ガウディの世界観溢れるフォトジェニックな「グエル公園」

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ガウディの世界観溢れるフォトジェニックな「グエル公園」

ガウディの世界観溢れるフォトジェニックな「グエル公園」

更新日:2019/07/29 17:47

Mayumi Iwasakiのプロフィール写真 Mayumi Iwasaki シドニー在住・建築好きフォトグラファー&ライター

バルセロナに訪れたらスペインが誇る建築家「アントニ・ガウディ」の作品は見逃せません。彼が設計した「カサ・ミラ」や「グエル邸」と共に世界遺産に登録され、独特の世界観やバルセロナの絶景が楽しめる「グエル公園」でフォトジェニックな写真を撮影してみませんか。

ガウディ設計の「グエル公園」とは?

ガウディ設計の「グエル公園」とは?

写真:Mayumi Iwasaki

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「グエル公園」は元々スペインのカタルーニャ出身の建築家、アントニ・ガウディのスポンサーだったグエル伯爵が、彼に依頼して作った庭園型の集合住宅だった場所です。完成した当時は残念ながら不便な立地や独特なデザインのため全く売れず、最終的にはバルセロナ市が買い取り今の公園という形になりました。

ガウディ設計の「グエル公園」とは?

写真:Mayumi Iwasaki

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小高い丘の自然の地形を生かした緑溢れる美しい公園は、まさにガウディのデザインが詰まった自然と調和した芸術作品。1984年には「グエル邸」「カサ・ミラ」と共に「アントニ・ガウディの作品群」として世界遺産に登録されています。

【1】大階段にある水の守り神「大トカゲ」

【1】大階段にある水の守り神「大トカゲ」

写真:Mayumi Iwasaki

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公園の正門(現在こちらは出口として使用されており、入口は正門から200m程右側にあります。詳細は後ほど記載)を入るとまず目の前に現れるのが、こちらの大階段。カラフルなタイルや有機的なフォルムなどガウディらしさが散りばめられた45段ある階段を上がって行くにつれ、一歩一歩ガウディの世界に足を踏み入れているような感覚になります。

【1】大階段にある水の守り神「大トカゲ」

写真:Mayumi Iwasaki

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「グエル公園」の人気撮影スポットの一つ目は、こちらの大階段に鎮座している泉を見守る神「大トカゲ」の彫刻です。鮮やかでカラフルなモザイクタイルを使用していて、その独特のフォルムにクスッと笑ってしまう愛嬌があります。トカゲの口からはヨダレのようにチョロチョロと水が流れていて、泉の守り神さながら噴水という役割もしています。

その奥に見えるのは、古代ギリシャ神話の「世界のヘソ」と呼ばれる聖地を象徴した石だそう。所々にギリシャ神話の要素が散りばめられています。

【1】大階段にある水の守り神「大トカゲ」

写真:Mayumi Iwasaki

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園内一番の人気撮影スポットとあって、大トカゲと一緒に記念撮影しようと皆、列を作って並んでいます。SNSにアップするためなのかそれぞれ10枚以上も撮影するので少々時間は掛かりますが、辛抱強く待ちましょう。

【2】曲がりくねった石のトンネル「洗濯女の柱廊」

【2】曲がりくねった石のトンネル「洗濯女の柱廊」

写真:Mayumi Iwasaki

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「大トカゲ」のいる大階段を左側に登って行くと、2番目の撮影スポット「洗濯女の柱廊」と呼ばれる荒々しい石積みの柱廊があります。元々は道路を通すために作られた歩道ですが、絶妙なバランスでどこまでも続く湾曲した通路が、まるで自然が作り出す波のトンネルのような奥行き感を感じます。

【2】曲がりくねった石のトンネル「洗濯女の柱廊」

写真:Mayumi Iwasaki

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こちらも人気撮影スポットなので、カメラを構える人の後ろにはたくさんの人が列をなしています。午前中に訪れると何本も続く柱の横から太陽が差し込み、石の質感と陰影が織りなす空間の中で神秘的な写真が撮れそうです。

【2】曲がりくねった石のトンネル「洗濯女の柱廊」

写真:Mayumi Iwasaki

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カラフルでポップな公園の全体的な雰囲気とは少し異なり、まるで古代の遺跡にいるような歴史さえも感じてしまいます。因みに右端の柱に立っているのがこの柱廊の名前に由来する「洗濯女」の像で、この公園の中で唯一人間をモチーフにしたものなんです。

