バラ好きにたまらない!神奈川県平塚市にある「花菜ガーデン」

バラ好きにたまらない!神奈川県平塚市にある「花菜ガーデン」

更新日:2019/09/16 18:14

木村 優光のプロフィール写真 木村 優光 和風景写真家、夜景愛好家
神奈川県のちょうど中央エリアに位置する平塚市には、「花菜ガーデン」と呼ばれる神奈川県が運営するフラワーパークがあります。四季折々に多彩な花が咲き乱れ、訪問する人すべてが感動の渦に巻き込まれます。特にバラに特化したエリアは広大で、見ごたえあり!さらに、花を単に魅せる植物園とは一味異なり、魅せ方もひと工夫されているため、ガーデニングの参考になる箇所も多いです。バラ好きの方は絶対に抑えておこう!

アウトレットモールと間違えてしまいそうな入口周辺

アウトレットモールと間違えてしまいそうな入口周辺

写真:木村 優光

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駐車場の北側に位置する入口は、小さいながらもモダンな造りの売店や展示ホールなどの片隅にあります。駐車料金は1000円ですが、売店やレストランで2000円以上使用すれば無料になる仕組み。家族連れで訪問すれば必然的に2000円は超えてしまうので、意外とお得です。

入場料はバラの季節はピーク料金の800円と、やや高めの設定ですが、バラ好きやガーデニングが趣味の方にとっては安いくらいのお値打ち料金です。特に、バラエリアは園内の多くを占めるため、見ごたえあり!

アウトレットモールと間違えてしまいそうな入口周辺

写真:木村 優光

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入口から園内へ入ると、屋外アウトレットモールに間違って来てしまったのか?と勘違いするような雰囲気のエリア。このエリアは駐車場を含めてめぐみの研究棟ゾーンと呼ばれ、屋内には、展示ギャラリーや花菜来ライブラリーなどがあります。

中には、神奈川県の自然に関する展示などもあり、情報量としては他の植物園には類を見ないおもてなしです。また期間によっては様々なイベントが開催され、特に園芸やガーデニングに特化した相談コーナーなども設けられるので、園芸でお悩みのある方は必訪です。

「花菜ガーデン」の多くを占める「薔薇の轍」

「花菜ガーデン」の多くを占める「薔薇の轍」

写真:木村 優光

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「薔薇の轍」は「花菜ガーデン」でも広範囲にわたるエリアで、そのほとんどは名前の通りバラが主役となります。この「薔薇の轍」は、オールドローズ、モダンローズ、イングリッシュローズなど系統・分類ごとのテーマに分かれたエリアとなっているのが特徴です。

写真はオールドローズとモダンローズのエリアの境目にあるアーチ。春と秋には写真のようにアーチにびっしりと絡まったバラが満開となり、素晴らしい光景に!そしてエリア境目のレンガの塀もバラの花を引き立てる主役となっています。

「花菜ガーデン」の多くを占める「薔薇の轍」

写真:木村 優光

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「薔薇の轍」のちょうど中央付近には、ツルバラ(クライミングローズとシュラブローズと呼ばれる種)がたくさん植えられたエリアがあります。一度に大量に咲く種のバラなので、見ごたえあり!

そして、このエリア内には、これらのバラが植栽されている様子を見下ろせるパーゴラがあります。パーゴラから見下ろす様子は、まるでバラが波を打っているかのよう!バラの花色も様々で、間近で見ても素晴らしい光景です。

なお、このエリアに設置されているバラ棚は、横に大きく波打つ形をしているため、それに沿って絡まるバラによって湘南の海をイメージしているのです。

「花菜ガーデン」の多くを占める「薔薇の轍」

写真:木村 優光

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「薔薇の轍」エリアには、所々にバラのアーチやベンチが設けられているので、家族で写真を撮るのも良いでしょう。特に大切な異性と訪問した場合は、二人でベンチに座ってバラに囲まれた写真を撮ると良い記念になります。アーチやベンチの種類は様々で、一番気に入ったところで写真を撮ると良いでしょう。

花壇の中のオブジェにも注目してみよう!

花壇の中のオブジェにも注目してみよう!

写真:木村 優光

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植物園といえば、様々な花が種類ごとに綺麗に整列されて植えられているイメージを持つ方も多いでしょう。しかし、「花菜ガーデン」は様々な花を見るだけでなく、それらをどのように演出しているかといったところも見どころのうちの一つです。たくさんの花が植えられた花壇の中には様々なオブジェが置かれ、絶妙なレイアウトに仕上がっています。

写真は丸太で作られた草食動物をイメージしたオブジェ。草花が植えられているだけですと、素通りしてしまいがちですが、このようなオブジェが置かれていると、カメラを向けたくなりますよね。そして何よりも、ガーデニングを趣味としている人にとっては参考になる点が非常に多いです。

花壇の中のオブジェにも注目してみよう!

写真:木村 優光

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「風ぐるま迷図(かざぐるまのめいず)」は、バラ園の最東端に位置し、香りのあるバラやクレマチスをメインに植えられています。名の通り、植え込みによって隔てられた迷路のような回廊が設けられたエリアで、その季節ごとに足元には宿根草や一年草が植えられています。

所々にガーデニングレイアウトの参考となるオブジェなどが置かれ、ガーデニング初心者にはとても勉強になるでしょう。そして何より、背丈の違いでの草花の植え方など、参考になるところは山盛りです。

ショップも充実

ショップも充実

写真:木村 優光

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お土産コーナーは、めぐみの研究棟ゾーン内に「ディア・チャペック」と呼ばれるショップがあり、非常に多くの種類のものが売られています。特に神奈川県産の特産品が多く売られているため、他県から来た場合はお土産として購入するのも良いでしょう。

そして、めぐみの研究棟ゾーン東側でも、バラが咲く季節に京成バラ園などが出店されます。園内で見た同じバラを購入したい場合は、同じものがあればこちらで購入できます。

ショップも充実

写真:木村 優光

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「花菜ガーデン」を訪問した記念として、入口の脇に記念撮影ポイントが設けられています。バラの花が咲く季節はバラの花によって飾られた撮影ポイントは非常に美しい!中央の椅子に座って記念撮影をして帰りましょう。

花菜ガーデンの基本情報

住所:神奈川県平塚市寺田縄496-1
電話番号:0463-73-6170
アクセス:小田原厚木道路平塚インターチェンジより車で南東へ約5分
※バラの見頃は例年5月中と10月中。

2019年9月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

掲載内容は執筆時点のものです。 2019/05/25 訪問

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