川の中に建つ家?!セルビア国境に浮かぶドリナ・リバーハウス

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川の中に建つ家?!セルビア国境に浮かぶドリナ・リバーハウス

川の中に建つ家?!セルビア国境に浮かぶドリナ・リバーハウス

更新日:2019/07/26 12:33

かわい まゆみのプロフィール写真 かわい まゆみ 絶景ハンター、トラベルライター、自称ミステリーハンター

親日国かつ穴場の渡航先として注目を集める東欧セルビア。そんなセルビアと隣国ボスニア・ヘルツェゴビナとの国境を流れるドリル川には、知る人ぞ知る珍スポット「川の中に建つ家」、通称「ドリナ・リバーハウス」が存在します。

かつて少年たちの遊び場だった小屋が今や一大観光名所に。リバーサイドには鑑賞用の休憩所やレストランもオープンしています。ぜひセルビア訪問の際には話のネタに一度訪れてみませんか。

実は親日国な東欧の国セルビア

実は親日国な東欧の国セルビア

写真:かわい まゆみ

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東欧バルカン半島中西部に位置するセルビア共和国。セルビアと聞くと、未だに旧ユーゴスラビアやコソボ紛争のイメージを引きずって治安を懸念される方も少なくないかもしれません。しかし、現在国家は安定し、コソボとの国境付近を除けば治安も比較的よく、物価も安くて親日国であるセルビアは、今穴場の渡航先として注目されています。

首都ベオグラードの歴史的な街並みをはじめ、中世の建造物などの世界文化遺産、郊外にあるのどかな田園風景に緑豊かな大自然など多くの観光資源に恵まれたセルビア。そんな中、最近珍スポットとして人気を集めているのが、セルビアとボスニア・ヘルツェゴビナとの国境を流れるドリナ川に浮かぶ「川の中に建つ家」なのです。

「川の中に建つ家」、通称「ドリナ・リバーハウス」とは

「川の中に建つ家」、通称「ドリナ・リバーハウス」とは

写真:かわい まゆみ

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首都ベオグラードから南西に約160km離れた小さな地方都市バイナ・バシュタ(Bajina Basta)。その西側を流れるドリナ(Drina)川に、今回の「川の中に建つ家」、通称「ドリナ・リバーハウス(セルビア語では「Kucica na Drini(ドリナ川の中の家)」)が存在します。

かつて周囲の山から伐採された木材の運搬に利用された川は、今ではカヌーやラフティングを楽しむ地元アクティビティの格好の遊び場となっています。

「川の中に建つ家」、通称「ドリナ・リバーハウス」とは

写真:かわい まゆみ

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川のほぼど真ん中にポツンと浮かぶ小さな掘っ建て小屋。この小屋は今から約50年前の1968年、地元の少年たちが川遊びの休息の場として岩の上に屋根を設置したことが発端といわれています。完成した小屋は、子どもたちにとっては一つの別荘として、またカヤックスポットして地元で長く親しまれていました。

過去6回ほど大雨による川の氾濫で押し流されてしまったものの、その都度建て直し、2011年以降は現在の姿に保たれています。そして現在は、設立メンバーだったかつての少年らの一人がオーナーとして小屋を管理しています。

「川の中に建つ家」、通称「ドリナ・リバーハウス」とは

写真:かわい まゆみ

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この「ドリナ・リバーハウス」が世界的に注目されるきっかけとなったのが、2012年発刊のナショナル・ジオグラフィック誌「今月の一枚」に取り上げられたこと。写真はネット上でもまたたく間に話題となり、今では観光バスも訪れるほどセルビアにとって一大観光名所に成長しました。

四季折々に表情を変えるこの小屋の写真を収めに、世界中からカメラ愛好家が訪れています。

川のほとりでのんびり鑑賞

川のほとりでのんびり鑑賞

写真:かわい まゆみ

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観光客の増加に伴い、リバーサイド周辺は観光向けに少しずつ開発が進んでいます。河畔を降りると屋根付きの休憩所が設置されており、そこからのんびりリバーハウスを鑑賞することができます。

川のほとりでのんびり鑑賞

写真:かわい まゆみ

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またおしゃれな欧風レストランもオープンしており、美味しい食事に舌鼓を打ちながらテラスでまったり鑑賞することもできます。レストランの詳細は関連MEMOのリンクをご参照くださいね。

<Restoran Studenacの基本情報>
住所:31250 Bajina Basta, Milenka Topalovica 145, Serbia
電話:+381-31-864659
営業時間:7:00〜23:00

時間に余裕があればタラ国立公園でハイキングもおすすめ

時間に余裕があればタラ国立公園でハイキングもおすすめ

提供元:Wikitravel media

https://wikitravel.org/shared/File:IMG_8725_sm.JPG地図を見る

リバーハウスを眺めるだけではあっという間に時間が終わってしまうため、もし時間に余裕があれば、バイナ・バシュタ南部にあるタラ国立公園で森林浴ハイキングもおすすめ。1981年に国立公園に指定されたタラ国立公園には緑豊かな森、渓谷、美しい湧き水の滝などが楽しめます。見どころはバイナ・バシュタの町並みを一望できるツルニェスコヴォ展望台(Crnjeskovo viewpoint)です。

歴史的な建造物に囲まれた首都ベオグラードに比べて「ドリナ・リバーハウス」のあるバイナ・バシュタは素朴で落ち着いた田舎ですが、オレンジ屋根のかわいらしい集落があったり牧歌的な田園地帯など都会にはない風景を楽しめます。アクセスは便利とは言えないですが、この穴場の珍スポットと併せてぜひ一味違うセルビアの旅を楽しんでみてはいかがですか?

ドリナ・リバーハウス(Drina River House)の基本情報

住所:River Drina, Bajina Basta, Serbia
アクセス:首都ベオグラード(Beograd)からバイナ・バシュタ(Bajina Basta)までは直行バスで約4〜5時間、もしくはセルビア西部の観光拠点であるウジツェ(Uzice)からはバスで約1〜1時間半。バイナ・バシュタの町の中心からは川方面へ北に約1.5km歩くと到着。

2019年7月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

この記事の関連MEMO

掲載内容は執筆時点のものです。 2019/06/09 訪問

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