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写真:Hiroko Oji
地図を見るスイスアルプスと言えば「ハイジ」を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。スイスの女流作家ヨハンナ・シュピリの児童文学小説『アルプスの少女ハイジ』は、マイエンフェルトと近くのイェニンス村が舞台とされています。
彼女の小説を日本でアニメ化した『アルプスの少女ハイジ』の影響によって世界中から観光客が訪れるマイエンフェルト。ローマ時代からの歴史あるブランディス城をはじめ、ハイジの泉やハイジハウス(ハイジ博物館)などがあり、 美しい山並みの麓に葡萄畑が広がるワインの産地にもなっているのがマイエンフェルトです。
写真:Hiroko Oji
地図を見るマイエンフェルト村の中心地には壁画の素敵な村役場の建物があり、その奥にはローマ時代からの歴史があるお城の建物が続きます。窓には可愛らしい色の鎧戸がアクセントとなる家屋や別の壁絵が描かれた家屋なども建ち並び、メルヘンを感じます。
写真:Hiroko Oji
地図を見るこの中心地から数分歩いただけで、周辺には長閑な葡萄畑が広がり高品質なワインを生産するワイナリーが点在する村。美しい山並みがバックに控える風景が心を癒してくれます。
写真:Hiroko Oji
地図を見る赤い標識「Heidiweg」に従って歩けばハイジの世界に導いてくれるマイエンフェルト。ただし、ハイジの泉へ向かうには赤の標識でなく小さく書かれた黄色の「Heidibrunnen」という標識に沿って進まないと辿り着けませんのでご注意を!
泉まではトカゲもあちこちに出没する葡萄畑の中を進むこと20分ほど。やがて車道沿いにある駐車場に出たらそのすぐそばにあるのがこのハイジの泉です。ハイジがいたずらっぽく泉をのぞき込んでいるのが可愛らしい!
写真:Hiroko Oji
地図を見るハイジの泉で喉を潤したら、再び葡萄畑の中を進みます。
次にまた車道沿いに出るとすぐ左横にあるのがこの展望塔。鉄製の螺旋階段になっていて、てっぺんからは周囲の木立と牧草地の風景が見下ろせます。と言っても一部は横の木の葉が生い茂って見通せない所もあるのですが。
写真:Hiroko Oji
地図を見る牧草地と葡萄畑と背後の山並みを眺めながら10分ほどでハイジドール地点に到着。ここはハイジ村の入り口とでもいえるところでしょうか。人形となったハイジとペーターと子ヤギのユキちゃんたちがお出迎えしてくれます。この奥にあるのがホテル・レストラン・ハイジホフ。手前は広い駐車場となっています。
写真:Hiroko Oji
地図を見るホテル・レストラン・ハイジホフの入り口にはまさにアニメに登場するハイジとペーターが描かれており、見晴らしの良いテラス席も設けられています。眺めの良い席を陣取って一休みできますよ。
<ホテル・レストラン・ハイジホフの基本情報>
住所:Bovelweg 16, 7304 Maienfeld
電話番号:+41-81-300-47-47
写真:Hiroko Oji
地図を見るハイジホフからさらに標識に従って牧草地を進むとハイジドルフの村役場前にたどり着きます。
この前の建物内にあるチケット売り場でハイジハウスの入館チケットを手に入れましょう。スイストラベルパス(※)を持っていると割引があります。
※ 鉄道、バス、湖船を含むスイストラベルシステムに利用できるパス。日数別にフレキシータイプと連続タイプがあり、期間中交通機関には乗り降り自由に利用でき、博物館・美術館などが無料または割引になるお得なシステムです。
写真:Hiroko Oji
地図を見るそして、坂道の入り口にあるハイジハウスへ!
文字通り「ハイジの家」なのですが、古い農家を改装してハイジの時代の生活を再現している博物館となっています。
写真:Hiroko Oji
地図を見る館内は、当時の生活がそっくりそのまま見てわかるように設定されています。
農家なので農具がいくつも壁際に並び、採れた野菜が置かれていたり、ワイン樽が3つほど並んでいたり、木製のスキー板や雪上用の下駄のような物や糸巻き車なども。台所だったり、寝室だったり、小さいけれど色々な部屋が再現されています。
写真:Hiroko Oji
地図を見るある一室では、ハイジとペーターが仲良くお勉強している再現シーン。他にはクララのお部屋に車いすが置かれていたり、世界中の言葉に翻訳された絵本が並べられていたり、結構楽しめます。
写真:Hiroko Oji
地図を見るハイジハウスから少し坂を上った所には、夏の間にハイジたちが過ごした山小屋も設けられています。この山小屋には藁を敷いたベッドや大きな鍋がぶら下がる台所にチーズを作る作業室などの様子も再現されています。
<ハイジハウスの基本情報>
住所:Oberdörfligasse, 7304 Maienfeld
電話番号:+41-81-330-19-12
開館時間:10:00〜17:00
写真:Hiroko Oji
地図を見るハイジハウスのあるハイジドルフだけでも十分ハイジの世界を満喫できるのですが、お時間と体力に余裕があれば、さらに上に続く山道に入り森の中のジグザグ道を上って行ってください。
山道は標高差400メートルほどあるのですが、途中からの眺めは素晴らしいばかり!麓のマイエンフェルトだけでなく奥に続くランカルトの町並みまで見渡すことができます。
写真:Hiroko Oji
地図を見る途中、ところどころに見事な鷲の木彫りやペーターとヤギたちが喉を潤した水飲み場、登場人物にクララの木の車いすなどのオブジェが説明版と共に設置されており、ハイジの世界に引き込まれてしまいます。
写真:Hiroko Oji
地図を見る山道の終盤に入ると、そばで牛が草を食むハイジのツリーハウスがあり、さらに進むと手を振ってハイジを迎えるおばあさんの木彫り人形が。そして視界が開けたら、そこはハイジたちが夏を過ごした広々とした牧草地!思わず寝ころびたくなる緑のじゅうたんが敷き詰められています。
牧草地の一角にはハイジたちが夏の間過ごした山小屋ハイジヒュッテが設けられており、レストランとして私たちを出迎えてくれます。かなりの山道を登ってきた後ですので、ここで寛げるひと時は最高!ただし電気が通っていないので冷蔵庫はありません。山の湧き水で冷やしただけの飲み物が出てきますので、ちょっとぬるめなのが残念なところ。しかし眺めは絶品です。ゆっくり疲れを癒した後は、ヨハンナ・シュピリが滞在していたというイエニンス村やハイジの物語を思いついたというローフェルス村までの散策コースをお散歩気分で下って行きましょう。
大都市のチューリッヒから列車でわずか1時間と少しで訪れることができるマイエンフェルト。『アルプスの少女ハイジ』の舞台となりスイスを代表する長閑な風景が満載の村です。この村から夏の山小屋までを楽しむには少なくとも半日以上、できれば1日かけてゆっくりピクニック気分でお出かけしていただきたいところです。
そのためにはやはりマイエンフェルトでの宿泊をお勧めします。コースの途中でご紹介したホテル・レストラン・ハイジホフだけでなく、駅前にはホテル・ヒルシェンや、駅の反対側徒歩数分のところにはスイス・ハイジ・ホテルなど落ち着いて滞在できる宿泊施設も完備されていますので、ぜひご利用ください。
2019年8月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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