写真:舟津 カナ
地図を見るどの国立公園も、はじめビジターセンターで情報収集するのが鉄則ですが、特に間欠泉が有名なイエローストーンでは、「いつ・どこで・どの間欠泉が出る」などの最新情報が掲示されているため必ず寄りましょう。
写真:舟津 カナ
地図を見る東京都の4倍以上あるイエローストーンには、大小合わせて8カ所のビジターセンターがあります。間欠泉目当ての場合は、その情報量が多い「オールド・フェイスフル・ビジターセンター」へ! ビジターセンター前には、この公園のシンボルともいえる「オールド・フェイスフル・ガイザー」があり、実はビジターセンターの中から、この間欠泉がきれいに見られます。
これは約90分間隔で噴き出しており、スケジュールが組みやすく見やすい間欠泉ですが、1日1回ほどしか吹かないレアなモノもあります。それらのスケジュールもここで確認できます。その情報をもとに、一日のスケジュールを決めるとよいでしょう。
写真:舟津 カナ
地図を見る公園の入場料は35ドル(2019年7月現在)ですが、アメリカの国立公園の年間パスが80ドルで販売されています。
イエローストーン周辺にはグランド・ティントン国立公園もあり、イエローストーン以外に2か所以上、国立公園を見るならこれを購入するのがおすすめ。ビジターセンター以外、公園入口のエントランスでも購入可能です。この年間パスは、その年によって絵柄が異なり、お土産にもなります。
写真:舟津 カナ
地図を見る公園内は広大で、多くの観光スポットが点在していますが、それぞれのスポットの駐車場は狭く、オンシーズンの夏は渋滞することが多々。しかし、あまり時間がない人にとって渋滞はやっかいなもの。
その渋滞を避ける方法は「早朝に動く」ことです。早朝から10時までの間は、比較的どのスポットも空いています。ですので、この時間帯に人気があり、駐車場が狭く混みやすい「ミッドウェイ・ガイザー」「ノリス・ガイザー」「ローワー・ガイザー」を見学しましょう。午後からは、比較的渋滞が少ない「マンモス・ホット・スプリング」や「ウエスト・サム」を見に行くとよいでしょう。
トイレも観光スポットは混雑します。公園内には多くのピクニックエリアがあり、そこは人が少ない穴場のトイレスポットです。
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地図を見るまた、早朝は野生動物が活発に活動します。特に、レイク・ビレッジからキャニオン・ビレッジの間は、高確率で動物に遭遇できるエリア。早朝は、オオカミに出会えることも!ただし、夏でも朝のイエローストーンは寒いので、双眼鏡とともにジャケットが必需品です。
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地図を見るエルク好きの人は「マンモス・ホット・スプリング」へ。ここでは、昼間でも高い確率でエルクに出会えます。しかも、1匹ではなくたくさんのエルクに出会えますよ。
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地図を見るイエローストーンと言えば、七色に輝く世界で1番大きいホット・スプリング「グランド・プリスマティック」の写真を思い浮かべる人が多いかと思います。
ミッドウェイ地域の遊歩道から間近で見学できますが、近くですと実は大きすぎて全体の色合いが見られません。
写真:舟津 カナ
地図を見るそこで、おすすめなのが、グランド・プリスマティを俯瞰できるトレイルです。
「グランド・プリスマティック・スプリング・オーバールック・トレイル」と名付けられているこのトレイルは、往復2キロ弱。片道30分ほどで行くことができます。
写真:舟津 カナ
地図を見るスタートは、ミッドウェイ駐車場から1.6キロほど南にあるフェアリー・フォール駐車場から。距離は短いですが、丘を登るため坂道があります。水は必ず持参しましょう。
ホット・スプリングは蒸気が多いと写真に収めにくいです。気温が高いと蒸気は少なくなるため、きれいに写真を撮りたい人は、外気温が高く、風が少ない時を狙いましょう。
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地図を見る「ホット・スプリング」が有名なイエローストーンですが、迫力ある滝も必見!公園内には大小多くの滝が点在していますが、キャニン・ビレッジの「ブリンク・ローワー・フォール・トレイル」は必ず行ってほしいスポットです。
写真:舟津 カナ
地図を見る距離は短いですが、行きはひたすら下り。帰りはひたすら上りと体力が必要です。ただし、木陰なので暑さはさほど感じません。
くだった先の展望所は、滝の真横にあり「ゴーゴー」としぶきを上げて水が落ちる瞬間を間近で見られます。ローワー滝はナイアガラ滝の2倍近くの高さあり、水の量も多く大迫力です。
写真:舟津 カナ
地図を見るキャニン・ビレッジのシーニック・ドライブはサウスリムとノースリムがありますが、時間がある人は、合わせてサウスリムのアーティスト・ポイントもおすすめ。渓谷のカラフルな色と滝のコントラストは、日本では見られない自然美を感じられます。
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地図を見るイエローストーンの王道観光スポットは「オールド・フェイスフル・ガイザー」「グランド・プリズマティック・スプリング」「マンモス・ホットスプリング」「ロー&アッパー・フォール」「ノーリー・ガイザー」などですが、そのほかにも穴場な魅力的な場所がたくさん!
間欠泉では「オールド・フェイスフル・ガイザー」を見ると満足する人も多いですが、川横の「リーバーサイド・ガイザー」は必見!他の間欠泉と違い川とのコントラストが魅力です。
写真:舟津 カナ
地図を見るイエローストーンには数多くの「ホット・スプリング」があります。それぞれ温度によって色が異なり、さまざまな色合いが楽しめますが、その中でもとりわけきれいな場所が「モーニング・ガイザー」です。
場所は「オールド・フェイスフル」のウォークウェイの一番奥。ビジターセンターから離れており、比較的人が少なく、ゆっくり堪能できます。
写真:舟津 カナ
地図を見る穴場のドライブコースは「ファイヤーホール・レイク・ドライブ」です。あまり通る人が少ないですが、カラフルなスプリングも多く、見どころたっぷり!ただし、道が舗装されていない部分もあり、キャンピングカーやバスで入ることができません。
住所:Old Faithful Visitor and Education Center Yellowstone National Park, WY 82190
電話番号:+1-307-344-2751
アクセス:イエローストーン国立公園の最寄りの町「ジャクソン」から南エントランスまで車で1時間ほど。
2019年7月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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この記事を書いたナビゲーター
舟津 カナ
10年間、旅行会社に勤務。その後、そのノウハウを活かし編集プロダクションで日本旅行協会の会報誌、政府観光局のパンフレットやウエブの編集、執筆を担当。取材先を選定し、一眼レフカメラを片手に取材をしていま…
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