写真：土庄 雄平
地図を見る長崎の麺料理と言えば、一にちゃんぽん、二に皿うどん！いわゆる他の地域に定着している「ラーメン」や「中華そば」というラインナップはほとんど見られません。しかしながら、今回紹介する長崎の新名物は「鶏白湯ラーメン」！まさに今流行している濃厚ラーメンの一つのジャンルです。
そんな一般的なラーメンどこでも食べられるのでは？と思う人もいるかもしれませんが、そんなことは全くありません！
今回紹介する「天風」が提供するのは、全国のラーメンを巡り歩いた店主が作り上げる、至極の鶏白湯。ラーメン文化が根付いていない長崎だからこそ、定着させたいという熱意がこもった一杯は、多くの地元民から愛され、2019年オープンながら超人気店に！
また癖の強い店主節や、バリエーション豊かなコスパ抜群メニューも密かなブレイクの理由です。それでは詳細を紹介していきましょう。
写真：土庄 雄平
地図を見る「天風」が位置するのは、長崎市街の北に位置する住吉地区。JRで長崎から二駅・西浦上駅で降りるか、長崎電気軌道の千歳駅を降りて、徒歩10分ほどの場所に位置しています。
白い建物に赤暖簾をくぐったら入店です。早速メニューを見て注文へ移りますが、勘の鋭い人はすぐ、このお店の特色に気づくはず！
写真：土庄 雄平
地図を見るなんと個性あふれるメニュー表！手作り感満載なのもそうですが、トマトラーメンの横の「フレッシュフレッシュフレ〜ッシュ」の魔法の呪文や、「身体が喜ぶ麺類」というユーモア、そしてよく分からない子供がメニュー表の裏で顔を覗かせています！笑
写真：土庄 雄平
地図を見るそして思わず店内を見渡せてみれば、そこら中に癖の強い店主節が！実は、この天風の店主は、気さくさを通り越した面白店主として話題を呼んでいるのです。しかも、例えば、店が閉まっていてもお客さんが入って来れば営業を開始するなどサービス精神も旺盛！
この店主の人の良さと、独特な店主節が、このお店にリピーターが生まれる一つ目の理由と言えるでしょう。
写真：土庄 雄平
地図を見る天風の看板メニューは何と言っても「鶏白湯」！一杯のスープあたり二羽分に相当する大量の鶏ガラを贅沢に使い、長時間煮出しているのが特徴。そして、そこに豚骨スープを独自の配合で加えることで、こってりとまろやかながら、後味がすっきりした絶品スープが作られます。
麺との絡み具合も抜群で、口に運ぶたびにスープの旨味と、麺の香りが喉の奥に染み入っていくよう。またトッピングの肉団子や梅干しといった個性的なメンツも、良い仕事をしてくれますよ！
ベースを醤油と塩で選べますが、よりダイレクトな素材の旨みを感じられる塩がオススメ。
写真：土庄 雄平
地図を見るしかし、実は「天風」の凄さはこれだけではありません！実は鶏白湯の陰に隠れメニューが存在します。その名も「鴨ネギ麺」。
こちらは何と、鴨肉チャーシューが入り、丁寧にとった出汁を使っているにもかかわらず、380円という破格のコスパ！鶏白湯と一緒に食べても1000円ほどなので、男性の中にはダブル注文する常連客も多いです。
この気前の良さ、前述したサービス精神旺盛の店主ならでは、ではないでしょうか？
写真：土庄 雄平
地図を見るそして最後に、密かにオススメなのが、ある時だけ限定の「豆乳プリン」！なんとこちらは20円という駄菓子級の価格。お客さんに喜んでほしいという店主の思いがストレートに出ています！
あれ？ラーメン二杯と豆乳プリンでちょうど1000円!?（まさか、店主そこまで計算していないよね…？）
名物の鶏白湯を中心に、こだわりラーメンをお腹いっぱい頂き、おまけにデザートを含めてもお札一枚でいただけるお店「天風」。今や長崎のB級グルメ界を席巻している名店と言えるでしょう！
写真：土庄 雄平
地図を見る今回紹介した内容から、訪れたお客さんほぼ100%が絶賛するラーメン店「天風」。2019年にオープンし、まだまだ新店ながら、今や長崎の麺料理で欠かせない存在感を放っています。
しかしながら注意点がひとつ！実はこの「天風」は納得いくスープが仕込めた日のみ営業するという特殊スタイル。加えて電話番号非公開なので、長崎市民ですら、ようやく入れたという人がいるほどです。
入店できるかは完全に運次第！しかしながら最近は、オーナーが店を切り盛りするのも慣れ、スープの味も安定し、開店日数が増えています。賭けにはなってしまいますが、ぜひ足を運んでいただきたい名店です。
住所：長崎県長崎市千歳町16-2
営業時間：不定（スープが出来次第〜無くなる迄）
※開店する日は18時〜21時の時間帯が確実
定休日：日祝が多いとのこと
電話番号：非公開
2020年4月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
この記事の関連MEMO
この記事を書いたナビゲーター
土庄 雄平
1993年生まれ、愛知県豊田市出身、同志社大学文学部卒。第二新卒を経験後、メーカー営業職とトラベルライターを両立。現在は、IT企業に勤務しながら、自然や暮らしに一歩踏み込む、情報発信に精を出す。山岳雑…
トラベルjpで250社の旅行をまとめて比較！
このスポットに行きたい！と思ったらトラベルjpでまとめて検索！
条件を指定して検索
