写真:肥後 球磨門
地図を見る鹿児島県大隅半島の中央部に位置する鹿屋(かのや)市の中心部から少し離れたところに真新しい神社があります。2017年に建立された「神徳稲荷神社(じんとくいなりじんじゃ)」で、鳥居といえば石や木で作られたものが一般的ですが、ガラスの鳥居が珍しいとSNSで話題になっています。
写真:肥後 球磨門
地図を見るガラス鳥居の両側に狛狐が置かれて、ガラス鳥居の後ろには綺麗に並んだ千本鳥居が見えます。近未来的なガラスの鳥居が、伝統ある千本鳥居や狛狐と融合してなんとも不思議な雰囲気を醸し出しています。
写真:肥後 球磨門
地図を見るガラス鳥居は社殿の前にある池のそばにも立っています。ガラスを数枚重ねてあるにもかかわらず、一枚のガラス板のような透明感があり、水との融合も心憎いばかりです。
写真:肥後 球磨門
地図を見る神社参拝の「行」は樹木のトンネルを進み、帰りは千本鳥居を使う右側通行になっています。およそ20メートルの樹木参道には樹木からのパワーが降り注いでいるようで、清々しい気分で参拝できます。
写真:肥後 球磨門
地図を見る参道の途中にある「授かりし えんむすびの 大石」と書かれた鳥居を見逃さないようにしましょう。
写真:肥後 球磨門
地図を見る鳥居の奥にあるのが、神職がお告げを受けて授かったという縁結びの大石です。この石にはハート型の模様があり、優しく触ると縁結びの幸運が訪れるといわれています。どこにハート形があるか、石の周りをじっくり回って探してください。もし見つからなくても石に触ることでご利益があるということなので安心してください。
写真:肥後 球磨門
地図を見る樹木参道を抜けると現れるのが真新しい社殿です。以前は小さな祠の「お稲荷さん」で地元の五穀豊穣を見守っていましたが、2017年に縁あってこの地に遷座され、立派な社殿が建立されました。
写真:肥後 球磨門
地図を見る社殿内に設けられたガラスの祭壇です。神社の祭壇といえば木製が一般的ですが、ガラスの鳥居を持つ神社ならガラスの祭壇ですね。とはいえ珍しさに目を見張ってしまいます。
写真:肥後 球磨門
地図を見る社殿内で見逃せないのが天井の彫刻です。20センチ四方の枠の中に様々な図柄が彫られています。どれも見事な彫刻なのでお見逃しなく。ガラスの祭壇と伝統的な彫刻。凛とした空気が漂っているように感じます。
写真:肥後 球磨門
地図を見る神徳稲荷のおみくじはちょっと変わっています。一般的なおみくじは神社境内の樹木などに結び付けますが、神徳稲荷ではおみくじを社殿の前にある龍のような姿をした木から流れ出る水を使って清めるのです。
写真:肥後 球磨門
地図を見るおみくじを引くには、説明書きにあるように人さし指で願いを込めながら玉をグルグルかき混ぜ、星形のハンドルを回します。そして出てきた玉に書かれた番号の札を受け取るのです。
写真:肥後 球磨門
地図を見る読み終わったおみくじは池で清めます。水に濡れるとみるみるうちに溶けていき、跡形もなくなります。これでお清めは終わり。おみくじに書かれていた良いことも悪いことも清められるので、すべて水に流してしまいましょう。
写真:肥後 球磨門
地図を見る社殿向かって左側の社務所にはお札やお守りなどが沢山並んでいます。この中で1,2の人気があるのが神社のシンボル「ガラスの鳥居」を模った「鳥居お守り」です。
写真:肥後 球磨門
地図を見るそしてもう一つ人気があるのが「金のうんこ」です。財布などに入れて持ち歩けば金運や幸運、「運」が付くものがどんどん舞い込んでくると人気を集めています。「鳥居お守り」と対で持てば物凄い運気が舞い込んでくるかも。
写真:肥後 球磨門
地図を見る参拝を終え縁起物を手に入れて境内から出るときは、鮮やかな朱色が並ぶ千本鳥居へ。整然と並ぶ鳥居のトンネルが生み出すリズム感にお稲荷さんのご利益が増幅していくようにも感じられます。何かを感じ取るようにゆっくりと進んでみてください。
ガラスの鳥居と祭壇、燃えるような赤色が美しい千本鳥居や社殿の天井に施された彫刻、水で清めるおみくじなどモダンと伝統が融合する新しい形の神徳稲荷神社。新しい神社ならではの雰囲気を味わいに参拝してはいかがでしょうか。ガラスの鳥居はSNS映えするのは間違いなしです。
住所:鹿児島県鹿屋市新栄町1771-4
電話番号:0994-36-0303
社務所営業時間:9:00〜17:00
アクセス:東九州自動車道「笠之原IC」から約20分
2019年8月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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(2024/3/19更新)
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