鮮王朝時代、貴族などの特権階級(両班)が暮らしていた区画で、朝鮮王朝の衰退によって経済的に困窮するようになった彼らが先祖伝来の所蔵品を売り払ったことで、やがてソウルを代表する骨董・アンティーク街となりました。したがって、いまでもメインストリート沿いを中心に多くの古美術店やギャラリーが軒を連ねています。
写真:乾口 達司
地図を見るたとえば、写真は真鍮製の飯床器。韓国ではこういった真鍮製の飯床器を使って食事をしますが、アンティークとして見た場合は小物入れとして使っても良いでしょうね。
写真:乾口 達司
地図を見る朝鮮半島の各地で催される仮面劇で使われるお面をかたどった小物も珍しいでしょう。日本にもひょっとこなどユーモラスな仮面もありますが、韓国に比べるとまだまだ大人しいくらい。お土産に一ついかがですか?
「鍾路3街」と「仁寺洞」がいかに魅力的なスポットであるか、おわかりいただけたでしょうか。隣接する地区だけにあわせてめぐると、一石二鳥。「鍾路3街」と「仁寺洞」をめぐり、グルメやショッピングを楽しんでください。
住所:大韓民国ソウル特別市鐘路区
アクセス:地下鉄1号線・3号線・5号線「鍾路3街駅」より徒歩
2019年8月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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