こちらの柱廊は奥に進むと遊歩道が続き、そのまま公園の下に降りて大階段にたどり着くことが可能です。

【3】バルセロナの街を一望できる「大広場」

【3】バルセロナの街を一望できる「大広場」

写真:Mayumi Iwasaki

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「大階段」から「洗濯女の柱廊」を過ぎてそのまま階段を上がって行くと、「グエル公園」随一の絶景スポットである「大広場」に出ます。波打つように湾曲した腰壁の下には、古代ギリシャ建築を思わせる列柱で支えられたホール(市場)と貯水槽がありますが、残念ながら2019年7月現在は改修工事中です。

【3】バルセロナの街を一望できる「大広場」

写真:Mayumi Iwasaki

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ホールの上部には、カラフルなモザイクタイルが散りばめられ、クネクネと曲がりくねったベンチで囲まれた半円形の大きな広場が広がっています。広場を訪れたらまずは先端に行って、カラフルなベンチに座りながら、バルセロナのダイナミックな眺望をバックに撮影しましょう。

【3】バルセロナの街を一望できる「大広場」

写真:Mayumi Iwasaki

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高台に建っているため、目の前にはバルセロナの街並みを一望できる絶景が広がり、ガウディ建築で有名な「サグラダ・ファミリア」や地中海に面したビーチ「バルセロネータ」も見渡すことができます。

また朝早くに訪れると、バルセロネータに上る朝日を眺めることもできるんですよ。

オープン前に入場すると入場料が無料に!

オープン前に入場すると入場料が無料に!

写真:Mayumi Iwasaki

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グエル公園には有料エリアと無料エリアがあり、今回ご紹介したスポットは全て有料エリアにあるので入場するにはチケットが必要です。チケットは時間予約制になっていますが、現地で当日購入するのはかなり時間が掛かる可能性があるので(ハイシーズンには2〜3時間待ちも)オススメしません。是非、事前にネット予約してから訪れましょう。

実は有料エリアを無料で入場できてしまう裏技があるんです!公園が開園する8:00am(冬場は8:30am)より前に入場すれば、普段出口になっている正門が開放されていて無料で入場できます。しかも一度入場すれば、好きなだけ公園内に滞在することができます。

夏場だと朝7時には日が昇っているので周囲は明るく、比較的人が少ない中で撮影が楽しめます。夏のバルセロナは日差しが強く暑いので、まだ気温の上がりきらない過ごしやすい時間帯にのんびり公園散策もできます。
(冬場はまだ暗い可能性がありますので、治安にご注意下さい)

「チケット予約」について関連MEMOのリンクをご参照ください。

オープン前に入場すると入場料が無料に!

写真:Mayumi Iwasaki

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グエル公園はバルセロナの市街地から北西に約4〜5km離れた小高い丘の上にあります。電車やバスでも行けますが、電車で行く場合は最寄りの「Lesseps」駅から徒歩20分程度掛かり、長く急な坂を登ることになるのでかなり大変です。タクシーでも市街地から15分程なので、体力を温存したい場合や時間を節約したい場合はタクシーで訪れることをオススメします。

オンラインでチケットを購入した方は、地下鉄L4の「Alfons X駅」から出ている無料シャトルバス「Bus Guell」を往復で利用できます。予めオンラインでチケットを購入した場合は、シャトルバスを利用しましょう。

「無料シャトルバス」について関連MEMOのリンクをご参照ください。

オープン前に入場すると入場料が無料に!

写真:Mayumi Iwasaki

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昼間にはかなりの人混みが予想されるので、グエル公園への訪問は朝早い内に訪れるのがオススメです。昼間は人でごった返す階段やベンチ周辺も、そこまで人がいないので比較的簡単に記念撮影ができます。

バルセロナの主要観光スポットからも若干離れているので、朝早く起きて、グエル公園に訪れてから朝食を食べ、それからバルセロナ観光を始めるというコースもいいかもしれませんね。

バルセロナでの1日を、朝のグエル公園でのフォトジェニック・スポット巡りから始めてみてはいかがでしょうか。

グエル公園の基本情報

住所:Carrer Olot 5, 08024 Barcelona
電話番号:+34-934-091-831
営業時間:
1/1-2/16 8:30〜18:15
2/17-3/24 8:30〜19:00
3/25-4/29 8:00〜20:30
4/30-8/26 8:00〜21:30
8/27-10/27 8:00〜20:30
10/28-12/31 8:30〜18:15

入場料:10.00ユーロ(大人)

2019年7月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

掲載内容は執筆時点のものです。 2019/07/06 訪問

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